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熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

非常時にこの状態では

2020-04-25 23:20:03 | 感染
新型コロナウイルスの重症化を防ぐ治療薬としてアビガンが期待されています。

今の日本でどうすればアビガンを使えるのか。

平時に流通しているものではないため、薬の価格が決まっておらず、流通ルートも確立されていません。

そのため、医療保険を使わない「自由診療」で使おうとしても、一般の医療機関では入手することは不可能だそうです。

東京都足立区内にある病院の医師は「薬剤部にアビガンを入手しろと依頼したら、『流通ルートがないので無理』と言われた」ということです。

治験の場合、条件や人数、実施している医療機関の方針などがあり、希望通りに参加できるかは不明ですが、もう一つ道があります。

治験より規制の緩い「観察研究」という方法で、安倍首相も認めています。

しかし、この方法も実現できていません。

誰か邪魔する人がいるのでしょうね。

この非常時に平時の手続きにこだわっている厚生労働省の人間はクビにしたほうがいい。

戦争で爆撃されているのに、条例で規定するまで防空壕は掘れないと言っているようなものです。

専門家委員会の会長も、①重症化リスクの大きい高齢者や基礎疾患のある感染者に対して、②重症化する前に、③本人の同意を得るという条件で、アビガンを使用するべきだと言っています。

早く使用できるようにしてほしい。

重症化リスクの高い人は安心する材料になるし、重症化する人が少なくなるので医療崩壊も防げる。

このままズルズルと治験が終了するまで待っていたら、何人の患者が犠牲になるのか。

アビガンを服用されるのは上級国民だけなのか。

安倍首相は指導力を発揮してほしい。




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