熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

年収300万円時代を生き抜く経済学

2009-07-05 14:10:56 | Weblog
一昔前にかなり話題になった、森永卓郎さんが執筆した本「年収300万円時代を生き抜く経済学」を図書館で借りて読みました。

前半は、小泉構造改革と竹中平蔵氏の経済政策に対する痛烈な批判で、これは、私も同感なので気持ち良く読めました。

後半は、本のタイトルである、生き方のお話です。
具体的な方法論は提示されていませんが、要するに「足るを知る」ですね。

この種の本では、年収を増やす方法論が中心になるのですが、この本は、年収300万円という現状を認めた上で、豊かな生き方を提案しています。

つまり、食事は贅沢をしなくとも豊かな食生活は実現できる、値段の高いブランド品を身につけなくとも、ユニクロ等のお店でリーズナブルな値段の洋服が入手できる、フリーマーケットを利用すれば思わぬ良い品に会えるかもしれない。

年収を増やすためにあくせく働くことはやめて、ゆったりとした時間を楽しむ生活を選択する、生活費の安い場所で生活する等が具体的な方法でしょうか。

気持ちを豊かにして、ノンビリ過ごす場所として、著者は沖縄を推薦していますが、全く同感です。
私も花粉症の時期は、沖縄でゆったりとした生活を楽しもうと考えています。
できれば、来年の花粉症の時期から実現したいですね。

この本の生き方は、現在の私の生き方そのもののような気がします。
年収、好きな仕事(コンサルタント、論文執筆、講演活動)、年に1回~2回の海外旅行、時間がたっぷりある等、筆者が提案している生活を実行しています。

私も結構良い生活をしているのですね。
なにしろ、ベストセラー本で提案されている生活を実行しているのですから。



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コメント
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