goo blog サービス終了のお知らせ 

熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

口述試験

2007-09-11 16:07:54 | Weblog
弁理士論文試験の合格発表の日が近づいてきましたので、口述試験について経験談を書いてみます。

昨年の今頃は、妻と一緒にニュージーランド旅行をしていました。
昨年の論文試験の自己評価が低く(少なくとも前年よりは出来が悪い)、半分合格をあきらめていましたので、旅行三昧の日々を過ごしていた訳です。

それでも、合否結果が気になっていたので、発表日の3日前には帰国していました。
発表当日、自分の受験番号が合格者の中にあり、ビックリしたことを覚えています。
それからが大変で、急いで口述模擬試験の申込を行いましたが、Lは抽選で外れ、Wがかろうじて電話予約でき、あと私ゼミ1か所の合計2回の模擬試験のみでした。

⇒論文試験の自己採点はあてになりません。
自己採点が低くても合格する可能性は十分あります(何しろ相対評価ですから)ので、口述試験の勉強は早めに開始すべきです。

私の口述試験勉強方法は、GSNの「口述対策用 一問一答集」を中心に(この1冊でも十分なくらいに充実しています)、論文基本問題のレジメ、四法対照条文集(短答試験用の書き込みのあるもの)の3点セットを繰り返し使用しました。

それから、何といっても口述模試を受けることが重要です。
私は、企業で昇進・昇格面接を数多く受け、面接試験官にもなったことがあり、面接試験で緊張することはないと思っていましたが、最初のWの模擬試験ではかなり緊張したことを覚えています。
2度目の私ゼミの模試ではそれほど緊張せず、幸いにも本番では全く緊張しませんでしたが、面接試験に慣れていない方は、かなり緊張すると思います。
したがって、できるだけ多くの模擬試験を受けた方が良いと思います(最低でも3回、できれば5回)。
そのためにも、論文合格発表前に申し込み可能な模擬試験は、今から申し込んでおいた方が良いでしょう。

論文試験に合格する実力のある方ならば、勉強方法さえ間違えなければ口述試験に合格できると思います。
ただし、口述試験は昨年も10%程度が不合格になっている試験なので、決して油断してはいけません。

口述試験本番までは、不合格になる可能性が高い試験であると考えて目一杯勉強し、本番では、これだけ勉強したのだから落ちるはずはないと、自信を持って試験に臨んで下さい。

そうすれば、「栄冠は君に輝く(どこかで聞いたことがあるフレーズ)」を実感することができるでしょう。

あと少しです。
悔いのないように勉強して下さい。



ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする