わくわく記録帳

一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。
そんなに!?
記録しておかないのはもったいないよね。

Party! Party! Party! Party!

2008-02-18 23:11:06 | ライブ・イベント
行ってきた 佐野元春 SWEET SOUL BLUE BEAT TOUR@神奈川県民ホール。
(ここんとこ、完全に1日遅れの記事アップになっているなぁ



約2年ぶりの元春ライブ。
COYOTEというとってもステキなあったかいアルバムが出てのツアー。
そしてHOBO KING BANDと10年というメモリアルなツアー。



多少ネタばれあり!なので、これから行く方、セットリストを知りたくない方はご注意をば。




きらびやかなセットがあるわけでもないけれど、今回は元春とBIG BANDが贈るダンスパーティーというような雰囲気が終始流れていた。
薄いスクリーンが張られて、そこにPVが流れ、ピアノを弾く元春・・・


うわーっ!ピアノを弾く元春、久々に見たー!と既に鳥肌。
しかもGOOD TIMES BAD TIMESですよ!
この瞬間から涙腺が全開しました


そして、I'm IN BLUE
この曲・・・・、この曲が晃司くんを引き合わせてくれたわけですよ。
デビューアルバムで元春をカバーしてる!アイドルなのにかっこいいじゃんって思ったのが、晃司くんとの出会い。
まさかまさか、ライブで聴けるとは
泣くようなところではないのに、しかもまだ2曲目なのに、号泣ですよ


新旧とりまぜたセットリストで、HOBO KING BANDと初めて作ったアルバムBURNからも何曲かやってくれたり、前作 The SUNからも何曲か・・・



元春のライブのステキなところは、(最近あんまり他のミュージシャンはしないけど)
「この曲はこんな思いで作った」とか
「○○ってアルバムから何曲か聴いてほしい」と曲紹介をさりげなくやってくれるところ。
元春の思いがストレートに伝わってきて、そう、元春レディオショーを聴いている、そんな錯覚を起こす。


ヨコハマは元春のキャリアがスタートした街でもある。
「この街で演奏できること、とても嬉しく思う。この街に来ると、なんだか自分の家に帰ってきた、そんな感じすらする」
客席も「お帰り~、待ってたよ~」というあったかい空気で元春とHOBO KING BANDを包み込む。


元春は終始ご機嫌で、MCはいつもの元春節。
そしていつも以上にくるくるくるくるステージを動き回っていた。 


途中なんども元春が
「Party! Party! Party! Party!」
といって客席を煽っていたけれど、あたしたちは元春主催のロックンロールパーティーに招かれたゲストでホストの元春が精一杯のおもてなしをしてくれてるーっていうのが伝わってきてとっても嬉しくって楽しい気分。
曲が終わるたびに、帽子のつばを持って、ちょこっとアタマを下げて、「どうもありがとう」。
もうねぇ、元春の「ありがとう」だけで、ハッピーな気持ちになれる


年末に小田和正さんとテレビに出てこの曲を歌った。
いつもこの曲を歌う時に思っている。
10代には10代のいつかきっと、20代には20代のいつかきっと、30代には30代の40代には40代の、50代には50代のいつかきっとがある
それを僕は伝えていきたい。


と言ってSOMEDAY
THE SUNツアーのファイナルで元春が感極まってしまって泣いた場面があったけど、何度も聴いたこの曲、何度も聴いたこの言葉。
それでもこの曲を聴くと泣ける。
悲しくって泣くんじゃない。応援してくれている、みんなでがんばろうっていう・・・青臭いけど、そんな気持ちになる。
まだまだあたしだいじょうぶだよー、がんばれるよーっていうそんな気持ち。


そしてラスト、拍手とコールが鳴り止まなくって
元春が「時間大丈夫?」って時計を指差すジェスチャー。
「他の町のともだちには内緒だよ」といたずらっぽく言って彼女はデリケート


なんだろうか?もしかしたらあの元春節をキザって評する人もいるのかもしれない。
けど、こんなあったかい言葉を次々かけられたら、それだけで、元春に傾倒し、心酔してしまう。


最後の最後に元春からのメッセージ。

ツアーに出ると生活がシンプルになる。
ライブが終わると眠る、起きて食事をする、演奏する。眠る、食べる、演奏する・・・・。
そうすると感覚が研ぎ澄まされてよくこんなことを考える。
次の世代に何が残せるんだろうかって・・・。
次の世代には「希望」を残せばいいと思わないかい?
財産や土地でなんかじゃなく「希望」を残せばいいと思わないかい?


元春らしい、あたしたちオトナに向けてのメッセージだった。
あたしたちは、若い人に夢が見られるような環境と、希望が持てる社会を残すっていう使命がある。
そんな大上段に構える必要もないのかもしれないし、堅苦しく考えることもないのかもしれない。
でも、元春の熱いメッセージはちゃんと伝わったし、できることをひとつずつやっていこう!っていう気にさせてくれた。


ありがとう、元春
元春に出会えて、あたしの音楽の扉が開いた。
そして今また50代の元春から「次の世代に残すもの」っていう宿題をもらえた。


外は寒いけれど、ココロはほかほかあったかい。
そんなステキなライブでした
コメント (4)
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変わらないね~

2008-02-18 00:57:38 | コトバ・ニッキ
社内研修で休日出勤。
休日出勤なんて基本的には「ありえない」から、なんだか損した気分。
18時に研修終わって、「飲みにけーしょん」に繰り出そうとしている人たちを尻目に新宿へ。


大学時代(1回目の。)の同窓会(って単なる飲み会だけど。)でした。
2期上の当時幹事長をやっていた先輩が発起人となって、前後3代くらいが集まった。
地方転勤、Uターン、家族の行事・・・などなど、30代~40代は何かと身辺が忙しいので、集まれたのは16人。


15年ぶり!くらいに会う人もいて、「失われた15年」の記憶を埋めるのに四苦八苦。
ケッコンしてたり、してなかったり、子供がいたりいなかったり・・・。


驚くほどにみんな変わってなくて若い。
贔屓目もあるかもしれないけれど、世間の30代後半はもっと「おっちゃん」「おばちゃん」だよ。
不思議なことに、15年もたつのにみんな基本的なスタイルが変わってないってこと。
服装の趣味はもとより、髪型も、メイクも。
もちろん、性格やああいう集まりのときの身の処し方とかね。


久しぶりに会っても、当時の関係性にすぐに戻れちゃう。
10代から20代のはじめの多感な時期を一緒に過ごしたからなんだろうね、きっと。


変わらないことってすごいことなんだよな、と実感した。
こうやって変わらずに会って、変わらずにいろんな話ができること、ホントにシアワセなことだよね。


でも一方で変わっていくことの大切さも感じる。
どうしたって月日は流れるし、その分、何かは変わっていくんだと思う。
それは「失う」ことではないし、「変化」ではなく「進化」なのかもしれない。


あたしは、あんまり「変わらない」ことに固執したくない。
毎日いろんなことを観て聴いて感じて、経験していけば、価値観だって行動様式だって少しずつ変化はするものだし、どうしたって年をとると自分の価値観に頑なになってしまって、新しいものを受け入れようとしなくなっちゃう。
変わっていくこと」のよさもあるんだと思う。


最近、久しぶりに会った人に「感じが変わった」といわれた。
痩せたり、服装がモードなカジュアルになったり、メイクをちょっと変えたり、髪型変わったりしたせいかもしれない。


自分自身でも、変わったな、って思う。
見た目だけではなく、人との距離のとり方、付き合い方。『自分』の出し方。


昔はどちらかと言えば「我」を出すことはせずに、人についていくタイプだった。その場の空気や雰囲気が優先で自分の気持ちはあんまり大事にしてなかった。まぁ、大事にするような「自我」や「考え」を持ってなかったんだけど。ほんわか、おっとり、と言った形容詞で語られることも多かったような気がする。
でも今は違うと思う。
「自分がどうしたいか」っていうのが真っ先にある。そしてそれを尊重している。人に合わせるってことは、あんまりしていない。
だからきっと、昔のあたしの「ほんわかやさしい」イメージを持っている人にとっては、「自己主張」オーラが出ている、気が強そうな今のあたしはギャップがあるんだろうな。
どっちがいいってことは言えないと思うけど、自分で決めて、自分で選んだことだから、あたしは今の自分のほうが好きだ。


同窓会ネタから随分と話が飛躍しました


二次会三次会と流れ、長野から上京してきたおともだちに家に泊まってもらうことにしていたので、2人、終電で帰宅。まだまだ残って飲み続けていたようです。。。
このおともだちには大学時代、たっくさーん泊めてもらったっけ。彼女はUターン就職をして今や双子ちゃんのママ。
3時くらいまでまったりとトークして、今日はちょっと早めに丸ビルで他のおともだちと合流してランチ。


いろんな話をした2日間でした。
オトナになると、それぞれの生活もあってそうそう頻繁には会えなくなるし、住む環境も状況も違っている。それでも会って話をすれば楽しいし、知らない世界を教えてくれる。
あたしたち、おばあちゃんになってもずーっとマジメな話、恋の話、くだらない話・・・いろんな話ができる友達でいたいね
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