懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 その75 ゲートボール

2013年08月26日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 島根県平田市
出雲地方の反り棟でなく寄棟造りだ。本来はこの地区は寄棟が基本形だっと思う。

茅葺き民家の前でゲートボールをしていた。
撮影させてもらう。歳を取ってもみんな元気で老後を謳歌している。
第二の人生を充実するために健康でなければならないが私は失敗してしまった。
ゲートボールもグランドゴルフも一度もやった事がない。
みんなカラオケにハイキングにと老後を楽しんでいる。
定年後にたっぷり行けると思った海外旅行も行かずに一生終わりそうだ。

日中ほとんど話す事もなく他人から刺激を受ける事もない。
しゃべらないと口や声帯が老化してくる。次第に口回りの筋肉が老化するので口や舌の運動や発声の訓練はしている。
こんな車椅子生活になっていい事は何もないと思うが、そんな状況になっても自分に今何が出来るか出来る事を考えれば毎日やることがあるものだ。
私は過去に撮影した写真を電子化するためには車椅子生活の方がむしろ好都合である。

人間健康であれば死ぬまで撮影旅行などで行動をし続けると思う。
元気に活動していた人がある日突然死んだ例は私の会社のOB会でもよくある。
死ぬ準備も自分の人生作品も残さず死んだ事だとおもう。
しかし死ぬまで元気に活動してぽっくり死ぬのもいいかもしれない。
作品にしてもデーターで残そうがアマチュアの撮影した写真など邪魔になり三回忌が過ぎれば処分される決まっている。