懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

田中将大 圧巻

2013年08月24日 | 日記
今年の野球の話題はイチローの4000本安打と2000本安打が4、5人は生まれそうだとおもっていたら思わぬ新記録が飛び出した。半世紀以上更新されなかった。

田中将大が連勝記録を22勝にのばした。開幕連勝記録も18勝に伸ばした。
ここまできたら稲尾和久の年間20連勝を越えてほしい。
そうすれば大リーグ記録の24連勝を上回る。

しかし、昨日の投球は闘魂だった。5連敗とロッテに追い上げられて厳しい試合だったが力でねじ伏せた。放送が無いのでネットの一球入魂でみていた。
パリーグを面白くしている。田中はセリーグ相手にも連勝しているのが素晴らしい。
稲尾和久と言えば我々にとっては伝説の人である。
私はまだ小学高学年、巨人ファンと西鉄ファンがクラスを二分していた。
稲尾は7年間で200勝した、いまでは考えられない勝ち星である。
しかし、酷使がたたりそれからは7年で73勝しかできなかった。
稲尾の鉄腕ぶりに「神様、仏様、稲尾様」の言葉が生まれたが誰一人として異論を唱える者はおらず子供達もそう思った。

田中将大も伝説の人なってほしい。そうして伝説の言葉を生んでほしい。やはり200勝以上しないと連勝記録だけでは忘れ去られる。今の登板回数では200勝するには15年は掛かる。
肩を故障したら選手生命は終わるので摂生に努めてほしい。

茅葺き民家 岡山県芳井町

2013年08月24日 | 茅葺き民家
撮影場所 岡山県芳井町

岡山県には「よしい町」が二つあった。
芳井町と吉井町である。吉井町は吉井川が流れている事に由来するのか
芳井町は岡山県の西のはずれにあり茅葺きの民家から少し走れば広島県の豊松村に入る。
芳井町は現在、井原市に編入された。

このあたりはほとんどが石灰岩で石灰工場がある。採掘された石灰岩は福山市の製鉄会社JFEスチールにトラック移送されている。
トラックで移送するときは七台くらいのダンプが編隊を組んで移動する。
編隊を組んでいるのでマナーは良いしスピートも出さない。
製鉄するときに溶鉱炉にコークスや鉱石と共に石灰は投入される。
鉄に炭素が残ると固いが脆いため石灰岩と化合させて炭素を減らす役目がある。

芳井町には平野が少なく畑はほとんどが山の斜面だ。会社勤めの時に同僚の奥さんが芳井町出身だった。両親が歳をとり休みに畑を手伝いに行くが斜面を耕し農作物を作るのは大変であると言っていた。土が流され下側に集まるので上に運搬しなくてはならず斜面で踏ん張るので余計つかれると言っていた。
茅葺き民家の前には平地があり水田がある。石垣で棚を作り田圃にするしかない。
茅葺き民家は入母屋造りである。岡山西部は寄棟が多いが数が少なく比較が難しい。