懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 山際の民家

2013年08月12日 | 茅葺き民家
撮影場所 島根県吉田村(現在は雲南市)

山際に建っている茅葺き民家を撮影する。
半逆光の光があたりバックの山の木々も少し立体的に見える。
山際に暮らす茅葺き民家は日本の風景である。
四月頃の光線が茅葺き民家を撮るには都合がよい。
茅葺き民家の傾斜は45度以上で1月頃は太陽の角度が低く昼間でも裏には当たらない。
冬場昼間の太陽の角度は34度程度だと思う。
夏場は太陽の角度が高すぎて軒下が真っ黒になる。
最近のような猛暑はコントラストが強すぎて民家の撮影には向かない。
それでも最初は暑かろうが寒かろうがいつでも撮影に行っていた。
猛暑の日に岡山県の阿波村に撮影に行った。余りにも暑く汗でびっしょりだった。身体もほてりたまらなかった。これ以上、人家のない渓谷まで走り淵に飛び込み身体を冷やした。県北の渓流のため川の水も冷たくあれは最高に気持ちよかった。
下着の予備を持っていなかったので露天風呂感覚で素っ裸で入る。
暑いときは一度冷やすと随分楽になる。
柔道の国民栄誉賞の山下氏が言っていたのは夏場練習の後は水風呂で身体を時間を掛けて冷やすと言っていた。スポート選手は急激に冷やすのは禁物かと思っていた。
歳をとり暑い時は特に苦手になった。
やはり春か秋が撮影に最適である。