懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺き民家 長野県富士見町

2013年08月08日 | 茅葺き民家
撮影場所  長野県富士見町

中央道沿いの長野と山梨の県境の富士見町、小淵沢から清里の八ヶ岳の山麓の茅葺き民家を探す、東京に住む大学生の息子が古い車を使うというので東京に持っていくついでに息子と山梨周辺の茅葺き民家探索と観光を兼ねて走る。息子が車に慣れるためのものでもあった。
都会で学生が車を持つのは贅沢だったが駐車料金とガソリン代はアルバイトで稼ぐとの約束で許可した。
夏休みも終わり頃だった。観光地の民宿などはシーズンを終えてどこも空いていた。
リタイアした高齢者は八月末から九月が旅館も空いていて避暑の旅行には最適である。
清里などは涼しいので部屋にクーラーが設置していなかった。道路工事でもやっているのかと思ったら蝦夷ゼミの鳴き声だった。騒音に近いセミの声だった。
クマゼミも早朝からうるさいが鳴き声に旋律があるがエゾゼミは道路工事の騒音に聞こえた。
茅葺き民家を探すのに情報は持たずに走っていて偶然出会った民家を撮影した。丸みを帯びた寄棟造りであった。