懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 その72 東広島市の民家

2013年08月14日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 広島県東広島市

東広島市の郊外にも茅葺き民家は残っている。下屋は茶色の釉薬瓦、中国地方の西部では広く見られる瓦である。中国地方の屋根の色彩でもある。

わたしのところからだと国道2号線を利用して日帰りコースである。
茅葺き民家を撮るのに高速道路を使ってまで行かない。広島市周辺までは一般道でいく。国道2号線も平日は渋滞で動かないが日曜日だけはスイスイ走れる。
東広島市まで三時間、昼は大体お好み焼きを食べる。

夏の写真であろう「さるすべり」が咲いている。木の肌がつるつるで猿も滑ると言われた事でこの名ついたとある。しかし猿は簡単に登っていくとも書いてある。
多分、実験した人がいるのであろう。
中国原産で寺院を中心に植えられたので民家には植えなかったが今は好んで植えられている。
花持ちがよく百日近く咲くことからさるすべりを百日紅と書くこともある。