懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしの蒸気機関車写真展 その22 「駅の風景」 宮崎駅

2013年08月09日 | 懐かしの蒸気機関車写真展
撮影場所 日豊線宮崎駅

ブルートレインの特急富士と蒸気機関車を宮崎駅で撮影する。
蒸気機関車は入れ替えでうろうろしていたが特急富士が到着するときに丁度並んでほしかった。この写真撮りに何度か通った。
カメラを持った私は列車が来ているのにその前をあっちうろうろこっちうろうろ。
写真展をした時に今は線路に入る行為は犯罪ですからねといわれた。
この宮崎機関区で蒸気機関車が残っていたころに撮影の学生が人身事故を起こし裁判で機関区側が負け立ち入りが厳しくなったそうだ。
機関庫なども立ち入り禁止になっているところが多いようだ。

特急富士は東京と西鹿児島駅を24時間で結んでいた。そのブルトレ富士も終着駅が短くなり2009年3月についに廃止となった。特急富士は日本で最初の特急で1929年だそうだ。「つばめ」や「はと」は戦後生まれの特急

日豊線は特急をDF50が牽引していた。鹿児島本線はDD51が特急ブルトレを牽引していた。
DF50も昭和50年代に四国で最後を迎える。この頃の映像はビデオレコーダが普及していて音も入っていた。蒸気機関車の頃は8ミリフィルムカメラのためいい画像は少ないようだ。

写真展をしていた時に国鉄で機関士をしていた人が四回も来てくれた。
ブルートレインのさくらの運転席に座っているところを鉄道マニアの人が夜中に撮影して後日、届けてくれたそうだ。国鉄で機関士をしていても業務中に写真を撮る事は運行の支障になるので写真は持っていないと言っていた。デジカメ時代でも機関士が業務中に写真を撮っていたと叩かれる事であろう。