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リチャード・フライシャー監督『マジェスティック』その2

2014-12-08 16:12:00 | ノンジャンル
 昨日の続きです。
 マクアレン警部補にビンスの立派な経歴を話す警官。マクアレンはビンスに、コーパスが訴訟を取り下げたことを教え、ここを出るなと言い、レンダの証人の警官が、レンダが逃げた時に殺されてしまい、レンダの裁判も行われないことになったと言いますが、ビンスは警察を出ていきます。
 畑に行くと、ナンシーを始めとした移民の人足しか働いていず、数が足りていません。人足集め係のフリオをレストランに訪ねると、人を集められない理由をあれこれ言いますが、最後にはレンダに殺されるのが怖いので人が集まらないのだ、自分も命が惜しいと言います。フリオを慰めるビンス。レストランを出ると、コーパスが車のボンネットに座っていて、「人を集めてやろうか?」と言いますが、ビンスは「訴訟を取り下げた見返りは何だったんだ?」と吐き捨てます。
 コーパスやランディを乗せた車が荒れ地に停まると、セスナが下りて来て、中からレンダとワイリーが降りてきます。「人手を追っ払ったのか?」と言うレンダに、「移民ども以外は」と答えるコーパス。レンダはコーパスにビンスの家に自分を連れていくように言います。
 途中で道路工事が行われているのに気づいたレンダは、車をUターンさせ、数日前から工事が行われているとコーパスから聞くと、「なぜ道路工事の現場にサツがいる?」と怒り出し、コーパスを車から降ろし、「この役立たず!」と言って、8キロ先にある自分の車まで歩かせます。
 仲間と合流したレンダは山荘に落ち着き、弁護士から「10日後の予審まで5000ドルで保釈中だ」と言われ、それまでおとなしくしておいて欲しいと言われます。大物からのデカイ仕事もあると言われますが、レンダはそれまで復讐を待ってられないと言います。
 収穫に精を出すビンスら。それを監視する警官。夜になりビンスが車で出かけると、監視する警官も後を追い、残った警官は簡易トイレに入りますが、レンダは簡易トイレごと車で轢き、倒れたトイレの中で苦しむ警官を棍棒で撲殺します。ビンスの自宅に押し入るレンダでしたが、留守だったので、キャンピングカーに住む移民たちに暴力を振るいます。レンダはビンスの居所を訊問するも、結果が得られないと、すぐここを出ていくように彼らに命じます。倉庫に山と積まれたスイカを部下にマシンガンで撃たせるレンダ。
 プールバーで歓談するビンスとナンシー。前妻は金髪で青い目で、いつも髪を巻いていたが、刑務所にいる間に離婚されてしまったと語るビンス。7歳の娘がいて、今はロスにいて、もう2年も会ってないと言うビンスは、君のことが知りたいと言うと、ナンシーは履歴書を書くと言い、ビンスに「かわいくないな」と言われます。
 コーパスの導きでプールバーにやってきたレンダは、ビンスに「お前を殺す」と言いますが、ビンスが「警官がいる」と言うと、レンダは「命拾いしたな」と言い、ビンスは「仲良くなる道はなさそうだな」と言って、レンダを殴り倒し、「警官を呼べ」と言って、トイレから戻ってきたナンシーと立ち去ります。
 帰宅したビンスは、倉庫に電気がついているのに気づき、スイカがメチャメチャにされているのを見ます。拳を固めるビンスと、それに手を寄せるナンシー。
 ナンシーは残ると言いますが、ビンスは説得して去るように言い、スイカを荷台に積んだトラックに同乗させ、そのトラックをラリーが運転します。ナンシーはステーションで降り、トラックは市場に着きますが、ラリーは追ってきたコーパスらに囲まれ、車と壁にはさまれて脚を砕かれます。
 コーパスらはビンスの家を包囲し、ナンシーはビンスの家に戻ってきます。密かに自宅に戻ったビンスは、ナンシーにレンダが来るまでは安全だと言います。俺には時間がないので、俺から仕掛けると言うビンス。(また明日へ続きます……)

 →Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/