先日麺天坊・真樹さんより鱒の差し入れありで
昨夜塩焼きにて頂きました(^_-)-☆
原産地は、太平洋東岸(アラスカ、カナダ、アメリカ)とカムチャツカ半島。日本へは1877年に北アメリカから移入され、これ以後、各地の渓流や湧水地帯で養殖、放流が盛んに行われた。その個体の一部が、北海道の知床半島や摩周湖などのような一部の地域[1]で自然状態で定着した外来種となっているが、多くの河川では放流しても定着しにくい魚という評価が一般的である。そのため、実際に河川で見つかるニジマスの大半は放流個体であることが多い。定着しない理由として日本の河川環境、在来魚種との関係などがあげられているがはっきりとしたことはわかっていない。
淡水でも容易に人工繁殖することから、有用食用魚としての養殖研究の歴史が長い。特に、他のサケ・マス類との交雑種が研究され、食味向上や高成長率、耐病性向上により養殖効率をあげるための研究がされ、一部は商品化され流通している。
その手法は、1.変異個体の系統選別育種、2.異種交配、3.染色体操作[4]などである。これらの方法は、サクラマス養殖などにも応用されている。
系統選別育種は、一定の特徴を持った個体を選別し系代飼育することで系統固定する手法である。現在の異種交配は、不妊化により養殖魚が場外流出し在来魚種に与える影響を軽減する目的で、ホルモン処理による全メス化と後述の倍数体個体との交配を併用する方法がとられている。ニジマスにおける染色体操作とは、受精初期の未分化卵を通常の自然界ではあり得ない圧力や温度環境下(例:26℃20分間)に受精卵を置くことで、減数分裂を抑制し倍数体個体を作出する方法である。これらの技法により不妊化魚(生殖能力がない事から生殖の為のエネルギー消費がなく短期間で大きく成長する)三倍体個体の作出[5]や採卵後の性転換技術がニジマスだけでなく、ヤマメ、イワナ等でも確立されている[6]。三倍体雄魚は性成熟するが三倍体雌魚は性成熟しないとされるため、成長が早く年間を通じ食味の変化が少ない。また、作出された種や系統は登録商標として登録されている場合が多い。
ありがとうございました!!
麺天坊・真樹さんに感謝です(●^o^●)