海外のニュースより

政治・経済・社会の情勢について書かれた海外の新聞や雑誌の記事を選んで翻訳しています。

「合衆国は、空港の警備を厳しくしている」と題する『ヴェルト・オンラインン』の記事。

2010年01月04日 | アメリカの政治・経済・社会
米国への旅行者は、本日以後、空港でより厳しい検査を受けなければならない。米国の「航空保安局」が告知したところによると、すべての旅客に対してチェックインの際に、手荷物の抜き取り検査的なコントロールや厳格な旅券審査を受けなければならない。
テロの疑いのある14の国からきた旅行者は、例外なくこの程度のコントロールを受け、保安要員による身体検査を受けるだろうと、「航空保安局」の声明は述べている。その上、これらの旅行客は、爆発物に関して透視画像スキャナーで検査される。
さらに、「航空保安局」は、着陸する航空機の旅客を抜き取り検査的に検査するように、すべての米国および国際的航空会社に命令した。
「新しい指針は、われわれの司法省や国際的なパートナーとの協力で作成された長期的な保安措置を含んでいる。」それは今後米国に入国するすべての航空旅客にとっての通常の措置である。
日曜日に、バラク・オバマ大統領の政府は、すべての航空路に対して、新たな規則について情報を流した。「航空保安局規則」は、12月24日のデトロイト行きの米国旅客機への爆破未遂の結果、日曜日深夜に発効した。
「空港の安全を決定的に高める措置が重要なのだ」と「保安局」の報道官は”politico.com"というインターネット新聞に述べた。
この規則は、特に、米国国務省のブラック・リストに載っている諸国からの旅行客に当てはまる。なぜなら、それらの国は、国内にテロリストを滞在させている疑いがあるからである。それらの国に数えられているのは、特に、ナイジェリア、イェーメン、パキスタン、キューバ、イラン、スーダン、シリア、アフガニスタン、リビヤ、ソマリアなどである。完全なリストはこれまで公表されなかった。
ニューヨーク州のニューアーク空港では、事故が生じた。ある保安装置の不具合で、ニューアーク空港の通関窓口が閉鎖された。「航空保安局」によると、一人の旅客が検査を受けないままある出口を通ってCターミナルに着いた。そこから、その後、航空機は通関検査を受けなかった。数千名の旅客は、改めて保安コントロールを通過せねばならなかった。その検査なしに通過した男は発見されなかった。
「ニューアーク・リバーティ・国際空港」は、マンハッタンから約25キロ離れている。CNNテレビによると、旅客数は年間3500万人に達する。
オバマ大統領は、12月24日のテロ未遂事件によって、国内政治上の圧力を受けている。(以下略)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「イェーメン・グループは、... | トップ | 「アマゾン探検家、本当のエ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカの政治・経済・社会」カテゴリの最新記事