17日（火）まで松坂屋静岡店6階美術画廊で開催中の『松井妙子染色画展～希望の詩』を、やっと観に行きました。
松井作品の癒し効果は、こういう時にますます輝きを発揮するようで、松坂屋の担当者も「画廊がこれだけ賑わったのは久しぶり」と喜んでいました。
私的には、この作品に出会えたことで幸せいっぱいになりました。タイトルは『新酒が出来たよ』。ご覧のとおりのシンプルな構図で、この絵を観てすぐにタイトルの意味が理解できる人、なんとなく解る人、「でっかい風鈴？」と首をかしげる人などギャラリーの反応も様々のようでした。
すでに売約済みでしたので、失礼を承知で購入者を訊いたら、静岡県内の蔵元さんとのこと。松井作品のファンの蔵元さんは何人か知っていますが、買えなかった人は今頃 悔しがっているだろうなあ・・・。
いずれにしても、松井先生が今年の展覧会に地酒をモチーフにした作品を発表してくださったこと、とても感激です。東北で被災した蔵元さんを含め、日本中の酒蔵への何よりの温かいエールです
先生、来年は『飲みごろですよ』というタイトルで、イイ感じで枯れ色に染まった酒林を描いていただきたいですぅ・・・
第16回松井妙子染色画展～希望の詩～
◆日時／2011年5月17日（火） 10時～16時30分まで開催中
◆場所／松坂屋静岡店本館6階美術画廊
