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杯が乾くまで

鈴木真弓(コピーライター/しずおか地酒研究会)の取材日記

ニュービジネス協議会で『正雪』蔵元トーク開催!

2013-01-24 10:02:37 | しずおか地酒研究会

 私が広報を請け負う(社)静岡県ニュービジネス協議会では、県中部地区の会員向けの勉強会「NBサロン中部」を開催しています。勉強会といっても、ビール片手に呑みながら食べながらのざっくばらんなサロンです。今月のサロンでは、協議会副会長で、CAD設計のパイオニア・㈱アルモニコス(浜松市中区)の秋山雅弘社長にイノベーションとニュービジネスについて深遠なお話をうかがいました。

 

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 モノづくり企業のコア・コンピタンス(企業の中核となる力)とは、いい商品を早く安く市場に提供すること。価値(value)と品質(quolity)をアップする=商品性向上と、物流(delivery)と価格(cost)をカットする=生産性向上を、同時に実現させるということです。デジタルの本質的利点とは、無限大のデータを、ゼロに限りなく近いスピードで処理・伝達できる力ですから、これからの時代、他社・他国と競い合って生き残るためにはどうしたって可能な部分はデジタル化せざるを得ないのでしょう。

 

 

 モノづくり現場では、ベテラン職人のスキルが“暗黙知”として共有されてきました。ゆえに、経験者の退職や引退が問題になっています。秋山さんは、「暗黙知を形式知にしていくしかないが、これは見方を変えれば、コンピュータソフトウエアのつくりかたとまったく同じ」と解説します。ソフトウエアを自前でつくるなんて無理だよ・・・と素人には思えますが、今まで感覚的にやってきたことを数字や言葉に置き換える、ということですよね。“形式知”って、なんとなく味気ない言葉のように聞こえますが、これをしていかないと歴史は残せない・・・と最近つくづく感じます。

 

 昨年夏のアリゾナ旅行で、活字や写真や映像の記録をいっさい残さず、デザインまたは口承で伝えることを旨とするホピ族の文化に接したときは、文化の希少性や独自性を保つためにはそういうことも必要だろうと思いましたが、現代人の暮らしを支える産業の発展には、誰もが共有できるマニュアルが必要不可欠な、そんな時代になったんですね・・・。

 

 

 さて、2月18日に予定している次回のNBサロン中部では、私がコーディネーターとなって、2012静岡県清酒鑑評会県知事賞受賞の『正雪』醸造元・㈱神沢川酒造場の望月正隆社長をお招きし、日本酒業界の動向、静岡酒の最新事情、老舗企業経営の秘訣などについてお話いただくことになりました。

 

 造り手・売り手・飲み手の交流を目的としたしずおか地酒研究会のサロンとは違い、企業経営者向けの真面目なビジネス講座ですが、興味のある方はニュービジネス協議会会員以外でも参加できますので、ふるってお申込ください。 

 

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第169回NBサロンのご案内<o:p></o:p>

 

 

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 新春の候、皆様には益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は当協議会の事業に格別のご支援、ご協力を賜わり厚くお礼申し上げます。

 月のNBサロンは、機関紙編集の鈴木真弓さんをナビゲーターに『正雪』の醸造元・㈱神沢川酒造場の望月 正隆様をお迎え致しますこの時期は日本酒の酒蔵がも活気に満ちる時期、旬な話題、企業の戦略、老舗企業経営の秘訣などお話など頂く予定です。ご多忙中の処かと存じますが、ご出席の程ご案内いたします。

 

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    ◆ 日  時 18日(月)18:00~19:45 

 場  所  TOKAIインターネツトサロン(静岡市葵区常磐町12-8 )

 

 講  師  ㈱神沢川酒造場 代表取締役 望月 正隆 様<o:p></o:p>

 

           しずおか地酒研究会 主宰 鈴木 真弓 様<o:p></o:p>

 

 演  題『 静岡の地酒最前線!2012静岡県知事賞「正雪」の蔵元に聞く』 

 

 

 

 

             参加費@1,000

 

次回予告 日()18:00~1945<o:p></o:p>

 

       会場 TOKAIインターネツト・サロン( TOKAIビル 1F )<o:p></o:p>

 

      講師 副会長 日本大学国際関係学部 教授 千谷 基雄 様

 

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  参加申込/()静岡県ニュービジネス協議会 FAX054-653-4988

 E-mailoffice-nb@snbc.or.jp

 

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 第169回 NBサロン 18日(月) 

企業名                    <o:p></o:p>

 

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役職名               氏 名            <o:p></o:p> 

 

13()までに申し込みください。<o:p></o:p>

 

 

 なお、2月22日(金)には、西部部会のセミナーで、私が敬愛する樹木医・塚本こなみ先生の講演会(会場/浜松アクトシティコンベンションセンター会議室)が予定されています。4月の浜松フラワーパーク理事長就任を機に、こなみさんが地元でどんな花を咲かせるのか楽しみです! また追って詳細をご案内します。

 

 ニュービジネス協議会は、ライオンズやJCとは違い、しばりの少ない、フレキシブルな異業種交流団体で、個人やシニアや学生でも参加OK。これを機会に入会していただけると、広報担当&講座コーディネーターとして顔が立ちます。ぜひともよろしくお願いいたします。協議会のHPはこちらを。


『杯は眠らない』スタート

2013-01-18 23:16:19 | しずおか地酒研究会

 今週(1月13日~)はバイト先のお寺で、『大般若経会』という重要な法会があったため、ずっとお寺に籠もって準備のお手伝いをしていました。お寺や仏教が好きだといっても、こういう大きな法要儀式を裏から体験するというのは初めてで、知らないことだらけでビックリドッキリ。お寺から一歩も外へ出ないのに、スマホの歩数計を見ると一日1万歩以上歩いていて、ひどく疲れたけど面白い一週間でした。

 

 

 ネットから遠ざかっていたこの一週間のうちに、ネット上で新しい地酒コラムの連載が始まりました。eしずおかのコラムサイト『日刊いーしずの執筆者に加えていただけたのです。

 

 タイトルはずばり『杯は眠らない』。おかしなタイトルだと思われるでしょうが、初回はタイトルの由来から書き出していますので、ぜひこちらをご覧ください。

 

 

 eしずおかを運営する静岡オンラインの海野尚史社長は、私が駆け出しライターのころ、初めて雑誌で地酒の連載を持たせてくれた恩人です。海野さんは当時、静岡オンラインの前身・フィールドノート社を立ち上げ、『静岡アウトドアガイド』という情報誌を発行していました。この雑誌で1995年から『静岡の地酒を楽しむ』という連載を持たせていただいたわけですが、今のようにネットを使って誰もが自由に瞬時に情報発信できる時代ではなく、書店売りする印刷物に情報を載せることのハードルの高さといったら、今の若い書き手には想像できないかもしれません。当時、無名の駆け出しライターが、自分の好きなジャンルの記事を署名入りで書かせてもらえたというのは、今思えばとても大きな財産でした。

 

 

 海野さんは、フィールドノート社を静岡オンラインへとうまく転換され、県内最大のブログサイト『eしずおか』や、フリーペーパー『womo』等、新規事業を次々と成功させました。恩人である海野さんの成功を嬉しく思う一方で、自分のようなアナログ世代の職業ライターの出番はなくなった、と、思っていましたが、私が『吟醸王国しずおか』の制作でメディアにちらほら取り上げられた頃からご縁が復活し、自主映画製作という無謀な冒険に温かいエールをくれました。

 

 

 2年前、(社)静岡県ニュービジネス協議会で茶道に学ぶ経営哲学研究会を立ち上げたとき、文化活動に興味がありそうな知人何人かにも案内を送ったところ、思いがけず、海野さんが「実はきっかけがあれば茶道を勉強したかった」と入会してくれました。同じく茶道研に入会してくれた平野斗紀子さんとも定期的に会って話をするようになり、そのうちに平野さんがコミュニティ新聞『たまらん』を発行したことをきっかけに日刊いーしずのコラムを書くことになり、次いで私も書かせてもらうことになった、という次第です。

 

 

 私は、大恩のある平野さんと海野さんが、茶道を通じて絆を深め、自分がその恩恵をふたたび授かってコラムニストに加えていただけたことに感謝の意味を込め、昨年の年末、青島酒造と磯自慢酒造の新酒仕込み見学に招待しました。この見学には、日本酒の記事を書きたいのでアドバイスがほしいと言って来た若手ライターや、日本酒を海外に情報発信する貴重な活動をしている東京在住の通訳・プランナーさんも誘いました。地酒の魅力を伝える書き手や語り部を増やしていくこと、新しいフィールドを持つ次の世代にバトンタッチすることが、アナログ世代のご奉公なんだろうと思ったのです。若いとき、分不相応かもしれないけど、大きなチャンスをもらえたことがどんなに励みになったか、それを思い返すと、自分を頼ってくれる同志や後輩がいる限り、できるだけのことをしようと。

 

 ・・・フリーランサーの中には、もらったチャンスを踏み台に、ひたすら貪欲に自分を売り込んで、チャンスをくれた人のことをたんなる踏み台程度にしか考えない人もいます。自分もそうだったかもしれないし、フリーで生きていくには他人を踏み台にするなんて日常茶飯事なのかもしれませんが、表現の場を与えてもらってナンボの世界、与えられた幸運に感謝の気持ちを失ったら人間としてどうなのよって、最近、自戒を込めつつしみじみ思うのです。こういう心境になれたって坐禅や寺の裏方仕事の経験が奏功したのか、それとも単に歳をとった証拠か・・・(苦笑)。

 

 

 とにもかくにも、多くの人にチャンスをもらい、書かせてもらえる場を与えられて初めて存在価値を自覚できるフリーライターという職業の原点を見つめなおす、そんな仰々しい?覚悟で始めたコラム。ノーギャラですが、海野さんには、職業ライターとして恥ずかしくないレベルのものを書かせてもらいますと、自分で自分の首を絞めるような宣言をしてしまいました。海野さんは「またスズキさんと一緒に仕事が出来てうれしいですよ」と笑顔で応えてくれました。

 

 連載開始にあたり、海野さんとサシで対談したインタビューもこちらで紹介してもらってますので、よかったらご一読ください。

 

 


夏版!酒と匠の文化祭参加御礼

2012-08-26 10:24:22 | しずおか地酒研究会

 昨日25日(土)、藤枝市文化センターで『夏版!酒と匠の文化祭Ⅲ』を無事、開催しました。8月最後の週末でお忙しい方も多かったと思いますが、予想以上に多くの方に来ていただき、楽しい楽しい“オトナの文化祭”になりました。開催に向けて多大なご協力をくださった方々、ご来場のみなさまに心より感謝申し上げます。

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 藤枝市文化センターのメイン会場(大ホール)では、この日、福島復興支援イベント『OMOIYARI for フクシマ』が開催され、ステージショー、福島と藤枝の旨いもの&地酒ブースが並び、11時開場直後から多くの市民の方が集まりました。ご当地戦隊ヒーロー・Fレンジャー、今流行りの子どもたちのダンスパフォーマンス、インディーズバンドのコンサートなImgp0801
ど楽しいプログラムが展開されました。

 

 

 

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 一方、我々がお借りした小ホールでは、地酒バー・イーハトーヴォの後藤英和さんが日本酒カクテルバーを開店。11時開場直後から酒徒たちが三々五々集まってきます。初亀さんからこの秋発売予定の『秋上がり』を特別提供いただきました。

 

 

 

 

 

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 ほか、用意したのは『初亀純米大吟醸・亀』『喜久醉純米大吟醸』『志太泉開龍』『杉錦生酛特別純米』『磯自慢別撰本醸造』『若竹・鬼乙女』。

 暑いこの時期、アルコール度数を薄めてすっきりスイスイ呑めるよう、後藤さんが日本酒カクテルのレシピをたくさん用意してくださったのですが、酒徒のみなさんImgp0811
はほぼ全員、ストレートで呑んでました(苦笑)。

 

 

 

 

 会議室用の事務机と折りたたみ椅子を並べただけの地味~なバーですが(笑)、大ホールで調達したおつまみや喜多方ラーメン等を持ちこんで、どっかり座っImgp0805て動かず、すべての銘柄を制覇する酒徒たちも。若い人が多く来てくれたのが嬉しかったですね!!

 

 ちなみにこちらが後藤さん考案のカクテルレシピ。合わせる量はお好みで、いろいろ試してみてください。

 

●SAKE・ライム/ロックアイス+日本酒+ライムジュース

●SAKE・ロック/ロックアイス+どぶろく

●ドブ・ハイ/どぶろく+ソーダ

●SAKE・リッキー/日本酒+ライムジュース+ソーダ

●SAKE・トニック/日本酒+トニックウォーター

●SAKE・フィズ/日本酒+レモンジュース+サイダー

●SAKE・バック/日本酒+レモンジュース+ジンジャーエール

●SAKE・カルピス/日本酒+カルピス+ソーダ

●SAKE・オレンジ/日本酒+オレンジジュース

●SAKE・アップル/日本酒+アップルジュース

●SAKE・ピーチ/日本酒+モモの果肉(みじんぎり)

●SAKE・梅ハイ/日本酒+梅酒+ソーダまたはサイダー

●酒茶漬け/水洗いした冷や飯に好みの具(鮭・梅・塩から等)をのせ、キンキンに冷やした酒を注ぐ。

●酒しゃぶ/出汁のかわりに酒で肉・魚・野菜をしゃぶしゃぶする。沸騰させてアルコールを飛ばす。

 

 

 私はこの中で、日本酒をレモンジュースとジンジャーエールで割った「SAKEバック」をいただきました。とっても呑みやすくて爽快で、これなら日本酒が苦手という女子たちにも薦められる!と思いました。

 

 

 

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 『吟醸王国しずおかパイロット版』は11時30分、12時40分、17時30分の3回上映。國本良博さんの『酒と命の朗読会』は15時から1時間余り。いずれもお客様には、映像や朗読に登場する酒蔵の酒を呑みながら鑑賞していただきました。

 

 國本さんの朗読会には、初亀、喜久醉の蔵元も駆けつけてくれました。「朗読に登場する蔵元さんと、書いたスズキさんの目の前で國本さんが読んで、その酒を呑みながら聴くってものすごい体験です・・・!」と興奮した参加者もいて、とても嬉しくなりました。そういう愉しみ方が出来るのが地酒の良さなんですよってお返事しました。

 

 初亀の橋本社長は発売前の貴重な酒を試飲用に提供してくださり、喜久醉の青島専務は終了後にスタッフ慰労会を催してくださいました。本当にありがとうございました。

 

 

 酒の味わいをストレートに愉しむ、アルコール度をおさえて呑みやすくする、映像や朗読で理解する、そして造り手・売り手・呑み手が直接語らう・・・地酒の魅力を共有する方法はいろいろあります。微力ながら、これからもいろいろな方法で、柔軟に発信していこうと思います。

 

 そして、少しでも映画完成に近づけるよう、協賛者の獲得に努め、これまで支援してくださった方々のご恩に報いたいと思っています。本当にありがとうございました。

 


夏版!酒と匠の文化祭開催します。

2012-08-01 22:28:08 | しずおか地酒研究会

 

 8月に入りました。この時期、日本酒を飲む気になってもらうにはどうしたらいいのか、真剣に考えています。・・・というのも、地酒ドキュメンタリー『吟醸王国しずおか』の製作支援イベント・酒と匠の文化祭を、8月25日(土)に開催することになったから。

 

 

 

 映画製作の方は、自主制作の壁というのか、資金難という大きな壁に懸命に抗っているところですが、こういうご時世では思うままにならず・・・。プロジェクト続行に赤信号が灯ってしまい、心が折れる寸前まで追い詰められたのですが、本当に困ったときって救いの手を差し伸べてくれる人がちゃんと現れるんですね。・・・なんというのか、お酒の神様に「ちゃんと作れ」って励まされている気がしました。

 辛い時期に今回のイベントのお誘いをいただき、自分にその資格があるのか逡巡しましたが、とりあえず過去の文化祭でボランティア協力してくれた斗瓶会員さんたちに相談。返事をくれた人は減ったものの、やっぱりちゃんと応えてくれる人がいました。

 これまでも、いろんな人からいろんな形で支援をいただきましたが、自分の気持ちが弱っているとき、ブレずに力になってくれる人って本当にありがたい、と心から思います。フリーランサーの自分にとって、人に支えられているという実感がこれほど持てる経験って本当に貴重で、それだけでもこのプロジェクトを続ける価値がある、と思えるほどです。なかなか面と向かってありがとうございますって上手に言えない性質なんですが、本当に心から感謝しています。

 

 

 そんな宝物のような協力者のおかげで実現できることになった『酒と匠の文化祭』。以下の内容で準備しています。近いうちに配布用チラシ(プログラム)も刷り上がりますので、ぜひ多くの方にご来場いただきたいと思います。

 なおボランティアでお手伝いしてくださる方、フリーマーケットに出品していただける方、大歓迎です!謝金がわりに美酒をしこたま飲ませます 鈴木までご連絡ください。お待ちしています。

msj@quartz.ocn.ne.jp

 

 

 

 

OMOIYARI for フクシマ・連動イベント

 

『夏版!酒と匠の文化祭Ⅲ』~日本酒の魅力再発見~<o:p></o:p>

 

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 ■日時 2012825日(土) 11時~19<o:p></o:p>

 ■会場 藤枝市文化センター1階小ホール *JR藤枝駅より徒歩5分(こちらを参照)<o:p></o:p>

 ■主催 OMOIYARI for フクシマ実行委員会<o:p></o:p>

 ■後援 藤枝市 / 藤枝市観光協会 / 藤枝商工会議所青年部<o:p></o:p>

 ■企画運営 しずおか地酒研究会・吟醸王国しずおか映像製作委員会<o:p></o:p>

 『酒と匠の文化祭』は、志太地域の酒蔵を紹介したドキュメンタリー映画『吟醸王国しずおか』の製作支援を兼ね、地域のモノづくり文化の出合いと発信イベントとして201012月、岡部・大旅籠柏屋(こちら)、201110月に玉露の里(こちら)にて開催しました。

 今回は志太美酒の中核市街地で、銘醸地福島の酒文化と競演し、それぞれの地域の魅力・日本酒の新しい魅力再発見に努めます。ふるってご参加ください!

 

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 <プログラム&タイムスケジュール(入場無料)><o:p></o:p>

 

地酒ドキュメンタリー『吟醸王国しずおか』パイロット版試写

 ①1130分~12時 ②1240分~1310分(この回のみ大ホール) ③1730分~18 <o:p></o:p>

 

 しずおか地酒研究会映像製作プロジェクトとして、2008年より制作中のドキュメンタリー映画『吟醸王国しずおか』の一部映像(約20分)をご覧ください。初亀、磯自慢、喜久醉、杉錦ほか地元お馴染みの蔵元が多数登場します!解説/鈴木真弓(しずおか地酒研究会主宰・吟醸王国しずおか製作・監督)<o:p></o:p>

 

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 國本良博「酒と命の朗読会」 15時~16<o:p></o:p>

  SBSラジオパーソナリティ“くんちゃん”でおなじみ・フリーアナウンサーの國本良博さんに、日本酒の名文、志太美酒の酒蔵物語、そしてフクシマへのエールを込めた命のポエムを朗読していただきます。聴きながら呑む一杯は格別の味! 協力/ヒューマン・アーチーズ<o:p></o:p>

 

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地酒Barイーハトーヴォの出張バー 11時~19時 <o:p></o:p>

  藤枝市岡部町村良の地酒Bar・イーハトーヴォの名物マスター後藤英和さんが、暑い季節に爽快な味わいで楽しめる、とっておきの日本酒カクテルやSAKEハイボールを紹介します。作り方のレクチャーも随時。もちろん志太美酒をストレートで味わいたい人のためにも、充実したラインナップをそろえます。一部メニュー有料。協力/ときわストア<o:p></o:p>

 

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吟醸王国しずおか製作支援フリーマーケット(大ホール) 11時~19<o:p></o:p>

 OMOIYARI for フクシマ」メイン会場(大ホール)にて、吟醸王国しずおか製作委員会会員のグッズや映画製作支援グッズ(ぐいのみ、蔵元ノベルティ等)を販売します。

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なお、メインイベントOMOIYARI for フクシマ』は以下のとおり。

 

 

 開催日時 825日(土)<o:p></o:p> 

第1部 11時~16時 ※開場1050<o:p></o:p>

 第2部 1730分~1930<o:p></o:p>

 開催会場

 藤枝市文化センター1階大ホール・小ホール(こちらを参照)<o:p></o:p>

 内容<o:p></o:p>

[大ホール]<o:p></o:p>

 ・福島産食材を使用した居酒屋メニューPR<o:p></o:p>

 ・福島蔵元のPR試飲及び物販<o:p></o:p>

 ・会津喜多方ラーメンの販売<o:p></o:p>

 ・志太地区蔵元の地酒PR販売<o:p></o:p>

 ・藤枝ぐるみの販売<o:p></o:p>

 ・藤枝サイダーの販売<o:p></o:p>

 ・せとやコロッケ販売<o:p></o:p>

 ・まちカフェ<o:p></o:p>

 ・福島産特産品の販売<o:p></o:p>

 

[ステージ]<o:p></o:p>

 ・オヤジアコースティックライブ<o:p></o:p>

 ・アーティストライブ(浅羽由紀)<o:p></o:p>

 ・ライブパフォーマンス(レゲエ)※第2<o:p></o:p>

 

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 しずおか地酒研究会(吟醸王国しずおか)<o:p></o:p>

 

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篠田酒店ドリプラ店本日正式オープン

2012-07-18 08:37:59 | しずおか地酒研究会

 報告が遅くなりましたが、先週末の7月14日~15日、エスパルスドリームプラザ清水いりふね通りにプレオープンした篠田酒店のお手伝いImgp0093に行ってきました。

 

 

 

 

 すし横丁のほうから入ると、清水いりふね通り入口の好位置に店舗。以前は戸隠さんに近い、やや目立たない場所だったのに篠田酒店さんの群を抜く好況ぶりがドリプラ運営側にも目に留まったのでしょう。本当にわかりやすくて入りやすいポジションです!

 

 

 

 

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 お手伝いにうかがう前、7月12日のプレオープン初日にご挨拶に行ったときは、正雪の蔵元・望月正隆社長がお祝い&試飲酒コーナーのホスト役で活躍しておられました。今度のお店は、こんなふうに立ち飲みコーナーが出来て、有料試飲ができるんです。12日は、正雪の2007BY純米大吟醸斗瓶取りという超レア酒と、今年の大吟醸(県知事賞受賞酒)の2種が用意され、1杯500円おつまみ付きでふるまわれました。私はもちろん2種いただきました。

 

 

 

 

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 14~15日は私がボランティアホステスとして立ち飲みコーナーに立たせてもらい、この2種類プラス、開運純米大吟醸(今年の県知事賞受賞酒)まで加わるという、地酒ファン垂涎のラインナップ。連休中とあって家族連れや観光客やリニューアル見学者が多く、せっかくのお宝酒をオーダーしてくれる人は少なかったけど、試飲してくださった方は全員、なんともいえない満足感に満ちた幸せそうな顔でお帰りいただけました。・・・いい酒ってのは人をあんなにいい表情にするんだなあと、改めてこちらも幸せ感いっぱいになりました。

 

 

 篠田さんが主催する日本酒の会には、24年前、地酒の取材を始めて最初に勉強にうかがわせてもらいました。それ以来の長いおつきあい。篠田さんは今では吟醸王国しずおかの製作支援イベントに手弁当で協力してくれています。

 

 

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 そんな“同志”のリニューアルオープンにあたって、花を贈る余裕もない今の自分にお祝いできることは何かを考えたとき、立ち飲みコーナーでお客さんとお酒のよもやま話をするぐらいなら・・・と思ったのです。

 本来、正雪さんのように造り手当事者がホストを務めるのが理想的なんでしょうが、自分では役不足かもしれないけど、お忙しい蔵元さんたちの少しでも大弁できるなら、と、過去24年の地酒取材で撮りためた蔵元さんや杜氏さんたちの写真をファイルしてカウンターに置き、興味を持ったお客さんに観ていただきました。

 

 

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 できれば少し大きな写真を柱に飾らせてもらいたい、という篠田さんの申し出もあり、手元にあった六つ切りサイズの多田信男さん(磯自慢杜氏)の10数年前の写真をこんな感じで貼らせてもらいました。ついでにこんな解説イラストも付けさせてもらいました。

 

 

 磯自慢は確かに群を抜く人気だということを、実際に店頭に立ってみてつくづく実感しましたが、有名だからという理由だけで買うのではなく、せっかく手に取ったのなら造り手の思いをしっかり汲み取ってほしいと切に願います。

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 本日7月18日、正式オープンとなる清水いりふね通り。その看板店になるであろう篠田酒店ドリプラ店。人が集まりやすい場所だからこそ、地酒文化の発信拠点として、買い物以上の感動を与える店になってほしいと思います。

 本日18日は開店記念で、志太泉の蔵元さんがホスト役を務めます。志太泉のレア酒が出ると思いますのでどうぞお楽しみに!営業は10時から21時まで。試飲される方は電車かバスをご利用くださいね。清水いりふね通りの情報はこちらを。

 

 

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 またチャンスがあれば、写真スクラップを持って遊びに行きたいと思います。素人写真ですが、酒造りの現場写真をぜひお客さんに見せたいという飲食店・酒販店の方がいらしたら、気軽にお声掛けください。いつでもボランティアでお手伝いにうかがいます!