今日の出来事

毎日のことを少しづつ。

着物でバレエ鑑賞2

2005年10月15日 | 着物でおでかけ
席は正面ではなく上手に近い席。
オーケストラピットも見える少し高い席で、横とはいえ舞台に近くよい席でした。
眠りを観ると思い出すのはK先生のところで
皆が妖精の踊りをしたこと。
私と同期で3年細々としかバレエをしていなかった友達が
こういう大役が踊れることが羨ましくて妬ましかった…
「やったよねー」とか言いながら観ているのかと思うとやっぱり悔しくて。

もうバレエにはあまり情熱が持てなくなっていたので
見ても何か変わるとは思えませんでした。

上野水香はほんとうに綺麗でした。
ローズ・アダージオは鳥肌が立つくらい素敵。
あのバランスはいったいどうやったら自分のものにできるのでしょう?

それにあの甲。生で見るとやっぱりすごい。
折れちゃうんじゃないかしら?と思うくらい出ているしそのまま「グきっ」と
行ってしまいそう。

初めてカラボスが若い女性という設定を見ましたが
これも魅力的。
いつだったかお友達がbbsで「悪役の美しさ」の話をしていたけれど
まさにそれ。
やってみたい役といわれればオーロラ姫よりこちらです。
手下に運ばれながらの登場もかっこいい。
ぐるぐる回ったり高いジャンプがある踊りではないけれど
黒鳥より妖艶で耽美。

それにコールドも綺麗でした。
最後に宮廷の女官と男性の踊りでは女官はキャラクターシューズでしたが
「ポアントでなければ」という考えを改めさせるほど
素敵で美しく揃った踊り。
ソロや少人数の踊りもいいけれど、あれだけ揃うコールドを一度踊ってみたいです。
足を上げる角度や体や顔の向き、ポールドブラの揃った動き。
美しい

観終わった後は少しだけ「レッスンしたいな」と思いました。
リハビリになったかな?


着物でバレエ鑑賞

2005年10月15日 | 着物でおでかけ
東京バレエの「眠りの森の美女」
上野水香が見たいのでチケットを取ってみました。

前から観に行く時は「着物で」と決めていたのですが、あいにくの雨。
着ようと思っていた着物(正絹)はやはり怖いので
やむを得ず化繊の小紋。
それに化繊の帯。
でもせっかく眠りを観るので何かちなんだものをと
帯は「バニラローズ」という名前の付いたベージュに白くバラの描かれたもの。

眠りといえば「ローズ・アダージォ」

本当は帯留めにもバラがあるといいなあと思ったのですが
持っていないので…

会場にはオットに送ってもらいましたが
車の乗り降りはかなり濡れました。

化繊でよかった。

しかも降りるときに水たまりに漬かってしまい

安い草履でよかった。

雨仕様の着物と履物がまだないのでこんな状態です。

会場に入るときに偶然ピンクの小紋のような着物の人と遭遇。
雨ゴートを着ていないところを見るとあの人も化繊だったのかも。

帰りはやはり雨に濡れながら迎えに来てくれた車まで。
しかも夕飯はステーキハウス。

想像以上に鉄板から油が飛んで当てていた紙ナプキンにたくさん油染みができました。
きっと着物まで通ったな、と思いましたが
化繊なので「明日洗えばいいや」

やっぱり化繊はこういうときに楽~


幸せな一日

2005年10月13日 | 着物でおでかけ
6月の名古屋のイベントで着物好きの人の集まるサイトで知り合った方と
ご一緒させていただきました。
その時「私の住んでいるところに素敵な履物やさんと呉服屋さんがありますよ」
教えていただきました。
「またいつか遊びに来てね」と別れましたが
その方から「よければ一度いかが」とお誘いを受けて有給を取って遊びに行ってきました。
もちろんバレエもお休み

何を着ようか散々悩みましたが
気温が夏日に近くなるということと普段着物を愛する方たちなので
木綿の着物に化繊の花柄の帯。
襦袢は二部式でしたはキャミソールとステテコで。
足元はタビックス。
三日前から毎晩着付けの練習しました

名古屋から初めて在来線のJRに乗りました。
乗り場が分からずおろおろ

なんだかちょっとした旅行気分です。
待ち合わせの駅に着くと声をかけてくださったHBさんとPさんがすでに車で待っていてくださいました。
お二人とも木綿の着物に木綿の半幅帯。
それにHBさんは自作の丸ぐけの帯締め、Pさんは三部紐にこれまた自作のクローバーの帯留め。
しかもどちらも和裁を習っているので着物も帯も自作とのこと
いつか和裁も習いたいけど…

まず連れて行ってくれたのは話題のお勧めの履物やさん。

そこでもう一人のSZさんが待っていてくださいました。
彼女はサイトの写真を見たときから私の理想の年上の友人にとてもよく似ていました。
実際お目にかかると身長の差こそあれ声もそっくり!
ドッペルゲンガーでは?と思うくらいです。

履物やさんではいつも写真を見ていていいなと思っていた
畳張りの下駄を。
それともう一つ何故か目に付いて離れなかった台が緑で鼻緒が白地に麻模様の下駄を。
毎日着物でもないのにこんなに下駄を買ってどうする?と思いつつ
「鼻緒はこれがいいよー」とか言われて楽しくお買い物。

その後は近くでランチ。
そこへ私達が知り合うきっかけになったサイトの管理人さんが
「用事があるから早く帰らなければいけないんだけど少しだけ入れて」
と、突然やってきました。
もう皆感激!
他の人は何度もお会いしていますが私は初対面。
サイトで見るとおりキュートで素敵な方でした。
ランチをいただいたお店は個室だったので(しかも和室)
皆でポーズをつけながら写真撮影大会!
特に掲示板では「女優」というあだ名を持つSZさんの
「こっち向いてこうして」という指導のもと皆モデルばりの写真が

その後は以前教えていただいて通販で半幅帯を買ったことのある呉服屋さん。
またここでも可愛い柄の木綿の半幅帯を購入
しかも帰り際にはまだ布の状態のものを発見。
素敵な柄を組み合わせて作っていただくようお願いしてきました。

HBさんのお宅でPさん作のアップルパイを食べつつおしゃべり。
着物のアレコレはもちろんたくさんお話して
話しているか笑っているかの楽しいひと時でした。

最近バレエの事やほかの事でほんとうにめげることが多く
こうした一日を過ごせたことはほんとうに幸せでした。

私はサイトで知り合った人にはとても恵まれています。
バレエのサイトで知り合ったお友達も!
いつも心配ばかりかけていますが

ほんとうに神様に感謝です。

さぼっちゃおうかな?

2005年10月11日 | バレエ
このところバレエに行くのが億劫になっています。

行く前に「今日は行くの止めようかなあ、家の事もしたいし、半襟付けもしたいし…」
なんて休む理由をたくさん考えて。
でも何とか重い腰を上げて行ってしまえば集中してしまいます。

オープンクラスのチケット制になるとこんな風に「休むこと」に罪悪感がなくなってサボることを考えてしまいます。

もう今はバレエに魅力を感じないからこんなことを思うようになったのか…

初めて着物で出かけたとき

2005年10月09日 | 着物でおでかけ
一年ほど前に初めて着物を着て遠出(笑)をしてみました。
それまでは着付教室で着るだけで
いつも先生にお直しされながら分からないところを聞きながらの着付です。
それが「自宅で着る」「着物で歩いてしかも電車に乗る」になると・・・

着付自体は自宅でも変わりませんでした。
やはり抜けているところもあったりしましたがなんとなく着ることができてレストランまで行きました。

ただ、やはり「あれっ?」と思うことが。
まず、歩いている最中にだんだん帯が下がってきて帯板が見えてきてしまいました。
歩きながら帯を引っ張り上げ続ける私。
それに襟が片方だけ段々かぶってきてしまうんです。それを必死に元へ戻そうと格闘しながら歩く私
それ以外は自分では「うまくいった」とゴキゲンで帰宅しました。
帰宅してオットに「初めての着物でお出かけだから」と写真を撮ってもらいました。
それを見てビックリ

後ろは皺だらけ、帯のお太鼓は曲がりまくっています。
「こんな後姿で人前を歩いていたの?」
電車に着物の知識人がいたとしたら
「あの人なんて着方しているんでしょう」と唖然とされそうな。

次の着付けのお稽古のときにその写真を見せて先生にどこが悪かったのか伺いました。
襟がかぶるのはコーリンベルトの停め位置が左右対称でないことと長さの調整がうまくいっていないこと、
帯が下がるのは2巻きした後にもう一度きゅっと締めなかったこと、
お太鼓が曲がるのはきちんと形を作らなかったことと
やはり帯を引っ張りあげている間に緩んで曲がったのではないかということ、
後ろのしわしわは着物を着た後できちんと皺を直さなかったこと。
「やっぱり歩くとぜんぜん違うでしょう」
と言われました。

着付には「ポイント」が必ずあり、そこを気をつけると動いても着崩れが少ないとも聞きました。
着付け中には何度か「締める」「チェックして皺を伸ばす」こういうことをこまめにするといいそうです。

それ以降もウールや化繊などを着て果敢にも出かけていますが
毎回「今度は襟が詰まってきた」「歩いているうちにだんだん裾が長くなってきてしまった」と崩れまくっています。
その度に「長襦袢がきちんと着られていないんだな」「腰紐の締め具合が甘かったな」と注意ポイントが分かってきました。

それでも今でも相変わらず崩れてきていますが
いつかは自宅に帰ってきて「よし!」と思える日が来ることを願って
この秋もまた「着物でお出かけ」していきたいです。

着てみました。

2005年10月08日 | 着物でおでかけ
涼しくなってきて着物が着たい!とずっと思っていました。
でも、なかなか踏ん切りがつかず…
着物を着るって結構パワーが要ります。
肌着から準備して、丁寧に扱わないとと気を使うし。

本当は今日のお祭りに着物を着ようと思っていたのですが
大雨でそういうわけにもいかず。

オットが祭りの手伝いに出た後で一人で家で木綿の着物を着てみました。

私が習った着付は紐と伊達締めを使わない方法。
でも、一度正統派の(そういうものがあるのか疑問ですが)
紐と伊達締めの着付にチャレンジ。

長襦袢は母のお下がりの化繊。昔の化繊なので素材はあまりよくないのです。
でも木綿の下に着るならちょうどいい。
衣紋抜きもなく紐と伊達締めの着付ってどうなのかなあと思いましたが
何とか着ることができました。

紐や伊達締めの処理はうまくいかなかったし着物ももこもこしてしまいましたが。
これを着て今度の着物オフ会に行こうかな?

これで稽古して正絹をうまく着られるようになりたいです。

着物を着ようと思うにあたり着物グッズの片付けもして見ました。
オットから「嵌ると集めるのが好きだよね」と言われていますが、本当…

まだまともに着られないときから本やサイトを見ては「これは便利です」というものを買いあさっていました。
二部式襦袢はなんと3枚もありタビックスは10足以上!
美容襟を使う美容ランジェリーは夏冬合わせてこれも3枚
着物で毎日生活している人ならいざ知らず、
週に一度も着物を着ることのない私が何故

こんなところでも買い物好きが。
こういうことが物を増やす根源です。気をつけよう・・・

着物の本

2005年10月06日 | 着物のこと
買ってしまいました。

七緒
石田節子の着こなし 着付け帯結び
京都できもの なごみ別冊

京都できものにはNで見たしじら帯が掲載されていました。
やっぱり良い物なんですねえ。

着物の本を読んでいたら着物が着たくなってしまい
部屋に行って箪笥の畳紙を広げてニヤニヤしてしまいました。

あと祖母の着物の入ったクリアケースも。
祖母の家の匂いがします(笑)
とっても地味でとても着られないものばかりなのですが
何とか使えるといいなあ。


微妙に・・・

2005年10月05日 | バレエ
昨日のバレエの注意点
センターレッスンで
デベロッペ・ドゥバン→アラスゴン→デリエールパッセを通ってドゥバンプリエ
→ピケアラベスク→プリエ→パ・ド・ブレ
のとき
「足の指を使って床をつかまないと地震が来たみたいに揺れていますよ!」
「立っている軸の足にバランスを置かないと揺れます」
と目の前で注意。
デリエールのときアラベスクになった足は出ない。
どうも外に出ているらしい。
「足はクロス!」

でも、ポアントの中の指ってつかめないです。
ソールが固いし床を感じられない…
なのでいつもア・テールでバランスのときでも地震状態。

それとピケ・アンダダンで回るとき。
立った足の膝がやはり「微妙に」曲がっているらしい。
何度も私を見ながら「膝!立っている膝をまっすぐ!」と言われるのだけど
自分ではまっすぐ伸ばして立っているつもりなのに…
鏡を見るといつものように「微妙に」曲がっていました。

これってきちんと引き上がっていなくてお尻の下の筋肉を使っていないからかな?
それとも腰が引けているから?
ピケ・アラベスクでも以前「その微妙に曲がる膝」と注意されましたが。
この膝のせいでピルエットもきちんと立てないのかも。