救急一直線 特別ブログ Happy保存の法則 ー United in the World for Us ー

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キーボードから院内感染を拡大の可能性

2005年04月20日 00時02分05秒 | 論文紹介 感染症管理

米シカゴのノースウェスタン・メモリアル病院は10日,人体に有害な多くの細菌がコンピューターのキーボードの上で24時間以上生存するとの研究結果をまとめた。病院でのハイテク投資が加速するなかで,感染症増悪の脅威となる可能性が増すとしている。研究報告は,素手であればキーボード上の細菌に汚染された医師や看護士の手を通じて,患者が細菌に感染する可能性があると説明する。この病院で疫学を担当するゲリー・ノースキン医師は,「病院で電子カルテを導入する傾向がみられるようになっており,全病室にコンピューターを設置する病院も出てきている」と述べた。ノースキン医師は、感染を予防する最良の方法は,まめに手洗いを行うこととしている。
(ロイター) - 4月11日15時10分

(コメント)病院には実に汚いkeyboardがたくさんころがっている。あまりに汚いので僕は良く酒精綿で拭いてあげている。まず,僕の当直はtebleをアルコール綿で拭くところから始まる。しかし,以前行ったkeyboard面の環境培養検査ではMRSAや緑膿菌が検出されたことはない。

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