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国分寺散歩

2017年12月12日 09時25分00秒 | お出かけ・お散歩
先月30日からマンションリフォームが始まり、落ち着かない日々。
リビングの家具を隣の和室に移して、狭~い空間で終日過ごしています。

日曜日は工事がお休み。
お天気もいいし、お散歩に出かけました。
夕方、武蔵小金井に寄りたかったので、目的地は国分寺。
以前も歩いたことがありましたが、もう1回ゆっくり歩いてみたかった場所です。

国分寺は、大好きな「跡」です。
「跡」の空気を吸いにいきましょう🎵

西国分寺駅で降り、お散歩スタート。

この不自然に幅の広い道は「東山道 武蔵路(とうさんどう むさしみち)」です。
奈良時代に都と国府を結ぶ道。
すごい交通網ですよね。



遺構再生展示もありました。





広い道を南下すると、国分寺崖線を下り、「武蔵国分寺跡」に至ります。
天平13年(741年)に聖武天皇か発した「国分寺建立の詔」に基づいて全国に僧寺と尼寺が建てられ、武蔵国分寺は757年完成だそうです。

講堂跡



現存礎石に乗ってみる🎵



ここは丸々太った野良猫がたくさんいる場所です。



金堂跡は工事中。
礎石を埋めてあった土を取り除いているので、大きく見ることができるそうです。
ただし、柵があって礎石には乗れないの。



まずは近くの文化財資料展示室に行って基本的知識を得ましょう。
中学の体育館の一部が小さな資料室になっています。




建物の写真を撮っていると、入り口に待っている感じでこちらを見ているおじ様。
ボランティアの方ですね。
私は各地でこういう方々のお世話になります。
概要を丁寧に説明していただきました。





武蔵国分寺の瓦は、関東各地から集められているそうで、地域の名前が彫られています。
面白いなぁ…と、興味を持って眺めながら、「触らせてほしいなぁ!」と言うと、「触っていい瓦もあるよ。」と教えてもらいました。

麻の布目が残るずっしり重い瓦です。







ボランティアのおじ様に教えてもらったのは、国分寺のこと以外に「三億円事件」のこと。
私が訪れた12月10日は、三億円事件が起こった日です。
東芝のボーナスを積んだ車が襲われ奪われたんです。今のお金にして20億円位とか。
犯人は車で逃走して、この武蔵国分寺の七重塔の近くで車を乗り捨て逃走。
それっきりですよね…。

小学生でしたが、よく覚えています。
モンタージュ写真の顔とかね。
もはや歴史上の出来事って感じかな。

月日がたてば、東芝だっていろいろあるし…。

ほら、近くに東芝の敷地内にあるエレベーターの実験塔?が見えますよ。





展示室を出て、お散歩続行。

中門跡、鐘楼跡、七重塔跡…。
跡を歩きます。





猫はいくらでも目にします。
丸々太った野良猫ね。



そして現存礎石には、とりあえず乗っかる🎵





現在の国分寺へ行きましょう。

楼門





万葉集に出てくる植物を育てているそうで、白い札は植物の名前が書いてあります。
12月はあまり鑑賞に適した季節ではありません。



お隣は「武蔵国分寺資料館」です。
先ほどの展示室のおじ様は「展示しているものは同じだよ」とおっしゃっていましたが、やっぱり入ります🎵

「同じ」の意味は分からなくもないですが、規模は少し大きいです。
大きいと言っても小さいけどね😅
(ただ、展示室みたいに積極的に説明してくださる方はいません。)





でも何より違うのは、出土した「銅造観世音菩薩立像」や「緑釉花文皿」が本物だったこと。
展示室はレプリカでした。
全然違うよ。
レプリカの完成度が低すぎるのかなぁ…。



ブラタモリだってこれを見ているらしい。



縄文の展示もありました。

土偶
土偶にも色々あるね。これも可愛い❤
5センチあるかないかの小さい土偶。




資料館の裏手は湧水源保全地区になっています。
近づけないけど、アーチ形の木の根っこの所から水がわいています。







お鷹の道

国分寺崖線からの湧水の流れに沿った「お鷹の道」は趣のある遊歩道として整備されています。
水は野川に向かいます。
江戸時代に尾張徳川家の御鷹場であったことが由来とのこと。









真姿の池 湧水郡







のんびり歩いて、国分寺駅に到着しました。

遅めのランチ





キッチンが使えない日々が続いていて、外食率高し。



展示室でいただいた資料を読みながらのランチでした。


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