東京ナイト

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梅の湯@町田

2009-05-20 22:25:33 | 銭湯
銭湯は町田駅からバスで10分ほどの梅の湯。



都営住宅のそばの立地で、お煎餅屋さんやお蕎麦屋さんなどがこじんまりとまとまる中心に位置しているレトロ銭湯。入り口が路地に面していて分かりにくいですが、なんだか西部劇にでも出てきそうな洋風のファザードと大きな煙突が目印。
中に入ると、靴箱が横に並んでいて、なんだか学校の入り口みたいな雰囲気です。

扉を開けると番台式の大型銭湯。庭も大きく取ってあり、赤く塗られた欄干が目立っています。
脱衣所もソファーなどが置かれたゆったりした作り。すでに使われてはいませんがかなりレトロなパチンコゲーム機などもあって、往時の賑わいを物語っています。

浴室に入ると目に飛び込んでくるのが、丸山絵師のペンキ絵。今年の3月に描かれた伊良湖岬の風景。伊良湖岬って初めて知りましたが、愛知県にある岬で、灯台で有名らしく、ペンキ絵にも灯台がばっちり描き込まれています。他にも小島や和船なども描かれたかなり丁寧な作品。見飽きません。

時間は夕方6時半。夕日が浴室の高い天窓から差し込みきらきら輝いています。湯船に浸かっていると、この贅沢なひと時の幸せを強く感じました。
こんな多幸感に満ちた時間がわずか450円の銭湯料金で味わえるとは、まさに銭湯者の幸せを感じてしまいます。
近所の団地の住人も、この幸福を味わえばよいと、おせっかいにも思ってしまうのですが、なんと浴室には僕一人・・・。うーむ。

せっかくなので、この隙にペンキ絵を写真に撮ろうと思ったのですが、なんと買ったばかりの<RICOH>CX1が使えません! 初期不良の様子。とほほ・・・。丸山絵師の力作を写真に収めたかったのに本当に残念。(煙突の写真は前回訪問時のもの)

服を着ていると続々とお客さんが入ってきたので、ひとまずはほっとしましたが、清潔で静かな町田の銭湯、いつまでも頑張って欲しいものです。
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