何とJBCクラシックを快勝したスマートファルコンがジャパンカップダートを走らないで浦和記念に行く事が発表されました。
うーむ、勿体ない。
確かにこの馬は地方交流は滅法得意な馬だけど…。
確実に勝ちにいくという事なのかな?
シルクメビウスにとっては前を引っ張ってくれる馬はもっといて欲しいので、この回避は残念です。
うーむ、勿体ない。
確かにこの馬は地方交流は滅法得意な馬だけど…。
確実に勝ちにいくという事なのかな?
シルクメビウスにとっては前を引っ張ってくれる馬はもっといて欲しいので、この回避は残念です。
これも、一口馬主馬と言うことから.確実性を取ったのかもしれませんね。
稼いでなんぼの一口と考えるか!? 夢を見れるのが一口かと考えるか!?と言う感じですかね?
私は、後者の方なので愛馬ならばJCDへ向かってほしいです。
これもクラブの方針ですから仕方ないですね。
皐月賞の後は小倉を一回使っただけで北は門別、南は佐賀まで全国9ヶ所の地方競馬を飛び回っています。
究極ですよね…。
小崎調教師は森師の下で調教助手を務めた経歴をお持ちで、その競馬感には大変興味があります。
馬主さんとも方向性が一致しているのでしょうが、今後もビッグタイトルには興味を示さず、ゆくゆくは10歳超えてもタフにダートグレードレースに顔を出すような存在になる気がしています。
レベルの落ちるところで賞金を稼ぐスタンスに、どうしても距離を置きたくなりますが、最終的に馬が長く現役でいられるなら(言葉は悪いですが、人間に必要とされるなら)その考えもありかなと思うようになりました。難しいです。
JCダートに出てきても厳しいだろうというのは一般的な評価でしょうし、JCDで稼げる額と浦和記念で稼げる額を天秤にかけた結果でしょう。話では、JCDだけでなく、東京大賞典も使わないとは出ていますが。
おそらく、将来的にもノボトゥルーのように高齢まで地方交流周りをするように思います。
まぁ、正直、この血統だとJCDを勝ったところで種牡馬としてのオファーはないでしょうし
(というか、エスポワールシチーでも種牡馬のオファーは難しそうですが)、そういう部分も含めてJCDのメリットが薄いと判断してるんじゃないかと思います。
交流重賞は老害的な言われ方をする部分も多いですが、正直、ダート馬は種牡馬になっても種付け料収入が見込めないどころか繋養代で赤字になるケースが大半ですし、それよりは衰えても交流G3くらい年に1つ勝てば2000万円くらいの収入になるので、そういう選択肢になるのはやむを得ないのかなぁとは思います。
名より実を取りに行ったという事でしょう。
でも、この判断が全て悪い事だとは思えません。これだって立派な戦略だと思います。
たくさん勝つことでより良い余生を過ごすために考えてくれている事かもしれません。
丈夫に長く走ることだって大切です。
ちょっと頂けないと思う部分もありますが、全てを否定することはできないと思います。
これだって立派なローテーションです。
頂点を目指すという事はそれだけ厳しい負荷をかける事だしリスクも大きくなります。
それを避けて馬に負担を出来るだけかけないで、極端な無理をさせない事で長く走らせることだって大変立派だと思います。
ダート活躍馬は確かに需要が少ないので種牡馬としての魅力には乏しい部分もあるかと思います。決してそのような事はないのですが、やはり馬主は牡馬なら「ダービー」牝馬なら「桜花賞」を目指すのが普通でしょうし。
あのJBCは武騎手の腕によると見られる方もいるくらい船橋のコースでハマった感じはありました。
あのままJCDでもあの走りが出来るとは私も思っていません。
実際はJCDの賞金よりも確実に取れそうな交流レースを求めていったという事でしょうね。
でも私はそれを非難できません。
それがスマートFの生きる道なのでしょうし、それを笑う事など私にはできません。
生き残るために必死です。陣営もスマートファルコンのために考えて実行している事だと思うからです。
今のダートの活躍馬の殆どは芝で限界を感じてダートに転向した馬ですから、どうしてもそういう目で見られるかと思います。
今のダート界の活躍馬でハナっからダート指向なのはカジノドライヴくらいかと思います。
サウスヴィグラスあたりはそれなりに種牡馬として実績はありますし、種牡馬として全く駄目なことはないと思うんですけどね。
先日はJBCクラシックの為、シルクメビウスを応援に船橋競馬場に行った一人としては優勝したスマートファルコンが浦和記念に回った事で少しホッとしました!あとは天候がメビウスの得意とする重~不良馬場になる事だけでしょう!!
実際芝で限界を見せた馬がダートにまわるケースは多いですね。
私も以前はダートにあまり魅力を感じていなかったのですが、最近はダートでこそと敢えて出資するケースもあります。
ダート馬の利点はやはり芝馬に比べて故障が少なく長く走る事ができるという点にあるかと思います。
さらに地方交流競争などを入れると選択肢が増えてきてかなり楽しい番組が用意されてきています。
これからの寒い時期はダートが主役となります。馬場管理も比較的容易だしダート競馬がもっと語られても良いかと思います。
日本のダート競馬が世界に近づいていく日もそう遠くないと
出資馬が頂点を狙っていますので個人的にこの秋はとても楽しみです。
とにかく絶好調にまで持っていってもらいたいですね。
スマートファルコンはぜひジャパンカップダートに出てもらいたかったというのが私の気持ちです。
頑張って欲しいですね。