まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から毎週の競馬を長年楽しんでいます。
*画像等はクラブより使用許可を得て使わせて頂いています。

あれから11年。

2019年10月05日 22時58分25秒 | まさるの「この一頭」
サリオスがサウジアラビアロイヤルカップを制しました。 お陰で今年2度目の重賞口取りを経験出来ました。 ちなみにサリオスの新馬戦の時も口取りをしているのですが、この時もインディチャンプの安田記念口取りは外れて、今回も毎日王冠のインディチャンプ口取りは外れてサリオスは当たったんですよね。何だか不思議な組み合わせです。 このレースは私にとっては鬼門と言うか、昔の嫌な思い出が思い起こされてしまう相性の悪いレースなのです。 そうです。ブレイクランアウトのいちょうSです。 私はブレイクランアウトの新馬戦の勝ちぶりから横断幕を作成しました。東京競馬場に向かった私の気迫はまさに天をも突かん勢いでした。 あのレースでの喪失感や悔しさは今だに忘れることが出来ません。もう11年も経ったのに忘れられないレースです。 あのレースでのイン詰まりからブレイクランアウトの人生が狂ってしまった=私の一口馬主人生も狂った、とも言えるトラウマを私に刻み込むには充分でした。 サリオスはそんな私の凍りついた11年越しの悔しさを少し晴らしてくれました。 非常に素晴らしい素質を持ったサラブレッドです。 私はふかふかの東京競馬場の芝生に立ち、汗でびっしょりなサリオスにそっとお礼を言うのでした。