中日新聞の読者投稿欄に「言葉の傷 気をつけたい」というタイトルで、14歳の女子生徒さんが投稿されていました。
私が小学生のときのことだ。
一人の女の子が「その服、似合わないよね。違う服に替えたら」と言った。
その女の子に決して悪気があったわけではないのだろうが、私は深く傷ついた。
その悲しい気持ちはしばらく続いた。
日々人は何げなく言葉を発するが、それで誰かを傷つけていることはないだろうか。
そのことに常に気を付ける必要がある。
その昔、大いに傷ついた私もこの先ちょっとした気の緩みから誰かを傷つける側となってしまうかもしれない。
もし誰かを傷つけたら、それが分かった段階ですぐに謝らなければならない。
私は他人を傷つけないようにし、傷つけられている人がいたら進んで手を差し伸べようと思っている。
以上です。
私は人を傷つける言葉を発してしまう事がよくあります。😅
言ってしまった後「しまった!」と思いますが、発してしまった言葉はもう元に戻りません。
気をつけたいです。
先日 息子の枕元に、よくおじいちゃん(かみさんの父親)が出るという話をかみさんが話しました。
私が「そういえば、もう退院間近という時に急に亡くなったね」と言うと、かみさんが泣きそうな顔になりました。
かみさんが一人で父親を病院に見舞いに行っていたら、そこに担当医が来られて「お父さんに輸血をしたい」と言われたようです。
かみさんはその場で了承してしまったようで、後から思うと兄さん達に訊いてから、了承すればよかったと悔いていたようです。
その後 義父の具合が悪くなり、かみさんは輸血したのが原因でないかといつも頭の片隅にあったようです。
そんな事があったとは露知らずつい「そういえば、もう退院間近という時に急に亡くなったね」と言ってしまい、かみさんの辛い思い出を蘇らせてしまったようです。
すぐその場でかみさんに「ごめん!これからはもうその話はしない」とかみさんに謝りました。
そんな事があったなんて知らなかったとはいえ、反省しきりでした。
別涙 (わかれ) 因幡 晃