中日新聞の読者投稿欄に「箸の長さ 妻のこだわり」というタイトルで、74歳の男性が投稿されていました。
4月12日付サンデー版の大図解「箸と日本人」を興味深く、何度もうなずきながら読みました。
私たち夫婦には箸へのこだわりがあるからです。
妻とは1974(昭和49)年、私が留学した先の米国で知り合いました。
多くの方から結婚祝いとして立派なめおと箸をいただきました。
しかし妻は私よりも背丈が2センチ高い上、手の指も長く、
日本人女性向けの箸は小さすぎて使えませんでした。
そこで近所を歩き回って長さ、太さ、そして握り具合がぴったりなものを探しました。
それ以後、箸については非常に敏感になりました。
日本料理店に行き、妻に女性用の箸が出されれば長いものに交換してもらうようにしています。
食は文化だけに、それを楽しむ道具がちゃんとしていないと味わえませんから。
韓国や中国、ベトナム、タイなど箸文化の国々も訪れましたが、
日本のように男女で長さが違うことはありませんでした。
以上です。
>多くの方から結婚祝いとして立派なめおと箸をいただきました。
しかし妻は私よりも背丈が2センチ高い上、手の指も長く、
日本人女性向けの箸は小さすぎて使えませんでした。
投稿者さんは、めおと箸の長さが奥様の方が短いことを疑問に思われているようです。
ネットで調べますと、下記のようなことが書かれていました。
結婚祝いのギフトとして定番人気の夫婦箸。
当たり前のように贈っていますが、
夫婦箸を贈るのはなぜなのか、
また、夫婦箸の長さが違うのはなぜか
その意味がわかる人は、少ないのでは?
夫婦箸には、ただお揃いにできるからいい
なんてことではなく、深い意味があるんです。
夫婦箸に込められた意味とは?
なぜ結婚祝いに夫婦箸を贈るのでしょう?
箸は2本で1組ですよね?
1本では箸として使い物にならず、
2本でもピッタリ合わないと上手く使えません。
どちらかが欠けたらダメ。
ピッタリ合わないと上手くいかない。
これって、まさに夫婦と同じですよね。
夫婦は2人で支え合って生きていくもの。
夫婦箸には、
「いつまでも仲良く寄り添って生きてね」
という願いが込められているんです。
夫婦箸の長さはなぜ違う?
夫婦箸は、夫用より妻用のほうが短く作られています。
この長さの違いにも、知ると納得な理由があります。
手のひらを自分に向けて、他の指と直角になるように
親指を上に広げてみてください。
この状態で、親指と人差し指の間の長さが、
その人の身長の1/10とほぼ同じになります。
箸は、この1/10の1.5倍の長さが
一番使いやすいと言われているんです。
親指と人差し指の距離が15cmだったとすると、
最適な箸の長さは22.5cmということですね。
これがわかっていれば、使う人の身長から
その人にピッタリの箸の長さを計算できます。
たとえば、身長が160cmの人の場合は、
160cm÷10×1.5=24cm
180cmと背の高い人なら、
180cm÷10×1.5=27.0cmとなります。
一般的に、男性の方が女性より背が高いので、
男性用の箸は女性用より長く作られるんです。
箸だけでなく茶碗にしてもそうですが、
ペアの食器で男性用が大きい(長い)というのは
海外にはない日本独自の文化なんだそうです。
妻は夫を立てるもの。
日本で古くから言われてきた考え方が、
夫婦箸の長さに表れているんですね。
日本人の食生活には欠かせない箸。
ささいなことかもしれませんが、
こうした意味を知った上で夫婦箸を使うと、
これまで以上に2人で共に過ごす時間が
大切に感じられるかもしれませんね。
めおと箸の女性の箸が短いのは、「妻は夫を立てるもの」という日本独自の文化なんですね。
投稿者さんの奥様は手の指が長いということですので、
めおと箸ではなく、普通の箸を購入されれば良いと思います。
男性用と同じ長さの女性用の箸があると思います。
<コメント欄は、当分閉じさせていただきます>
平井 堅 『魔法って言っていいかな?』MUSIC VIDEO(Short Ver.)
4月12日付サンデー版の大図解「箸と日本人」を興味深く、何度もうなずきながら読みました。
私たち夫婦には箸へのこだわりがあるからです。
妻とは1974(昭和49)年、私が留学した先の米国で知り合いました。
多くの方から結婚祝いとして立派なめおと箸をいただきました。
しかし妻は私よりも背丈が2センチ高い上、手の指も長く、
日本人女性向けの箸は小さすぎて使えませんでした。
そこで近所を歩き回って長さ、太さ、そして握り具合がぴったりなものを探しました。
それ以後、箸については非常に敏感になりました。
日本料理店に行き、妻に女性用の箸が出されれば長いものに交換してもらうようにしています。
食は文化だけに、それを楽しむ道具がちゃんとしていないと味わえませんから。
韓国や中国、ベトナム、タイなど箸文化の国々も訪れましたが、
日本のように男女で長さが違うことはありませんでした。
以上です。
>多くの方から結婚祝いとして立派なめおと箸をいただきました。
しかし妻は私よりも背丈が2センチ高い上、手の指も長く、
日本人女性向けの箸は小さすぎて使えませんでした。
投稿者さんは、めおと箸の長さが奥様の方が短いことを疑問に思われているようです。
ネットで調べますと、下記のようなことが書かれていました。
結婚祝いのギフトとして定番人気の夫婦箸。
当たり前のように贈っていますが、
夫婦箸を贈るのはなぜなのか、
また、夫婦箸の長さが違うのはなぜか
その意味がわかる人は、少ないのでは?
夫婦箸には、ただお揃いにできるからいい
なんてことではなく、深い意味があるんです。
夫婦箸に込められた意味とは?
なぜ結婚祝いに夫婦箸を贈るのでしょう?
箸は2本で1組ですよね?
1本では箸として使い物にならず、
2本でもピッタリ合わないと上手く使えません。
どちらかが欠けたらダメ。
ピッタリ合わないと上手くいかない。
これって、まさに夫婦と同じですよね。
夫婦は2人で支え合って生きていくもの。
夫婦箸には、
「いつまでも仲良く寄り添って生きてね」
という願いが込められているんです。
夫婦箸の長さはなぜ違う?
夫婦箸は、夫用より妻用のほうが短く作られています。
この長さの違いにも、知ると納得な理由があります。
手のひらを自分に向けて、他の指と直角になるように
親指を上に広げてみてください。
この状態で、親指と人差し指の間の長さが、
その人の身長の1/10とほぼ同じになります。
箸は、この1/10の1.5倍の長さが
一番使いやすいと言われているんです。
親指と人差し指の距離が15cmだったとすると、
最適な箸の長さは22.5cmということですね。
これがわかっていれば、使う人の身長から
その人にピッタリの箸の長さを計算できます。
たとえば、身長が160cmの人の場合は、
160cm÷10×1.5=24cm
180cmと背の高い人なら、
180cm÷10×1.5=27.0cmとなります。
一般的に、男性の方が女性より背が高いので、
男性用の箸は女性用より長く作られるんです。
箸だけでなく茶碗にしてもそうですが、
ペアの食器で男性用が大きい(長い)というのは
海外にはない日本独自の文化なんだそうです。
妻は夫を立てるもの。
日本で古くから言われてきた考え方が、
夫婦箸の長さに表れているんですね。
日本人の食生活には欠かせない箸。
ささいなことかもしれませんが、
こうした意味を知った上で夫婦箸を使うと、
これまで以上に2人で共に過ごす時間が
大切に感じられるかもしれませんね。
めおと箸の女性の箸が短いのは、「妻は夫を立てるもの」という日本独自の文化なんですね。
投稿者さんの奥様は手の指が長いということですので、
めおと箸ではなく、普通の箸を購入されれば良いと思います。
男性用と同じ長さの女性用の箸があると思います。
<コメント欄は、当分閉じさせていただきます>
平井 堅 『魔法って言っていいかな?』MUSIC VIDEO(Short Ver.)