中日新聞の読者投稿欄に「安易な原発推進待った」というタイトルで、17歳の女子高校生さんが投稿されていました。
地球温暖化が進む昨今、脱炭素社会の実現が求められる。
再生エネルギーと比べて安定的な発電が可能で、温暖化の原因である二酸化炭素の排出を抑えられることから、原発を最大限活用すべきだとの意見をよく聞く。
しかしながら私はそんな論法に違和感を覚える。
2011年3月、東日本大震災直後の津波によって東京電力福島第一原発が深刻な事故を起こしたからだ。
そのときの事故処理の問題は継続中の案件で、処理水放出を巡っては近隣諸国の反発があった。
既に日本国内で大量にある核のごみをどう処分するか、決まっていない。
原発は正義か、悪かー。
いま一度、真剣に考えた方がいいと私は思う。
以上です。
喉元過ぎれば熱さを忘れるという諺がありますが、日本人は原発被害を受けた方以外あの大変な被害を忘れつつあるのでは?
核のごみを処理する方法も決まっていないですし、これからも処理水を海へ放出し続けなければいけないです。
コロナ禍があったせいで、東日本大震災の悲劇を忘れがちです。
政府は従来原発を30年で廃炉するという規則でしたが、60年超までの延長を認めました。
機械って当初30年の予定で作られたものが60年超も問題なく稼働するでしょうか?はなはだ疑問です。
昔は広島・長崎に原爆を落とされたので、日本国民は原子力アレルギーでした。
私の小学校時代は雨が降ると黒い雨が降ると言って、雨に濡れないように気をつけました。
それが今では原子力を活用しています。
原発政策を推進していた自民党は、運の良いことに東日本大震災の時は民社党が政府でした。
菅首相の泡手振り、枝野官房長官の嘘八百。
政府は、同日午後 8 時. 50 分に福島第一原発から半径 2km の住民に“避難指示”を発表した。9 時 23 分には官房長官が「放射能漏れはなく、念のための避難指示」とした。
たった半径2キロ以内の住民ですか、信じられない大嘘です。
これを間に受けた住民は、大量の放射能を浴びたことでしょう。
アメリカ政府は、100キロ以内のアメリカ兵は逃げるようにと指示したという話です。
戦争と言い、原発大震災と言い、政府の言うことを間に受けたら酷い目に遭います。
政府は住民の安全より、大騒動を恐れるのです。
日本は地震国ですし、北朝鮮はミサイルをしょっちゅう日本に向けて飛ばしてきます。
もし間違って日本の原発所に当たったら、日本人は何名死んでしまうのでしょうか。
考えるだけで、恐ろしくて眠れなくなります。苦笑
平井 堅 『僕は君に恋をする』MUSIC VIDEO