団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

考えてみれば親は子どもから叱責されるなんて、情けないし、悲しいですよね。

2021-05-24 01:52:54 | 日記
 中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「母に謝る」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセーを書かれていました。



 某紙の投書欄で、五十七歳の自営業の男性の「ごめんなさい」と題された投稿を、おじさんはたまたま読み、胸が熱くなった。

 彼は、八十四歳で他界した母親の介護を2年ほど行ったそうだ。

 介護の中身を列挙し、自分自身のことで精一杯だったので「それが大きな負担」だった。

 あげく、思い通りに動いてくれない母親にいら立って、何度も声を荒げたという。

 その時の母親の悲しそうな顔が忘れられないとも。

 亡くなってから、己の行動を振り返り、何ということをオレはしてしまったのか、と慚愧(ざんき)の念に苦しみ、一文をしたためたのだ。

 優しかった母親の恩に報いることが出来なかったダメな息子であった事を亡母にわび、冥福を祈って結んでいる。


 二十年近く前に亡くなっているおじさんの母親は、最後まで要介護とはならなかった。

 だから、介護はしなかったものの、思い通りにならない母親の行動に容赦ない叱責の声を浴びせたことがよくあった。

 今さら、どうにもならないが、どんなにか母に悲しい思いをさせてしまっただろう。

 投書に悔恨の情をかき立てられ、おじさんも「ごめんなさい」と亡母に泣きながら謝りたい。


 以上です。


>あげく、思い通りに動いてくれない母親にいら立って、何度も声を荒げたという。
 その時の母親の悲しそうな顔が忘れられないとも。


 この投書欄の男性、独り身なのかな?
仕事をしながら介護なんて、所詮無理な話ですよね。

 市の福祉課などに相談して、訪問介護ヘルパーさんなどのお力をお借りするなどすれば、多少介護の負担が和らいだかも知れませんね。

 そうすれば、何度も声を荒げた挙句、母親の悲しそうな顔を見なくても良かったかもしれないのでは?

>介護はしなかったものの、思い通りにならない母親の行動に容赦ない叱責の声を浴びせたことがよくあった。

 作者は母親の介護をされなかったのに、思い通りにならない母親の行動に容赦ない叱責の声を浴びせたことがよくあったらしい。

 同居されていると、そんな事もあるのかな?

 私は母親と同居していなかったのと、母親が最後まで要介護にならなかったのが幸いして、母親に容赦ない叱責の声を浴びせたことがなかったです。

 運が良かったとしか言いようがないです。

 考えてみれば親は子どもから叱責されるなんて、情けないし、悲しいですよね。
自分の老化を嘆かれたのでは?

 私も息子から叱責ほどではないですが、注意を受けることがあります。
情けない。😅

 老化するということは当たり前のことですが、情けない身になるかもしれないですね。





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コメント (4)
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