中日新聞の読者投稿欄に「『高齢者』と呼ばないで」というタイトルで、65歳の主婦さんが投稿されていました。
年金受給者となり、各地で新型コロナウィルスのワクチン接種が始まってから「六十五歳以上の高齢者」というフレーズが一層気になるようになった。
なぜわざわざ高齢者と言わねばならぬのか。
「六十五歳以上の方」で十分な気がする。
自分がその年齢に達して初めて、わが国はひょっとしたら高齢者という言葉をあちこちで響かせることによって「あなたはもう必要のない人」との意識を刷り込もうとしているように思えてならない。
自分がそう言われるたび、老け込んでいくみたいで・・・。
「高齢者」という言葉はいらない。
私が年を十分に取ったことはいやが応でも自覚しているのだから。
以上です。
>自分がその年齢に達して初めて、わが国はひょっとしたら高齢者という言葉をあちこちで響かせることによって「あなたはもう必要のない人」との意識を刷り込もうとしているように思えてならない。
なるほど、そうかも知れませんね。😅
国の都合によって、高齢者と言ったり、まだまだ若いと言ったりするのでは?
国は年金をできるだけ払いたくないので、定年を六十五歳まで伸ばし、将来は七十歳まで伸ばそうとしている。
その時は決して高齢者と言っていないのでは?
まだまだ若い!
七十歳でリタイヤーするのは早い!
と、声高々に叫んでいるのでは。
男の健康年齢は、七十二歳なのに。
死ぬまで働け、若い世代に負担をかけるな!
と、言っているように思える。😅
今の六十五歳は、若いです。
私は七十四歳ですが、振り返ってみると六十五歳の頃は元気そのものでした。😊
白内障を除いてどこも悪くなかったし、いくら歩いても息切れするような事はなかったです。
七十四歳のいまは、ちょっと歩いただけで息切れします。😅
もちろん八十歳過ぎても、元気そのものの方もいらっしゃいます。
今回のコロナワクチン接種に関しても、「六十五歳以上の高齢者」と言わずに、この投稿者さんが言われるように、「六十五歳以上の方」で良いように思います。
六月の雨/究極(1980年)