団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

私は子どもの頃、母親から「物をだだくさに扱ってはいけない!」と、よく叱られたものです。😅

2022-06-30 00:39:22 | 日記
 中日新聞の「だだくさをひとさじ」とコーナーに「『服買わない』得たモノは?」というタイトルで、吉川トリコ(作家)さんが投稿されていました。

 一年間、服を買わないチャレンジをした。

 コロナ禍に突入した最初の年、どこにも出掛けられずにネットショッピングでストレスを発散していたら、ひと夏で安いのから高いのまで十枚以上のワンピースを買っていた。

 それでなくとも服を買い散らかしてはろくに着ないまま処分するということをくりかえして自己嫌悪に苛まれていたところだったので、さすがにこれはまずいと思った。

 さらには、流行の服を低価格で販売するファーストファッションの問題点を描くドキュメンタリー映画を見たことや、おしゃれとエコを両立させるためのガイドブック『シンプルなクローゼットが地球を救う』を読んだこと、強制労働で生産されたと疑われている新疆(しんきょう)綿の問題で国内外のいくつかのブランドに不信感を抱くようになったことなども重なり、いっちょトライしてみるかと思った次第である。

 条件は一年間服を買わないこと。

 ただし下着や装飾品、靴は可。

 挑戦してみて大きく変わった点といえば、時間が増えたことだ。

 何時間も通販サイトを見て回ったり、ファストフアッションの店を何軒もはしごしたりすることがなくなり、生活がすっきりした。

 服を買わない分、下着にお金をかけられるようになり、天然素材の質の良い下着を身につけるのはとても気持ちのおいいことだと知った。

 これまで手が出せなかったような価格帯のアクセサリーや帽子や靴も買うこともできた。

 そしてなにより、死蔵していた服をフル活用するようになった。

 「こんなにたくさんの服があるのに着る服が一枚もない!」となにかに急かされるように新しい服を買っていた日々はいったいなんだっただろう。

 必要最低限の持ち物で生活する「ミニマリスト」を目指しているわけではないので、相変わらずクローゼットは服であふれかえっているが、これからは修繕したりリメークしたりしながら大事に長く着続け、ほんとうに必要なものをできるだけエコでエシカル(倫理的)な方法で買い足していこうと思っている。


 以上です。

>一年間、服を買わないチャレンジをした。 

 作者は、このチャレンジで得るものが多かったようです。

 でもうちの娘は、アパレルメーカーに勤めています。

 それでなくてもアパレル用品は売れていません。

 コロナ禍やこれだけ物価が上がりますと、どうしても衣服は後回しになります。

 アパレルメーカーは、不況に陥っています。

 この作家さんのように服をたくさん持っていらっしゃる方はともかく、一般の方はそろそろ服が悪くなってきているのでは?

 新しい衣服を買う時期に来ていると思います😁

 ところで、タイトルに「だだくさ」という言葉が使われています。

  名古屋の方言のようです。

 「雑、しまりのない、だらしない」という意味です。

 私は子どもの頃、母親から「物をだだくさに扱ってはいけない!」と、よく叱られたものです。😅







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以前息子が私の家へ来た時、「コーヒーのいい匂いがするね」と言っていました。😁

2022-06-29 01:14:20 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「コーヒー 豆から楽しむ」というタイトルで32歳の女性が投稿されていました。

 長引く新型コロナウィルスの影響ですっかり定着した「おうち時間」を有意義に使おうと、ぬか漬けやウクレレ、英語の勉強を始め、春からは「マイコーヒー」を入れることにも挑んでいます。

 同居の父がコーヒー好きで多い日には一日で五杯以上飲むこともあり、そんな大量のカフェイン摂取を少しでも抑えるため、私が豆をひいていれたコーヒーなら、もう少し時間をかけて味わってくれるのではと考えたのです。

 豆をひく器具についてインターネットで事前に調べ、手頃な値段のものを生活雑貨店で選び、豆はコーヒー専門店でのお薦め品を買いました。

 早速試したら部屋にいい香りが広がり、口にした父は「市販のものよりおいしいよ。いつもよりゆっくり味わって飲むね」と言ってくれました。

 それまでは苦味があまり好きでなかった私ですが、「せっかくだから」と思って飲んでみたら、後味がスッキリしていて新鮮な味わいがしました。

 私も今や毎朝、目覚めのコーヒーを楽しんでいます。

 初心者なので、この先、いろいろな豆を飲み比べたり湯の入れ方や豆選びのこつを研究したりしていきたいです。

 いずれは苦味の少ないカフェオレ作りにも挑戦してみたいな。

 以上です。


>早速試したら部屋にいい香りが広がり、口にした父は「市販のものよりおいしいよ。いつもよりゆっくり味わって飲むね」と言ってくれました。

 お嬢さんの試み成功ですね。😁
 
>初心者なので、この先、いろいろな豆を飲み比べたり湯の入れ方や豆選びのこつを研究したりしていきたいです。

 お嬢さん、コーヒーの淹れ方にハマられたようです。
 きっと奥が深いので、いろいろ勉強しなければいけないでしょうね。

 私の家では、朝食には紅茶を入れます。紅茶に砂糖やミルクは入れません。

 朝のおやつの時間に、コーヒーを淹れます。

 コーヒー専門のポットを持っていないので、ゆっくりお湯を注ぐことが出来ないです。

 やはりコーヒー専門のポットが欲しいです、そうすればもっと美味しくなるように思います。😁

 ただコーヒーの匂いはいいです。

 以前息子が私の家へ来た時、「コーヒーのいい匂いがするね」と言っていました。😁

 昨日から市販のアイスコーヒー(微糖)に、牛乳を入れて飲んでいます。

 暑くてホットコーヒーは、飲む気がしませんので。😅

 秋までホットコーヒーと、おさらばです。

 コーヒーのいい匂いからも、ちょっとの間おさらばです。😅






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よく投稿者さんのご両親が許されたものだと思いました。

2022-06-28 01:38:20 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「あなたへ」というタイトルで、71歳の女性が投稿されていました。


 あなたは、もうずいぶんと前のことだけれど、「何のために生きているの?」と聞いた私に「あんたのために生きているんだ」って答えてくれました。

 あの頃は、すごく元気で、百歳まで生きる気がしていました。

 でも病が判明して八ヶ月足らず。

 あなたは三年前の夏の真っ盛り、それも孫息子の十七歳の誕生日に、静かに旅立ってしまいました。

 二十三歳の歳の差があった結婚生活で、娘を一人授かり、あの日も、この日も、その日も、笑ったり、泣いたり、怒ったり。

 そうしながら暮らした日々が、なかなか涙が枯れることはないけれど、今はただただ懐かしく思い出せるようになった気がします。

 あなたの大好きだった娘や二人の孫の行く末をきちんと見届けていきます。

 「こんなに元気に楽しく生活していたよ」

 「生きてきたかいがあったよ」と、いつかあなたに報告できるように、あなたへ向かって歩いていきます。

 待ち合わせる時間は決めなかったけれど、待ち合わせ場所には必ず行くから、もう少し待っていてね。

 存命なら、今日はあなたの九十五歳のお誕生日。

 おめでとう。

 いつものように、ささやかなお祝いをしましょう。

 以上です。


>あなたは、もうずいぶんと前のことだけれど、「何のために生きているの?」と聞いた私に「あんたのために生きているんだ」って答えてくれました。

 こんな殺し文句、よく言えたものですね。😁
 私には無理です。
 かみさんは大好きですが、こんなことを言った事はないです。

 23歳もご主人が年上とのことですが、当時投稿者さんが23歳だとするとご主人は46歳。

 よく投稿者さんのご両親が許されたものだと思いました。

 うちのかみさんが「46歳のおじさんなんて、相手にしない」と言いました。

 そうですよね、私も娘が23歳も年上の男性と結婚すると言ったら、「何を考えている!」と、怒りまくると思います。

 それにしても、投稿者さんは、ご主人の事大好きですね。

 いつか天国の待ち合わせ場所で、会えるといいですね。







松任谷由実 - 海を見ていた午後(TIME MACHINE TOUR 2018-2019)
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驚かれても反対されなかったから、次男さんもお嫁さんもお孫さんも幸せに暮らされていると思います。

2022-06-27 00:52:59 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「理由あり結婚!万歳!」というタイトルで、66歳の女性が投稿されていました。


 「ウッソー」と言うのは、こういう時に使う言葉だろうと思ったことがある。

 十二年前のある日、私は次男に思いっきり驚かされた。

 「お母さん、僕結婚することに決めたから」

 「あら、そうなの。で、どんな人?」

 「三歳年上なんだ」

 「へえ、いいじゃない」

 「それにバツイチなんだ」

 「いいじゃないの、そんなこと」

 「あのネ、小学校二年生の男の子がいるんだ」

 「ええー!」と絶句。

 見事な三段論法?に驚かされた。

 その時、私はお茶を飲んでいたのだが、湯のみ茶碗の中のお茶が波打っていたのを、今でもハッキリ思い出せる。

 驚愕の事実を知らされても、結婚に反対する気持ちは、不思議なことに全く湧いてこなかった。

 私など人一倍、甘ったれた性格ゆえに、夫にへばりつき、まるで寄生虫のように生きてきた人間だ。

 反対するどころか、まだ見ぬ次男のお嫁さんが愛しく、これまでどんなにか苦労したんだろうなあと思った。

 私は涙が溢れて止まらなくなった。

 夫も私同様、当初から反対する気持ちなど微塵もなかったという。

 あれから十二年が過ぎ、三人は今、呆れるほど幸せに暮らしている。おめでとう。

 理由(わけ)あり結婚! 万歳! 万歳!


 以上です。

 投稿者のご夫婦、ご立派ですね。

 驚かれても反対されなかったから、次男さんもお嫁さんもお孫さんも幸せに暮らされていると思います。

 私はダメですね。 反対するでしょうね。
 
>「それにバツイチなんだ」

 この言葉で「やめておけ!」と、言うでしょうね。

>「あのネ、小学校二年生の男の子がいるんだ」

 こんな事を言われたら、怒りまくるでしょうね。

 私は自分の価値観を、息子に押し付けると思います。

 





松任谷由実 - やさしさに包まれたなら (THE LAST WEDNESDAY TOUR 2006〜HERE COMES THE WAVE〜)
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新郎が思ったより軽かったので

2022-06-26 01:48:15 | 日記
 中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「勝ってくるぞ・・・」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセーを投稿されていました。

 
 今は見なくなったものに「駅のホームでの歓送会」がある。

 おじさんの若い頃には、よく見かけた。

 会社員の異動で勤務地が変わる時、プラットフォームに背広姿が居並んで万歳三唱したり「頑張ってな」と口々に声を掛けたりしていた。

 また、新婚旅行の出発時にも礼服姿の人々が輪になって、ホーム上で新郎を胴上げするなどして騒いでいた(取り落として大ケガさせた事故もあった)。

 いわば季節の風物詩のようなイベントだったが、現在は全くと言ってもいいほど見ることはなくなった。

 おじさんはその行事とは無縁だったので助かったが、見送られる方はずいぶん恥ずかしく苦痛な時間だったのではなかろうか。

 これは、先の戦争で出征する兵士たちを駅頭で見送った行事の名残りだったのかもしれない。

 「勝ってくるぞと勇ましく・・・」と戦争にかり出される兵士を激励したのだ。

 戦後の企業戦士たちも同じように「戦場」へ送り出された。

 いずれも個人の意思とは無関係の、有無を言わせぬ旅立ちだった(新婚旅行は少し違うか)。

 これは”汽車”の時代の話。

 電車や新幹線での旅立ちに万歳三唱は似合わない。

 それだけ日本は成熟したということか。


 以上です。


 直属の上司が東京転勤になった時、新幹線ホームまで見送った事があります。

 もちろん万歳三唱なんてしませんでした。

 新婚旅行の出発時、ホームで新郎を会社の仲間と胴上げしました。

 新郎が思ったより軽かったので、上へ上がりすぎてもう少しで取り落としそうになりました。😅

 今から思っても冷や汗ものでした。







オフコース/君住む街へ
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