団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

いくら十分にお金があっても、何事かあれば一挙に消えるのが、お金というものではないか

2018-01-31 06:06:35 | 日記



五木寛之さんの「百歳人生を生きるヒント」という本を少しづつ気の向いた時に読んでいます。

 今回は八十代の自分ファーストという項目に「思い悩んでも仕方がない経済問題」と
いうことで書かれていました。

 長寿社会に備えて年金を差し引いても約4100万円の足りないというファイナンシャルプランナーもいますし、
経済評論家の萩原博子さんは夫婦で最低1500万円老後資金として用意しなさいと言います。

 いくら十分にお金があっても、何事かあれば一挙に消えるのが、お金というものではないかと思うのです。
 それは敗戦の時、一夜にして家も財産も奪われ、身一つで放り出された経験が、今でも私の思考の根底にあるからです。

 「有事の金」と言われ、戦争になっても、インフレにも強いといわれる「金」ですが、そうとは思えません。
 国にお金がなくなり、どうしても必要になると、時の政府は、国民の持っている金を供出させることも可能なんです。
 預金封鎖や新円切り替えなど、あらゆる手段で、国民のささやかな財布に国が手に入れて持っていく・・・・ということが、
実際にあったのです。

 そういう時、老後の備えとして、コツコツ貯めた預金も、個人年金も全て、水泡のように消えていくのです。

 朝鮮半島や、中東の問題から、第三次世界大戦が起こる可能性も、真剣に論じられています。
遠い国の出来事だと思っていた危機が、実際現実のものとなった場合、難民として国を出ることもあり得るでしょう。

 その時、金を持って逃げればいいと言いますが、不可能です。
金は重たくて、命からがらというケースでは、とても無理。
それに治安が悪くなると、貴金属を持っているということが、命を狙われるリスクになるのですから。

 何をオーバーなことを言って脅かしているのかと、反発されるかもしれませんが、何が起こってもおかしくないのが、人生です。
 人生は、常に想定外のことの連続だと、覚悟を決めておいたほうが良いのではないでしょうか。


 この項目の途中まで記述しました。
五木寛之さんが言われるのには、長い老後のために、いくら備えておけばいいのか、思い煩うこともしない。
「明日のことを思い煩うな」ということです。

 



 私の母方の祖母がよく言っていました。
「軍から持っている指輪・貴金属を提出するよう言われて、全て吐き出してしまった。
私は隠そうとしたけど、お父さんが気が弱いので全て出してしまった」。

 男はダメですね〜、お国のための言われると素直に出してしまうんですね。(苦笑)
軍も怖いですしね。
よく祖母がこぼしていました「あの貴金属があったら」と。

 また戦後まもなく行われた預金封鎖や新円切り替えで、
おばあさんが、戦前に持っていた現金や戦時国債は無価値になったとも言っていました。
五木寛之さんの言われていることは、間違いないです。
 
 








大滝詠一「風立ちぬ」
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんなお客は、御里が知れますよね。(苦笑)

2018-01-30 08:19:16 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「従業員にも思いやりを」というタイトルで、33歳の会社員の男性が投稿されていました。



 私は昨年秋、病気のために異動となり、社外の人と日常的に接する部署に替わった。

 ようやく新しい職場に慣れつつあるが、多くの客と関わる中で
「お客さまはそんなに偉いのだろうか」と感じてしまう場面が多々ある。
「おい!」と呼び掛けられたり
「あのさ!」と話し掛けられたり・・・。
友達ではないのだから、あまりにもなれなれしい話し方をされると
私は戸惑ってしまう。
こちらの対応が遅れ、納得ができる回答が得られないとすぐに怒り出す客もいる。
きっと従業員を下に見ているのでこんな言動になるのだろう。

 企業などへのクレームは「客の潜在的な要望が隠されているから大事にせよ」と
よく言われているが、理不尽とも思える注文や文句を聞くたび、
未熟な私はとても暗い気持ちになる。

 私のような従業員も客もそれぞれを思いやる気持ちがあればもう少し
温かい世の中になるのに。
こんなふうに考える私は甘いのだろうか。


 以上です。

 私は外国に行ったことがないですが、欧米では従業員が「売ってやっているんだ」
という態度だとテレビで放映していたことがあります。
日本では「お客は神様」という意識が高すぎるように思います。
特に私も含めた高齢者は態度がでかいようです。(苦笑)
同じ人間なので、お互い平等な立場で接したいですね。
お客だけではなく、従業員さんも態度が悪い人を見受けられるように思います。
この男性が書かれているように、「お互いに思いやる気持ち」がたいせつだと思います。

>「おい!」と呼び掛けられたり

こんなお客は、御里が知れますよね。(苦笑)





『目覚めた時には晴れていた』伝書鳩
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私はスマホより本や新聞をとは思いません。

2018-01-29 04:45:21 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「スマホより本や新聞を」というタイトルで74歳の男性が投稿されていました。



 孫たちが老夫婦の住む田舎に来て笑顔を振りまいてくれた正月が
あっという間に過ぎ、いつもの静けさに戻りました。

 正月に新聞を読みながら、孫たちのように自分が子供だったときの
ことを思い出しました。
本紙夕刊に掲載された漫画「のらくろ」を早く読みたくて冬に
はいてつく中を新聞受けまで走ったものです。

 今はスマートフォンの画面で指先を動かすだけで情報を
得ることができますが、若い人たちには新聞や本を手に取って読み、
いつまでも記憶に残る情報を見に付けてほしいものです。
孫たちにそんなことを話したら苦笑されました。
それでも大学生の孫は下宿先で新聞を購読しているとのことで、
少しばかり頼もしく感じました。


 以上です。


 私はスマホより本や新聞をとは思いません。
今の学生は大学入試も就職試験もスマホなしではやっていけないと
思うからです。
幼稚園児でもスマホをなぶっているのに、うちの孫達は中二の孫が母親の
スマホでやっとメールを打つぐらいです。
私の息子は孫たちがインターネットを使うのをあまり快く思っていないので
人様のお子様より少し遅れています。

 息子が子供の頃ファミコンが流行っていましたが、息子が夢中になるのを
恐れて他の子供達よりだいぶ後に買いました。
それがよかったかどうかわかりませんが、息子はファミコンに夢中になることは
なかったですが、パソコンを勉強するのは他の子より遅れたように思います。

 最近 新聞を購入する若い人は少なくなりました。
それは時代の趨勢で仕方ないと思います。
 本は若い人も結構読んでいるように思います。
逆に私なんか細かい字が読みづらくなって、本から遠ざかっています。(苦笑)







やさしさに包まれたなら - 荒井由実(松任谷由実)
コメント (23)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JRAから賞品がやってきました。(笑)

2018-01-28 06:02:28 | 日記
 昨日の午後 いつもの喫茶店から帰って郵便受けを見ますとJRAから封書が着ていました。
封筒の裏の送り先を見ますと、JRA賞品発送事務局になっていました。
封筒の表の私の名前の下にA賞と書かれていました。

 すぐに去年の12月に「有馬記念ウィナーズコレクションキャンペーン」に応募したことを思い出しました。
A賞は何か覚えていませんでしたが。(苦笑)
 





 家に帰ってかみさんに封書を開けてもらうと、QUOカード(500円分)と、オリジナルステッカーが入っていました。
A賞は42、000名に当たるということで、一番当たりやすい景品でした。
それでもうれしいです。(笑)




上の写真がQUOカード(500円分)




上の写真がオリジナルステッカー

オリジナルステッカーに書かれている馬は、有馬記念の優勝馬。
オグリ・キャップ、ディープ・インパクトなどの名前が書かれていました。

 去年の有馬記念は12月24日(日)に行われました。

 私は単勝に各1000円づつを4頭にかけました。(単勝は1位を当てる買い方)
歌手の北島三郎さんの持ち馬、キタサン・ブラックが1位でした。
配当は1番人気で190円(一口 100円)でした。

私は4000円かけて1900円の戻りで、2100円の赤でした。(苦笑)


 それでもQUOカード(500円分)が当たったので、損失が1600円になりました。(笑)








大滝詠一 - 夢で逢えたら
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帰り片目で、ひとり歩いて帰るなんて

2018-01-27 06:33:47 | 日記
一昨日 かみさんは親しくしている団地の方達と昼過ぎに外食へ出かけました。
そこで白内障手術の話題になったようです。
その中のお一人が以前白内障手術を受けられたようです。
 
 そのご婦人は、手術の当日 ひとりで自転車で病院へ行かれたようです。
手術後 自転車で帰ろうとすると、病院の職員さんがそれを見て、
「自転車に乗って帰るのは危ないのでやめてください」と言われたそうで、
片目で自転車を引っ張って、自宅に帰られたそうです。
白内障手術ぐらいでご主人に「会社を休んで」なんて言いづらくて、ご主人に付き添いを頼まれなかったとのことです。

 私には無理です、帰り片目でひとり歩いて帰るなんて。
かみさんに、付き添ってもらわないと怖くて。(笑)
今回の手術、かみさんに送り迎えをしてもらうつもりです。
このご婦人が「ひとりで歩いて帰ってきた」と言われたので、
かみさんは私に「ひとりで帰ってこい」という気持ちなんですかね。(苦笑)


 話がかわって、ある方のブログを拝読していましたら、
「一年前の悩み事、言える人、いますか?」と書かれていました。

 一年前の悩み事ねぇ〜、今も継続している悩みならともかく、
済んでしまっていると思い出せないですね。

 去年の今頃、何か悩んでいたのか、いなかったのか
さっぱり思い出せません。(苦笑)

 「悩みの種というものは、いつまでも悩みの種として残ってはいるけれど、
でも、あるときふと過去を振り返ったとき、『あれ?あんなに悩んでいたけど、
いつのまにか気持ちが落ち着いていたなぁ』ってこともあるものだ。」。
と、締め括りに書かれていました。

 なるほどと、思いました。




さよなら模様
コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする