団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

いつまでもチャレンジする宮城まり子さん

2007-03-30 08:46:00 | 日記
日経新聞の「私の履歴書」にねむの木学園園長の宮城まり子さんが連載されています。
私は日経の「私の履歴書」はだいたい読むようにしていますが、今回の宮城まり子さんの連載は特に楽しみにしています。
私が中学生時分は宮城まり子さんは歌手、俳優、タレントでした。私は宮城まり子さんを「ガード下の靴みがき」の歌で知りました。くつ磨きの少年のカッコウでほっぺに靴みがきの黒い汚れをつけて歌われた姿を今でも思い出します。東宝の舞台のテレビ中継でも宮城まり子さんを観ることがありました。
ある日、宮城まり子さんが肢体不自由児養護施設「ねむの木学園」を設立されたとの新聞報道を見て子供ながら芸能人が出来るのかなと思った記憶があります。
宮城まり子さんのエライのは、まったくの素人さんが、肢体不自由児は義務教育さえ受けることができないという当時の状況を憂い、何もないゼロの状態からねむの木学園を設立し、四十年間もりっぱに運営されていることです。あの経営の神様、松下幸之助さんさえ、まり子さんに「やめたほうがいい」と忠告されたのにやめなかった。
まり子さんはどんな子供達もすばらしい能力があるという信念を持たれて行動されている。学園設立当初、ある先生が絵の時間に生徒がカニを見たこともないのにカニを既成概念で書かせたことに怒られた。既成概念を押し付けるのではなく、子供達が見たまま、感じるまま書くことが大事という信念を貫かれている。私も「ねむの木学園」のホームページに掲載されている生徒の絵を観ましたが、どれも人間の暖かさを感じる素晴らしい絵ばかりでした。私も一枚手に入れて家で飾りたいと思うほどでした。
私の履歴書で印象に残った記述を三つほど記載します。一番目にまり子さんが外国の施設の勉強に行かれた時、ある施設の看護士が患者の部屋を出るとき患者の目をみたまま後向きに出られるのを見たとのこと。私も患者の立場から看護士さんが部屋を出られるとき、看護士さんの背中を見るより、自分をずっと見ているように部屋を出ていただくのがうれしいと思う。
二番目に印象に残ったのは、体の不自由な子を英語では「チャレンジチルドレン」とよぶとまり子さんはハワイで教えていただいたとのこと。素晴らしい表現だと思いました。体の不自由な子というだけで同情の目を向けてしまいますが、「チャレンジチルドレン」と言われれば未来に向かってこの子らはチャレンジしているという前向きなイメージを抱きます。
最後に吉永淳之介さんとまり子さんとの恋です。私が知ったのは、高校生の時に図書館で安岡章太郎さんの本を読んだとき、吉行淳之介さんと宮城まり子さんの事が書かれていたので知りました。安岡さんは吉永さんの親友です。安岡さんと吉永さんがいるところにまり子さんがメロンを持参して訪ねてきたという話でした。その時、吉行さんは結婚されていたのでまり子さんとは愛人関係でした。私はなぜ吉行さんのような色男がさしてきれいでもないまり子さんと愛人関係なのかよくわかりませんでした。今でもこれほど愛しつづけた二人が結婚できなかったのかよくわかりません。現代でも奥様が離婚に同意されなければ離婚はむつかしいのかな思いました。吉行さんと奥様の事情はぜんぜんしりません。ただ吉行さんとまり子さんは、ほんとうに愛しあった二人で夫婦よりも絆は強いと思われます。お互いになくてはならない永遠の恋人でしょう。すばらしい。
宮城まり子さんのように子供達を愛し、信じて教育を実践してきた人に文部省の教育方針のアドバイザーとして活躍していただければ、日本の学校教育も少しはよくなるのではないかと思ってしまいます。まり子さんは忙しい人だからとても無理だとは思いますが。
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平山瑞穂さんの「シュガーな俺」を読んで。

2007-03-25 08:38:00 | 日記
ある雑誌のコラムで平山瑞穂さんが、糖尿病について書かれており、詳しくは自分の著書「シュガーな俺」に書いていますと記載されていたので、早速購入してみました。
この本はオートフィクションということです。私はこのような言葉は知りませんでしたので調べてみますと自伝風小説とのこと。私は半分くらいがフィクションで半分くらいがノンフィクションだと解釈しました。
「シュガーな俺」はテンポの良い小説で二日で読破できました。私は現在糖尿病ではないと思っていますが、なかなか参考になる事が書かれていました。例えば糖尿病食を作るのには当然カロリー計算が必須ですがそのマニュアルに「食品交換表」というものがあるとのこと。食品を六つに分類し、白米やパンなどの穀物系の食品は「表1」「表2」は果物と分類されている。簡単そうだが以外な落とし穴がある。たとえば一般的な豆類は「穀物」に当たるので「表1」ですが、大豆や枝豆は、たんぱく質の含有量が特に多いことから「表3」の肉類、魚介類に入る。また豚モモ肉は「表3」の肉類に入るのだが、豚バラ肉やベーコンは脂身が多いことから油脂・多脂性食品の「表5」に分類されるとのこと。なかなか勉強になりました。
また描かれているいろいろな入院患者さんの人物像もおもしろいと思いました。私も入院していたことがあるのでたしかにそのような患者さんがいるなぁと入院時の患者さんたちの事を思い起しました。
主人公はインスリンの注射を食事の三十分前に打たなければいけないが、それに合わせて食事を作ったり、取ったりするのはなかなかむつかしいのではないかと思った。
家事の大変さもこの作品から改めて認識した。とかく男は家事なんてたいしたことはないと思う人が多いが、やってみればわかりますが、なかなか大変です。料理は段取りが大事ですし、想像力もいる。ワイシャツのアイロンがけもコツを習得しなければ上手くいかない。へたをすると仕事より大変な面もある。
今回の平山瑞穂さんの小説は読みやすかったので、また別の平山さんの著書を購入しようとおもいました。ちなみに平山瑞穂さんのブログのアドレスが紹介されていたので早速お気に入りに登録しました。
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今年は日本のプロ野球を観るのは止めにしよう!!

2007-03-24 06:24:00 | 日記
一昨日、日本プロ野球組織はドラフト希望枠の制度撤廃を今年度からではなく来年度からにすると発表した。希望枠撤廃にからみFAの短縮問題が各球団でおりあわなかったとのこと。
今、各球団の利益を考えている時期ではないだろう。
まず裏金問題の温床になったドラフト希望枠の撤廃をすべきでしょう。裏金をもらった東京ガスの木村選手、早稲田の清水選手は一年間の野球禁止とか、野球部の退部とか重い罰則を受けている。
大人であるプロ野球のオーナー、球団社長、コミッショナー代行は当然ただちに希望枠撤廃の判断をすべきであった筈です。
根来コミッショナー代行などとんでもない、能天気な発言をしている。「じっくり考えて、良い制度にしよう」そんな場合か!!
若者二人を犠牲にしておいてこの態度。
日本プロ野球組織の上層部はコミッショナー代行、オーナー、球団社長ともアホばかりだ!!
彼等に天罰を与えるためには今年度プロ野球を観に行かない、テレビも観ないようにして反省させるのが一番だと思う。
今年は大リーグを観て野球を楽しみましょう。
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タミフルの服用を当分禁止すべきである。

2007-03-22 06:16:00 | 日記
昨日、厚労省が10代のタミフル使用を基本的に禁止しましたが、その他の年代も当分禁止すべきだと思う。20代でも異常行動が見られたとの報告が出ている。タミフルはインフルエンザによく効くといわれているが、新聞によると他の薬に対して一日熱が早く低くなると書かれていた。たった一日のために異常行動で亡くなってしまうリスクの高い薬を使用する事は止めた方が良いと思われる。タミフルによって起こると思われる異常行動の真実がはっきりするまで全面的に危険な薬は使用禁止すべきである。
医者はタミフルの効能をほめる。そのような薬を世界の内で日本が七割も使用しているのはおかしい。もっと世界中が使用している筈だ。作っているのがスイスの製薬会社なのに日本がだんとつに使用しているのに不自然さを感じる。
タミフルは危ない薬としか私には思えない。タミフルの安全を立証できないかぎり、使用禁止にすべきである。あやしげな薬はただちに禁止すべきである。
厚労省よ!!ミドリ十字でのエイズ薬害の過ちを再びおこすな!!
中外製薬との癒着問題はあやしいぞ!!
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幻滅だ!!

2007-03-20 06:16:00 | 日記
韓国のどんな美人女優でもキムチを手づかみで食べているドラマを観ると幻滅します。日本の美人女優が納豆や、とろろを食べているシーンを観ますと幻滅します。
ちなみに私はそれらの物を食べます。勝手だなとは思いますが、その感想は変わりません。
話は変わって、ある食品チェーンでわりばしをやめて樹脂製のはしに切り替えるとのことが新聞に掲載されていました。環境を考慮してとのことです。インドなど食事に手を使用する国があります。子供のころ それを聞き汚いとおもいましたが、環境など考慮しますと手で食べるのも良い方法かもしれないと、近頃思えてきます。
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