中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「1経婚」というタイトルで飛島圭介さんがエッセーを書かれていました。
ある書類で「未婚」か「既婚」かいずれかをチェックする項目があった。
そこでおじさんは離婚した女性からこう聞かれた。
「こういう場合、私はどちらをチェックしたらいいんでしょうか」
アッ、と思った。思わぬ盲点だ。
「”既婚”というのは結婚経験ではなく、今現在、結婚しているかを問うているはずだから、”未婚”でいいんじゃないか」
とおじさんは応じた。
しかし、彼女は納得しない。
「でも、”未婚”というのは私の場合、ウソをついていることになりません?
私はウソは嫌なんです」
ウーム、弱った。
「じゃ、こうしよう。未婚・既婚を二重線で抹消し、一回結婚経験あり、と欄外に書いたらどう?
字数が多ければ、”1経婚”または”1婚”にする。
どうも私は離婚を”バツイチ”というのは好きじゃないから、”1婚”としたら分かりやすくないか?」
話は発展し、とにかくこの「問い」は愚劣だという議論になった。
未婚・既婚・1経婚・1婚・事実婚・同性婚など、問う方がおかしかろう。
そんな大事な個人情報を簡単に開示しうる時代ではないのだ。
ほっといてほしい。
以上です。
>どうも私は離婚を”バツイチ”というのは好きじゃないから
バツイチというのは、明石家さんまさんが初めて言われたそうです。
この言葉で離婚が軽くなったように感じます。
>ある書類で「未婚」か「既婚」かいずれかをチェックする項目があった。
このような質問がある書類って、思い浮かびません。
雑誌なのかな?
作者も書かれているように、こんな大事な個人情報を簡単に問う方がおかしいですね。
慕情【訳詞付】- ナット・キング・コール
ある書類で「未婚」か「既婚」かいずれかをチェックする項目があった。
そこでおじさんは離婚した女性からこう聞かれた。
「こういう場合、私はどちらをチェックしたらいいんでしょうか」
アッ、と思った。思わぬ盲点だ。
「”既婚”というのは結婚経験ではなく、今現在、結婚しているかを問うているはずだから、”未婚”でいいんじゃないか」
とおじさんは応じた。
しかし、彼女は納得しない。
「でも、”未婚”というのは私の場合、ウソをついていることになりません?
私はウソは嫌なんです」
ウーム、弱った。
「じゃ、こうしよう。未婚・既婚を二重線で抹消し、一回結婚経験あり、と欄外に書いたらどう?
字数が多ければ、”1経婚”または”1婚”にする。
どうも私は離婚を”バツイチ”というのは好きじゃないから、”1婚”としたら分かりやすくないか?」
話は発展し、とにかくこの「問い」は愚劣だという議論になった。
未婚・既婚・1経婚・1婚・事実婚・同性婚など、問う方がおかしかろう。
そんな大事な個人情報を簡単に開示しうる時代ではないのだ。
ほっといてほしい。
以上です。
>どうも私は離婚を”バツイチ”というのは好きじゃないから
バツイチというのは、明石家さんまさんが初めて言われたそうです。
この言葉で離婚が軽くなったように感じます。
>ある書類で「未婚」か「既婚」かいずれかをチェックする項目があった。
このような質問がある書類って、思い浮かびません。
雑誌なのかな?
作者も書かれているように、こんな大事な個人情報を簡単に問う方がおかしいですね。
慕情【訳詞付】- ナット・キング・コール