団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

ドン・ペリを飲みたいとは思いませんね。

2019-10-28 02:25:55 | 日記
 中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「豚と真珠」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセーを書かれていました。



 物入れを片付けていたら、立派な箱入りの洋酒が出てきた。
いつ誰に頂いたかまったく思い出せない。

 箱を開けると高級そうな洋酒がビロードの布で包んである。
独りで飲めそうにないので何かの集まりに持って行くことにした。

 たまたま「朋(とも)あり遠方より来る」ことがあり、数人で飲むことになった。
良い機会だと、その洋酒を持参し披瀝に及ぶと、歓声が上がった。

 「おいおい、これ、ドン・ペリじゃないか!しかもロゼのドン・ペリだ。
高級クラブでは、一本何十万するかわからない代物だぜ。どうしたんだ、これ!」

 正直におじさんがたぶんもらいものだと答えると、興奮した友人たちに口々に叱られた。

 「誰にいつもらったかも覚えてない、ドン・ペリも知らない。まったく豚に真珠、猫にカツオ節だ」
「バカ、猫に小判だろ」

 豚でも猫でもいい、まずは開けて飲もうということになり、
おじさんは生まれて初めてドン・ペリなるシャンパンを味わった。

 ここで読者諸兄姉にご報告を。
「べつに飛び上がるほどうまくもないし、ごくふつうの発泡酒でした」。
やっぱり”豚に真珠”だったか。



 以上です











 私も30年前ぐらい名古屋のホテル・オークラのレストランでシャンパンは飲んだことがあります。
1本5千円ぐらいでしたので、ドン・ペリではありません。
かみさんがシャンパンで気分を悪くしたので、困ってしまいました。
飲み慣れないものを飲むものではないですね。(苦笑)

 高級クラブですと↑の写真のドン・ペリの価格が、4〜5倍になるそうです。
高級クラブで、そんな高い洋酒を飲む人の気持ちが分からないです。
「黒い花びら」という歌で、第1回のレコード大賞を取られた水原弘さんが、
高級クラブでいつもドン・ペリを飲まれていたようで、お金も無くなり、身体も壊されたそうです。
(ドン・ペリではなく、レミーマルタンだったかも)

 ドン・ペリを飲みたいとは思いませんね。










The Beatles - Let It Be - Let It Be (STEREO REMASTERED)
コメント (16)
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