埼玉県深谷市のふかや緑の王国では、春告草のセツブンソウの花がたくさん咲いています

　埼玉県深谷市櫛引にあるふかや緑の王国では、春到来を告げる、白いセツブンソウの花がたくさん咲いています。

　ふかや緑の王国と呼ばれる公園は、深谷市の市民ボランティアなどが管理・運営する公園です。その中は自然豊かな公園です。

　その公園の一郭に、花の大きさが2センチメートル程度のセツブンソウ（節分草）の白い花が地面から顔を出して咲いています。





　セツブンソウは、キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草です。育つ地面の周囲の木々が葉を繁らせる前に、地面に太陽光が当たっている内に、花を咲かせ、すぐに実を付けます。





　このため、山里などで雪が融けると、春が来たことを告げる“春告草”の“スプリング・エフェメラル”の一つです。-

　セツブンソウは、ふかや緑の王国の中では、実はあまり目立たない場所で、花を咲かせています。





　セツブンソウの花は、メインの散策路から少し奧の場所で、咲いているために、気がつかないで通過する方も多いと想像しています。

　その近くでは、黄色い花のクロッカスも花を咲かせています。



　黄色い花のクロッカス同士は、距離をいくらか置いて、花を咲かせています。



　少し離れた場所では、冬や春に咲くカンザキアヤメの花も咲いています。



　そのふかや緑の王国の中には、いくらか大きい規模の梅園があり、白梅や紅梅などのウメの木が花を咲かせてます。





　梅園の中にも小道があり、花を咲かせているウメの木々の間を散策できます。



　この梅林に植えられているウメの木は花の咲き方がかなりばらついています。

　ふかや緑の王国は木々が多く自然が豊かなので、ふだんは野鳥も多くいるのですが、今回は野鳥には出会うことができませんでした。不思議です。