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ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県川島町などにある三ツ又沼ビオトープで野鳥観察した話の続きです。

2014年12月20日 | 季節の移ろい
 埼玉県比企郡川島町と上尾市、川越市の境の荒川と入間川の合流点近くにある三ツ又沼ビオトープに、野鳥観察に行った話の続きです。

 荒川の河川敷にある三ツ又沼ビオトープの湿地帯部分には、木道が整備されています。



 三ツ又沼ビオトープの湿地帯部分の周囲の雑木林には、カワラヒワの群れがいました。あちこちからカワラヒワの鳴き声が聞こえてきます。





 カワラヒワは、身体の羽根が全体的に灰褐色で部分的に黄色です。太いくちばしが目立ちます。飛ぶと、羽根先の黄色色が目立ちます。目の周囲が黒いので、目つきが悪い感じにみえます。



 カワラヒワは春から夏にかけては文字通り河原などでよく見かけます。一年中、比較的身近な場所で観察できる野鳥です。

 よく見かけるカワラヒワはスズメとほぼ同じぐらいの大きさですが、今回、観察できたカワラヒワは少し大きく感じました。冬鳥として日本に飛来するオオカワラヒワの可能性があります(どちらかを判定するほどの知識がありません)。

 実は、枯れたヨシ原や雑木林などに一番多くいる野鳥は、ホオジロの仲間のカシラダカです。頭部の羽根(?)が“リーゼントヘア”のように逆立っています。



 カシラダカはあちこちで見かけるのですが、一羽が警戒して飛び上がると、次々と飛び去るために、写真撮影がなかなか難しいのが実情です。

 湿地帯部分の雑木林には、秋に実ったカラスウリの実のオレンジ色が目立ちます。



 実の中身はもう食べられていて(?)、オレンジ色の実の皮だけが残っているようです。


 三ツ又沼ビオトープの上空には、猛禽類らしい大きな野鳥が空を舞っています。ゆったりと弧を描いています。



 たぶん、トビだと思いますが、時々はタカやワシの仲間も飛んでいるそうです。広大な河川敷は、猛禽類が生活できる程度の豊かなテリトリーになっています。