気ままに

大船での気ままな生活日誌

江の島を訪れたエトランジェ&巴水の月

2019-10-08 21:28:07 | Weblog

こんばんわ。

残念ながら、ノーベル物理学賞も日本人受賞者なしでした。また、日本科学未来館の予想もはずれ、連敗。明日の化学賞に期待しましょう。未来館予想一位のリチウムイオン電池の開発(水島公一&吉野彰)に勝たせたい。

今日の物理学賞は天文学の分野からということで、今日も夕空を眺めた。きれいなお月さまがぽっかり。上弦の月から二日目、だいぶぽっちゃりと。満月は6日後の14日。台風一過の名月を期待したい。

昼間は川瀬巴水の秋の月を見てきましたよ。藤沢浮世絵館で。

潮来の夕

馬込の月(これはぼくの姿が写り込んでいたので、別のところから)

ほかに、秋の風景。

巴水の”浜町河岸”

河原崎奨堂の”はげいとう”

井出岳水のツタにシジュウカラ

藤沢浮世絵館の今回の主テーマは”江の島を訪れたエトランジェ/描かれた異邦人

江の島に飛来し修行したと伝わる役行者(えんのぎょうじゃ)、江島神社縁起にまつわる空海、日蓮や朝鮮通信使を描いた浮世絵や、オランダ使節に同行して見聞記「日本誌」を記した博物学者のエンゲルベルト・ケンペル、植物園を江の島に開いた貿易商のサムエル・コッキング、江の島に実験所をつくりシャミセンガイなど相模湾の生物を研究したモース博士の資料等が展示されている。とても面白かった。

役行者

モース博士の実験所

朝鮮通信使(北斎)

日蓮の龍口法難

ケンペル関係の資料。

サムエル・コッキングの植物園(明治30年)。

現在も遺構が残る。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

芳年の”今様けんし江の島児ケ淵”

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ノーベル賞ウイークに日本科学未来館へ

2019-10-08 06:43:17 | Weblog

おはようございます。

いよいよ、ノーベル賞ウイークがはじまりました。残念ながら昨日の生理学・医学賞の日本人受賞者は出ませんでしたが、今日、明日の物理学賞、化学賞でも候補者はいっぱい。

さて、昨日はお台場の日本科学未来館に行ってきた。ゆりかもめ線に乗るのは久しぶりだし、日本未来館には初めてのような気がする。お目当ては、ここで開催されているマンモス展なのだが、もう一つ楽しみにしていたことがある。それは、未来館が毎年、発表している、ノーベル賞の受賞予想。すでに、ホームページには発表されているのだが、きっと、館内でも華々しくパネル展示されているのだろうと思っていた。

ところが、そういうコーナーは皆無だった(笑)。ただ、ノーベル賞関連の講演などのイベントは開かれていて、その日はノーベル化学賞の演題だった。時間の関係で聴講はしなかった。

では、未来館が発表した2019年のノーベル賞は?今年は、これまで受賞予想記事の中で名前の挙がった研究者・研究テーマをリスト化し、”今年ノーベル賞を受賞してほしい研究”を科学コミュニケーターの投票で選んだそうだ。では、発表します。

生理学・医学賞

第1位:ゲノム編集ツール「CRISPR-Cas9」の開発
・ジェニファー・ダウドナ(Jennifer Doudna、米国)/エマニュエル・シャルパンティエ(Emmanuelle Charpentier、仏)

第2位:エイズの発症を抑える抗HIV薬の開発
・満屋裕明(日)

第3位:DNAメチル化による遺伝子の発現調節機構の発見
・ハワード・シーダー(Howard Cedar、米国)

さて、2019年のノーベル医学生理学賞はどうだったか。「細胞の低酸素応答の仕組みの解明」、米ハーバード大のウィリアム・ケリン教授、英オックスフォード大のピーター・ラトクリフ教授、米ジョンズ・ホプキンズ大のグレッグ・セメンザ教授の3氏。まずは、はずれです。

物理学賞(10月8日午後6時45分~)

第1位:「光格子時計」の提唱と実現 
・香取秀俊(日本)

第2位:カーボンナノチューブの発見と応用
・飯島澄男(日本)/遠藤守信(日本)/フェードン・アヴォーリス(Phaedon Avouris、ギリシャ)/シース・デッカー(Cees Dekker、独)

第3位:量子テレポーテーションの研究
・チャールズ・ベネット(Charles H. Bennett、米国)/ジル・ブラッサー(Gilles Brassard、カナダ)/ウィリアム・ウーターズ(William K. Wootters、米国)/古澤明(日本)

化学賞(10月9日午後6時45分~)

第1位:リチウムイオン電池の開発 
・ジョン・グッドイナフ(John B. Goodenough、米国)/水島公一(日本)/吉野彰(日本)

第2位:酸化チタンの光触媒作用の開発
・藤嶋昭(日本)

第3位:「次世代シーケンサー」の開発
・ジョナサン・ロスバーグ(Jonathan M. Rothberg、米国)

三つの科学賞の内、ひとつは日本人がとりたい。今年は、化学賞あたりにきそう。応援!

。。。。。

未来館はゆりかもめ線テレコムセンター駅で下車。

歩いて5分。日本科学未来館。

たくさんのノーベル賞受賞者が来館している。一人ひとりが、科学少年少女に一言。

アンドロイド(オトナロイド)にノーベル賞の予想を聞く(笑)。

マンモス展。とても面白かった。のちほど詳細を。

では、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント (2)
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