気ままに

大船での気ままな生活日誌

華やかなり上野公園 金木犀と津軽三味線も

2019-10-16 22:46:57 | Weblog

こんばんわ。

今日は上野で一日遊んできました。

華やかなり上野公園。錚々たる美術展が開催中。

コートールド美術館展ハプスブルク展ウィーン美術史美術館)、ゴッホ展が同時期に開かれる都市は世界中探してもないだろう。世界一の上野公園!

ぼくは、これまた世界に誇る美術展、正倉院の世界展へ。

そして、展覧会だけではなくうれしいことが!鎌倉では消滅してしまったかにみえる金木犀が平成館の前で!初見、初香り!鎌倉は塩害かも。

黄金色の金木犀。黄金色のパンツとベンチも。東博庭園にて。

このあと、金木犀は上野東照宮でも!

黄金色の東照宮!

そして、噴水広場の前では、津軽三味線を聞く。大好き!

津軽あいや節を弾く名人。



そして、若手歌手が登場。名人の伴奏で歌う、津軽じょんがら節。心にしみる。

青森の名店が上野に勢ぞろい。

青森の名犬も親子で!

加えて、ダリア展も。詳細は明朝に。


すばらしい上野の一日だった。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

久し振りにお月さまがハート型の雲間から顔を出してくれました。

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横浜美術館コレクション展 下村観山を中心に

2019-10-16 09:22:13 | Weblog

こんばんわ。

オランジュリー美術館コレクション”が開催されている横浜美術館で、同館コレクション展も行われている。こちらのテーマは、横浜開港160周年記念として、”東西交流160年の諸相”。開港期から第二次世界大戦後にいたるまでの幅広い時代の、異文化との響き合いを以下の章立てで探る。

序章 《パシフィック―シャタード・ブルー》
第1章 藤田嗣治と長谷川潔のパリ
第2章 ドイツのモダニズムと日本
第3章 多民族アメリカの「日系」たち
第4章 岡田謙三のユーゲニズム
第5章 アンフォルメルと具体
第6章 ネオダダ
第7章 横浜浮世絵と輸出工芸
第8章 下村観山の滞欧経験
第9章 木版画の日本
第10章 明治写真とニッポンの風景 

とても、全部、紹介しきれないので、第8章の下村観山の滞欧経験を中心にちょとだけよ。

1903年から2年間、下村観山が初の文部省在外研究員として欧州留学した。ここでは、西洋画の色を勉強したいと抱負を述べたようだ。名画を日本画材で絹地に模写したり、研鑽をつづけた。そのときの模写作品が3点飾られている。さすが、観山、見事な模写ぶりにびっくり。

ラファエロの椅子の聖母の模写 

ラファエロのまひわ(鶸)の聖母の模写

ミレーのナイトエラントの模写

そして、帰国後の大作、小倉山。絢爛たる色使いに留学の影響がみられる。ぼくの好きな作品。

平安時代の藤原忠平の和歌”をぐら山峰のもみぢ葉心あらば今ひとたびのみゆき待たなむ”の様子が描かれる。堀塗り、付け立て、垂らしこみといったやまと絵の技巧が駆使されているとのこと。琳派風の鮮やかな意匠性が見事。 今年も京都の紅葉、行くぞ!

維摩居士 顔面の陰影描写が見どころとのこと。

三聖の図

ほかに、第1章では藤田嗣治と長谷川潔

第9章では川瀬巴水も。

これは何章だったか(笑)。

ポール・ジャクレーの嫁入り支度

山村耕花のウンスンかるた

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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