気ままに

大船での気ままな生活日誌

スーパー台風接近 

2019-10-12 09:55:20 | Weblog

おはようございます。

近来にないスーパー台風が東海・関東に接近中です。今日、夕方にも上陸か。中心気圧が935ヘクトパスカル(伊勢湾台風は929hPa)、最大風速45m/s(瞬間は65m)、雨量も最大級、おまけに満月が近いので高潮。満潮時には強風により10mの防波堤を越えることもある。さらに河口の水が海へ流れにくくなり、逆流し、川の氾濫も心配される。加えて、停電によりさまざまな制御装置が不能となり、予想外の被害も。


静止気象衛星により観測した雲画像(気象庁)

本gooブログでは、前日のページアクセスランキングベスト10が示されるが、今回は、2006年9月18日の”大船と水害”が断然トップだった。まだ、こちらに越してきたばかりで、地元の歴史に興味があった頃。このブログ記事は、大船の佐々木泰三さんが書かれた”水の出る街、大船”という本の紹介をしたものだった。13年も前の記事で懐かしく読み返した。一部、抜き出してみよう。

大船は10年に一度、水害があり、昭和33年9月26~27日にかけて、狩野川台風が江ノ島に上陸しました。伊豆で甚大な被害をもたらしましたが、大船でも大きな水害となりました。しかし、何と言っても、昭和36年6月28日の梅雨前線の豪雨による未曾有の大水害が、地元の人にとっては、記憶に強く残っているでしょう。大船地区の25%の家屋が、床上浸水になり、90%が床下浸水だったそうです。さらに、その水は北鎌倉駅、手広交差点、梶原口、笛田あたりまでに及んだそうです。

その後、昭和41年の台風4号の水害では、駅東口商店街がすっぽり水に浸かり、胸元まで水がたまったそうです。大船フラワーセンターは、昭和37年に出来ましたが、この水害でかなりの植物がやられてしまったということです。

大船の水害は、まず柏尾川の支流の梅田川、小袋谷川、そして砂押川の順に氾濫するそうです。柏尾川の水量が増え、水位が上がると、支流が逆流してしまうため、溢れるのだそうです。そして、最悪の場合は柏尾川が氾濫するということになります。大船はお椀のような盆地状の地形なので、溢れた水がどんどん溜まっていくのです。このように、大船は、水害になりやすい「体質」だといえます。

その後、柏尾川やその支流の護岸工事が進み、ぼくが大船に越して以来、大きな水害はなかった。ただ、今度の台風は警戒しなければ。停電さえなければ、なんとかしのげるのだが。

それでは、みなさんもお気をつけください。

コメント
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