気ままに

大船での気ままな生活日誌

神奈川近代美術館鎌倉別館 リニューアルオープン

2019-10-14 22:52:56 | Weblog

こんばんわ。

今日、神奈川県立近代美術館・鎌倉別館が二年振りにリニューアルオープンした。ほんとうは二日前が初日だったのだが、東日本に大きな被害をもたらした台風19号の襲来により二日間、休館。10月14日が実質的なオープンの日となった。

旧鎌倉館(2016年3月に閉館)の別館として1985年に八幡宮裏に建てられたが、2017年から設備改修と利用者サービス向上のため休館していた。お休みに入る前の8月に、”建築家・大高正人と鎌倉別館”展が開催され、それも見ている。それは初日ではなく千秋楽の数日前だった(笑)。そのとき、この建物を設計した大高正人について初めて知った。当時のブログ記事を貼り付けておこう。

大高正人(1923-2010)は、当初、ル・コルビュジエ門下の前川國男の下で働き、神奈川県立図書館・音楽堂や東京文化会館などの設計主任を務めた。また、槙文彦、黒川紀章らと建築思想”メタボリズム”を提唱したことでも知られている。1962年に独立し、多摩ニュータウン、横浜みなとみらい、そして、故郷の三春ダム周辺修景基本計画に携わった。また、千葉県文化会館、図書館、千葉県立美術館、福島県立美術館などを手がけたのち、1985年に本館を竣工した。

さて、どのように変わったのか。建物を見てみよう。

主要な建造物に変わりはないが、玄関の向こうに白いサンルームのような建物が新たに付け加えられている。これまでなかった喫茶室である。早速、入ってみた。目の前の彫刻公園を見渡しながらおいしいコーヒーを。

彫刻公園。

リニュアルオープン記念に展覧会が開かれている。詳細はのちほど。


では、おやすみなさい。

いい夢を。

スコットランド人を発見。何故か、ちょっぴりさびしそうだった。

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オランジュリー美術館コレクション展(1)

2019-10-14 13:40:03 | Weblog

こんにちわ。

横浜美術館で”オランジュリー美術館コレクション展/ルノワールとパリを恋した12人の画家たち”が始まったというので、10月に入ってすぐに見に行ってきた。2012年の春にパリのオランジュリー美術館を訪ねているので、とても楽しみにしていた。当時のブログ記事(12・4・6)を参照しながらレポしたいと思う。

この美術館の前身はコンコルド広場の隣り、チュイルリー公園内にあったチュイルリー宮殿のオレンジ温室(オランジュリー)なのだが、1927年、モネの巨大な”睡蓮”の連作を収めるために美術館として整備された。そのあとさらに、印象派とエコール・ド・パリの作品群が収められ、欧州でも最高レベルのコレクションと讃えられている。

横浜美術館開館30周年を記念した本展では、ルノワール、セザンヌ、マティス、ピカソ、モディリアーニなど、パリを愛した12人の画家たちの名作約70点が展示される。オランジュリー美術館コレクションがまとめて日本で紹介されるのは21年ぶりとのこと。

 まず、はじめのご挨拶は、ポール&ドメニカ・ギヨームご夫妻。画商ポール・ギヨームは、すでに名を成している画家たちだけでなく、無名の若い画家にも手を差し伸べた。そして、自らの美意識によるコレクションで美術館をつくることを夢見ていた。しかし、ポールは若くして亡くなる。その遺志を受け継ぎ、妻のドメニカが、最終的に”ジャン・ヴァルテル&ポール・ギヨーム コレクション”としてフランス国家に譲渡し、同館所蔵となった。

新しき水先案内人ポール・ギョームの肖像(モディリアーニ)と、大きい帽子を被ったポール・ギョーム婦人の肖像(アンドレ・ドラン)

では、以下十ニ人の画家たちの作品を。ここでは、7年前に同館で撮った写真も使用している。

ルノアール(8点)

ピアノを弾く少女たち ルノワールの作品の中でも最も有名なもののひとつ。晩年までルノワールのアトリエに保管され、作家没後の 1928 年にポール・ギヨームが蒐集したもの。

手紙を持つ女

ピアノを弾くイヴォンヌクリスティーヌ・ルリロ

花束

セザンヌ(5点)

セザンヌ夫人の肖像

りんごとビスケット

オランジュリー美術館では上の二つの絵が並んで展示されている。

アンリ・ルソー(5点)

婚礼

人形をもつ子供 (オランジュリー美術館で撮ったもの)

 

マティス(7点)

赤いキュロットのオダリスク

ソファーの女たち(長椅子)

オランジュリー美術館ではこの二つが並んで展示されている。

青いオダリスク(白い女奴隷)

若い娘と花瓶

ここで休憩。次回をお楽しみに。(つづく)

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日本ラグビー、史上初の決勝トーナメントへ それも4連勝で!

2019-10-14 10:06:11 | Weblog

おはようございます。

まだ余韻が残っている。今年一番のエキサイティングなスポーツ観戦だった。試合が終わったあと、血圧を測ったら、血圧は145と少し高めくらいだったが、脈拍数が90を超えていた。普段は60台。病院で測定されるときの数値と同じくらい。相当、興奮していたことがわかる。

前半、21対7と大きくリードしていたが、後半、スコットランドが急追、連続2トライを上げ、あと1トライ1ゴールで同点に迫った。以前、スコットランドが30点差を追い上げ、イングランドを逆転したことがあると、解説者が脅かす。残り時間はあと24分。何が起こるかわからない。ふと、ノーサイドで首をうなだれる日本チームの姿が思い浮かぶ。胸がしめつけられる。

両軍必死の攻防で、興奮したスコットランドの選手が田村をどつく場面も。終盤はトライ以外に勝利がないスコットランドが日本陣内で戦いつづける。しのぎにしのぎ、日本チームは守る。最終盤、ボールを奪い返して大歓声、大観衆によるカウントダウンがゼロになった直後にマイボールを蹴り出し、ノーサイドとした。我が家も二人で大歓声!

なんと、誰も予想しなかった一次リーグを4連勝で突破。W杯史上初の決勝トーナメントに進出!すばらしい、快挙!

それも、準々決勝の相手が、4年前の奇跡の勝利と大騒ぎとなった南アチームになるらしい。事実は小説より奇なり、のストーリー。その余波で、優勝争いの両雄、ニュージーランドとアイルランドが準々決勝で対戦することになった。これで、次の展開は?もちろん、日本対ニュージーランドで決勝!ここも破って、日本、世紀のW杯、初優勝!世界ランク1位に!

一次リーグでの戦い振りを見ていると、夢ではない。選手たちも、自分たちの4年間の練習量はどこのチームにも負けないし、実力もついてきていると自信をもっている。そして、決勝が行われる日産スタジアム7万の大観衆、そしてぼくら何千万のテレビ桟敷の大観衆がついている。

試合の始まる前に被災地の犠牲者に対して黙とうがささげられた。今回の大勝利は被災地の方々にどんなにか大きな励ましをおくり届けたことか。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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