こんばんわ。
今日、神奈川県立近代美術館・鎌倉別館が二年振りにリニューアルオープンした。ほんとうは二日前が初日だったのだが、東日本に大きな被害をもたらした台風19号の襲来により二日間、休館。10月14日が実質的なオープンの日となった。
旧鎌倉館(2016年3月に閉館)の別館として1985年に八幡宮裏に建てられたが、2017年から設備改修と利用者サービス向上のため休館していた。お休みに入る前の8月に、”建築家・大高正人と鎌倉別館”展が開催され、それも見ている。それは初日ではなく千秋楽の数日前だった(笑)。そのとき、この建物を設計した大高正人について初めて知った。当時のブログ記事を貼り付けておこう。
大高正人(1923-2010)は、当初、ル・コルビュジエ門下の前川國男の下で働き、神奈川県立図書館・音楽堂や東京文化会館などの設計主任を務めた。また、槙文彦、黒川紀章らと建築思想”メタボリズム”を提唱したことでも知られている。1962年に独立し、多摩ニュータウン、横浜みなとみらい、そして、故郷の三春ダム周辺修景基本計画に携わった。また、千葉県文化会館、図書館、千葉県立美術館、福島県立美術館などを手がけたのち、1985年に本館を竣工した。
さて、どのように変わったのか。建物を見てみよう。
主要な建造物に変わりはないが、玄関の向こうに白いサンルームのような建物が新たに付け加えられている。これまでなかった喫茶室である。早速、入ってみた。目の前の彫刻公園を見渡しながらおいしいコーヒーを。
彫刻公園。
リニュアルオープン記念に展覧会が開かれている。詳細はのちほど。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
スコットランド人を発見。何故か、ちょっぴりさびしそうだった。