気ままに

大船での気ままな生活日誌

御殿場の赤富士

2013-12-10 09:56:26 | Weblog
師走に入って、この10日ばかり、走り回るように忙しかった。もちろん遊びにだけど。 仙台周辺で、4,5日ゆっくりし、帰ってからまた、箱根で夫婦参加の拡大ミニクラス会等があったりで、休む日がなかった。でも、ぼくの唯一の仕事、ブログだけは、1日1本のノルマを果たしてきた。えへん、えへん。ただ、旅先での投稿ではあったが、テーマは、”東ドイツ旅シリーズ”に限ることにした。おかげで、このシリーズも、あと一つ、二つとなり、ようやくゴールがみえてきた。我が家で落ち着くようになったので、これからは、日常の出来事を綴れるようになった。

その事はじめに、ミニクラス会会場となった御殿場のホテルから観た、朝日を浴びた”赤富士”を紹介しよう。前日は雲隠れしていたが、翌朝、夜明けすぐには、わずかしか顔をみせていなかった富士が、明るくなるにつれて、雲が少しずつ晴れてきて、そして、なななんと、ピンク色に輝き始めた。”赤富士”だ!ワイフは温泉に行ってしまったが、ぼくはもう一瞬も、目が離せなくなってしまった。刻々と色や、雲の流れが変わるんだもの。欲をいえば、もう少し、雲が少な目であったならと思うけど、こんな素晴らしい富士を観られただけでも幸せと思うわなきゃ。

このホテルの自慢は、目前に拡がる大きな富士山と洞爺湖サミットの料理人を務めたシェフのフランス料理。どちらも、本当にすばらしかった。とても楽しいミニクラス会だった。



一番、赤かった頃。




雨が降っても大丈夫(笑)。窓の下の庭園の巨大富士。


御殿場線の駿河小山駅構内にあった金太郎桜。金太郎の出身地。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベルリン 新博物館で王妃ネフェルティティに会う (東ドイツ旅#16)

2013-12-10 08:51:43 | Weblog

ベルリン博物館島、最後の訪問先は”新博物館 (Neues Museum)”。閉館間際に飛び込んだ。お目当ては、”ネフェルティティの胸像”

ネフェルティティとは?エジプト新王国時代の第18王朝のファラオであったアクエンアテンの正妃であり、あのツタンカーメンの義母でもある。何故、有名かというと古代エジプトの三大美女の一人だから。

ちなみに三大美女とは。
クレオパトラ(プトレマイオス朝の女王)BC1世紀
ネフェルタリ(ラムセス2世の正妃)BC13世紀
ネフェルティティ BC14世紀

吉村作治/エジプト博物館によると、美人だけではない、こんな功績もあるという。
ネフェルティティがアメンヘテプIV世の妃になった瞬間、エジプトのたくさんの神を全て否定し、沈む太陽神、アテン神のみを信仰するようにしようと、そして、王の名前までも変えてしまったんです。アメンヘテプの「アメン」は「満足する」という意味なんですが、それまでもやめてしまい、アクエンアテン(=アテンに捧げる)にしてしまったんですね。ネフェルティティの1番の業績は、エジプトの神をひとつにしたということです。そのためにヨーロッパの人たち…ユダヤ教徒もキリスト教徒も、自分たちの宗教のもとをつくった人と考え大変な信仰を受けています。

美しいだけではなく、大変なやりてだったんですね。この美女は、1912年にドイツ人考古学者ポルハルトらによりナイル河畔のアマルナで発掘されたものですが、エジプトから我が王妃さまを返してくれと、まだ国際裁判で係争中だそうですよ(笑)。

新博物館


新博物館の看板娘


ネフェルティティの胸像。撮影禁止で絵ハガキからの写真。石灰岩の素体に漆喰で肉付けしている。高さ48cmの像。砂の中に埋まっていたので色は鮮やか。右眼は象嵌だが、左眼は彫った形跡もなく、おそらく習作ではないかと考えられている。


博物館島の4つの博物館・美術館巡りが終了しました。さて、次回はフェルメール2作があるベルリン絵画館にでかけましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする