気ままに

大船での気ままな生活日誌

印象派と世紀末美術展/三菱一号館美術館

2013-12-19 13:12:39 | Weblog
ぼくの気まぐれ散歩は、日比谷公園を出てから、お堀端を丸の内方面へ向っていた。東御苑を抜けて、竹橋の国立近代美術館もいいな、と思っていたら、雨がぽつりときた。これはまずいと、見回すと、道の向こうは三菱一号館ではないか。まず、ここで一休みだと、そこに向かった。中庭のクリスマスツリーが迎えてくれた。


美術館では”印象派と世紀末美術展”をやっていた。ちょうどいい。気まぐれ散歩の途中、知り合いのお屋敷にお邪魔して、絵をみせてもらう感じ。ここは、暖炉つきの小部屋がたくさんあって、壁に絵を飾っている。それに、今回は、なじみの印象派や世紀末の画家の絵ばかりだという。気軽にみせてもらえる。お邪魔します、と入っていく。


はじめのお部屋。あっ!ミレーさん、こんにちわ。”ミルク缶に水を注ぐ農婦”いいねえ。


ピサロさんは”窓から見たエラニーの通り、ナナカマドの木” 朱い実だろうか。紅葉のときもきっと描いただろう。


ドガのラファエルの摸写があって、次の部屋には、看板娘がいた。”長い髪をした若い娘(麦わら帽子の若い娘)”。麦わら帽子もいいけど、この長い髪がステキ。ルノアール作。つい、G・カップスの”長い髪の少女”をくちづさんでしまったよ(汗)。


セザンヌの”りんごとテーブルクロス”。福田美蘭の、セザンヌのリンゴの絵に添削した爆笑絵を思い出した。


モネさんは”草原の夕暮”。モネ展も年内に行かねば。


と、ここまでが、1章ミレーと印象派。そして、2章は、がらりと変わって、黒の世界。ルドンの黒。”夢のなかで”シリーズがずらり。西洋版画はだいぶ慣れてきたので、陽水の”夢の中へ”をくちづさみながら鑑賞(汗)。♪探し物はなんですか、踊りましょう、夢の中へ行ってみたいとおもいませんか♪


3章は、一号館ご自慢のロートレックコレクション。トゥールーズ・ロートレックと仲間たち

ロートレック ”ベイ・ベルフォール”


ロートレック ”悦楽の女王”


4章 レスタンプオリジナル
レスタンプ・オリジナルとは、1893年から1895年にかけてパリで限定版として発行された版画集。ロダンも居た。

ロダン”アンリーベックの肖像


5章 版画家ヴァロットンの誕生 これも一号館、ご自慢のコレクション。浮世絵の影響を受けたとのこと。そういえば。

女の子たち。


可愛い天使たち


6章 ルドン/夢の色彩 汐留のモローとルドンは、結局見逃してしまった。水曜に行って休館だった日、悔しさがにじむ(笑)。でも、おかげで浜離宮の紅葉がみられたんだから許してあげるよ。黒のルドンから一転、色彩のルドンへ。モロー風な絵と大装飾画。

小舟


グラン・ブーケ


7章 ルノワールとモネの後半生

ルノワールの晩年の作。色気は最後まで失われなかった。”パリスの審判”


モネの”プティタイイの岬”。岬が折れているのは、ミニ図録からの写真だからです


8章 画商ヴォラールと画家たち/出版事業を中心に
すみません、これは写真がありません。

おみやげ(ミニ図録)を買って、外に出ると、とうとう雨が降りだしていた。傘をさして、丸ビルに向かう。途中のビルで華やかなクリスマス飾りに出会う。


丸ビルでも大きなクリスマスツリーに出会う。


東京駅がこの日の気まぐれ散歩の終着駅となった。八重洲方面から光の誘いがあったが、ぐっとこらえた。




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日比谷公園の初冬

2013-12-19 08:59:15 | Weblog
年も押し迫ってきましたね。今年中にやっておかねばと思うのは、風来坊のぼくでも同じこと。だいぶ減らしたけど、年賀状の準備もそろそろしなければならないし、ぼくの唯一の仕事であるブログ記事も書き残しているものが山とある。展覧会が、三つ、四つ、それに東北旅行はまだひとつも書いていない(汗)。だから、今日はほっつき歩かないで、家で落ち着いて、懸案事項を片付けていこうと思う。

でも、昨日、ほっつき歩いたことは、やっぱり記事にしておこうと思う。人気のない、日比谷公園の初冬の風情に感じいったので。

池の周囲




あのつわぶきがたくさんある場所。まだまだ咲いている。


松本楼の前の埴輪。宮崎平和台公園との姉妹公園のしるし。


松本楼


ここでいただいた松本楼オリジナルボルシチ。くまもんみたいに赤いほっぺたがおちるほどおいしかった。


食後、孫文夫人、宋慶齢さんゆかりのピアノを見学。




食後は日比谷図書館へ。入場者100万人突破!都立日比谷図書館から千代田区立日比谷図書文化館となったのが2011年11月4日。2013年9月27日(金)に100万人を達成したとのこと。ぼくは111万1111人目の入場者です。えへんえへん。


ほんとうに居心地のよい図書館。近くなら毎日、行くのに。特別展示はありませんでした。そして公園内をさまよう。

今が盛りの山茶花。


クリスマスの準備。


新春の準備


冬越しの準備


まだあきらめない くじけないで


まだ、雨がおちて来なかったので、そこから、さらに丸の内方面へさまよう。次回の記事へ。こうゆうことを書いているから、いつまでも片付かないノダ。かたづけないでいいのよ。くじけないで(天の声)。
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