気ままに

大船での気ままな生活日誌

ベルリン ウンター・デン・リンデン通り (東ドイツ旅#12)

2013-12-06 10:32:01 | Weblog
ドレスデンに3泊、ライプツィヒに2泊して、いよいよ、最終宿泊地ベルリンに入る。ラディソンホテル。みかけはおとなしい建物だが、中に入って、びっくりぎょうてん。ロビーの中央に巨大な円筒の水槽がどか~んと。巨大水族館だった。水槽の中央にエレベーターがあってお魚の鑑賞もできる。地震国、日本では考えられないデザイン。奇抜なデザインは客室内にまで及び、とくに洗顔、お風呂の使いにくさといったら、とほほのほ。

ホテル外観


館内水族館


でも地の利は抜群にいい。ウンター・デン・リンデン通りに面している。すぐ左(東側)には、展望台のあるテレビ塔、そしてその横はマリエン教会で、森鴎外の短編小説”舞姫”の舞台になったところ。主人公、太田豊太郎が美少女エリスと出会った古寺とはここ。軍医、森林太郎の実話をもとにしている。森は北里柴三郎とも会っている。それは稿を改めて。

マリエン教会とテレビ塔


そして、目の前の小さな公園にはマルクスとエンゲルスの像が。統一前は、ここは東ベルリンだった。


ウンター・デン・リンデン通りを西に向かって歩こう。ここは、パリのシャンゼリゼ通りみたいな、ベルリンを代表する大通り。ホテルを出て、すぐの橋を渡るとベルリン大聖堂。


大聖堂の向こうは博物館島(中州)となっていて、4つの美術館、博物館が並んでいる。ぼくらはすべて見学。




そして、さらに西に。歴史博物館(旧武器庫ツォイクハウス)を横にみて。


コッホに師事していた北里柴三郎が留学していたフンボルト大学(旧ベルリン大学)を横にみて。


ショーウィンドウのベンツをちらりとみて。ドイツ人は車が大好きとのこと。アウトバーンだしね。


フリードリヒ大王騎馬像。ここから菩提樹(リンデン)の並木が始まる。


さらに歩く。


菩提樹の並木の向こうにブランデンブルク門がみえてきた。


ホテル・アドロンを左にみて。エジソンやアインシュタインも泊まったという格式あるホテル。


そして、その先に、ブランデンブルク門。1961年8月13日まで、この門を通り、東ドイツ国民の西への流出が続いていたが、この日開始されたベルリンの壁建設により門は通行禁止となった。そして、ベルリンの壁崩壊で、人々がこの門の前で大歓声を上げたのは、1989年11月9日のことであった。


門の向こうには広大な森林公園が。晩秋の風景の中を歩く。


遠くに、ホテルの近くのテレビ塔が。歩いても30分ほど。




森を抜けると、ベルリンフィルホールやベルリン国立美術館が控えている。どちらも楽しんだ。

・・・・・
次回以降、美術館、博物館巡り、ベルリンフィルそして北里柴三郎と森鴎外を予定している。ピッチを上げねば、年越ししてしまう。
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