気ままに

大船での気ままな生活日誌

山茶花の寺 安国論寺

2013-12-14 17:53:48 | Weblog
鎌倉大町の安国論寺は山茶花で有名だが、まだ花盛りの頃に訪ねたことがなかった。ユニクロの薄手のダウンジャケットでは寒いくらいの陽気だったが、駅から早や足で歩き、身体が温まったころに安国論寺の門前に出た。山門を入ると、本堂の左側の山茶花が目に入る。白い花をたくさんつけている!真っ盛り!花びらもたくさん散らしているが、こんなに咲いているときは、こちらに来て、7,8年になるが、初めて。すっかり、うれしくなってしまった。

樹齢350年といわれる古木で、市の天然記念物に指定されている。




しばらく楽しんで、境内を歩くと、藤棚の前の八重の山茶花が満開だった。




日朗上人御荼毘所の前も。




そのあと、裏山に昇り、霊場を廻った。下山してから、気付いたのだが、富士見台に廻るのを忘れていた。今朝、あんなにきれいな富士山をみたのに、と地団駄踏む。でも、本堂前の水瓶に浮かぶ菊をみて、機嫌を直した。




。。。。。

近くの妙法寺も訪ねた。苔石段で知られるが、今は枯葉石段になっていた。


でも、名残りの紅葉はなかなかのものだった。


安養院のツワブキがまだまだ残っていた。


それに、石垣の上の水仙がもう咲きはじめていた。この冬、初見だ。


最後を飾るのは、朝散歩の帰りにみた富士山です。ピンク色に輝いていました。今日のうれしい一日を予感させるような富士山だった。



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ベルリンフィルハーモニー (東ドイツ旅#18)

2013-12-14 09:08:26 | Weblog
ベルリンまで来たら、ベルリンフィルハーモニー! それほど西洋音楽にのめりこんでないぼくでもそう思う。このツアーもちゃんと心得ていて、そこのホールに連れて行ってくれた。はじめの予定では、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の演奏ということになっていたが、人気の管弦楽団は、ちょうどその頃、訪日中で、サントリーホールやミューザ川崎で演奏していたのだった

その代わり、ベルリン国立歌劇場管弦楽団がベルリンフィルハーモニーホールを使って、演奏ということになった。そして、指揮者は、そこの音楽総監督であるダニエル・バレンボイム。この方は、なんと、2014年のウイーンニューイヤーコンサートの指揮者に決定しているそうだ。えへん、えへん(ぼくがいばることはないけど)。お正月はぜひ聞かねば、見ねば。

ピアノは、ピアニストでもあるバレンボイムの弟子のランラン。前の方の席だったので演奏の様子がよく見える。ツアーメンバーの音楽に詳しい人には、技巧に走りすぎると評価はもうひとつだった。音楽に詳しくないぼくは、逆に、感情に流され過ぎると思った(汗)。だって、うつろな目で夢遊病者のように、演奏してるんだもの。バイオリンの若いコンサートマスターもその傾向があり、足を放り出し、エビゾりになったりして演奏していた。なんて、素人が勝手なこと言っているけど、世界一流の指揮者による演奏を、サントリーホールがお手本にしたという、ベルリンフィルハーモニーホールで聞けたんだから、満足です!

演奏曲目はシューベルトの交響曲7番ロ短調”未完成”、モーツアルトのピアノ協奏曲第24番ハ短調K491、そしてセルゲイ・ラフマニノフ作曲のピアノ協奏曲第2番ハ短調でした。

ベルリンフィルハーモニーホール


ホール内部。たしかにサントリーホールによく似ている。オーケストラを囲むように観客席がある。


休憩時間


さようならベルリンフィルハーモニーホール。


東ドイツ旅のアルバムも、一応、ここで区切りをつけたいと思います。まだ、いくつか話題が残っているのですが、それらは、ある日突然、独立記事として書きたいと思っています。
実は、シューベルトの”未完成”の文字を打っているときに、そうだ、このシリーズも未完成で終わろうと、突然、思いついたのでございます。

完成でおわる人生はない。これはおいどんの言葉でごわす。
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