気ままに

大船での気ままな生活日誌

古径と土牛 

2013-12-26 11:34:42 | Weblog
ちょっと前に終わってしまったが、山種美術館で開催されていた、古径生誕130年記念”古径と土牛”は、雰囲気のある、とても、いい展覧会だった。

お二人は梶田半古塾で一緒で、いわば兄弟弟子だった。しかし、半古が亡くなったあとは、土牛は古径を師と仰ぎ、生涯、尊敬していたようだ。この展覧会の第二章で同じ題材での、おふたりの作品が並べられていた。似ているようで似ていない、似ていないようで似ている、おふたりの親密な関係が偲ばれる、いい展示法だった。

ぼく好みの小さな図録を購入したので、その写真で、ミニ展覧会をここで開きたいと思います。


古径と土牛/ミニ展覧会 

(上の作品が、古径で、下が土牛です)

富士










牡丹



鉢花















観音さま

古径作”観音”。 土牛の言葉/先生の絵は拝見すると、私は先生と対座しているような気がします。長い間、先生の絵をみせていただいている私には、その苦心や態度がわかって、線でも色でも、私どもの想像できない深い苦心がちりじりに押し寄せてくるのです。”観音”もまた、むろん、その一つに違いありません。一見、随分放胆に見えて、やっぱり実に先生らしい細心なお作です。



土牛作”浄心”。古径が亡くなられたことで、どうしても描きたくなった、中尊寺の一字金輪坐像(白く塗られた面や肢体が肉感的で、”人肌の大日”と呼ばれている)。毎日、拝観と写生に没頭した。ただの写生ではなく、自分の心の中にある仏像を描こうとした。題名も”浄心とした。



ぼくの好きな土牛の”醍醐(の桜)”も、古径を偲んで描かれた。


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東京ミッドタウン イルミネーション 2013・12・25

2013-12-26 10:01:56 | Weblog
六本木のミッドタウン・イルミネーションを見学してきました。それも、千秋楽のクリスマスの日に。えへん、えへん。

まず入り口から。ツリーイルミネーションを楽しむ。




おっ!奇跡の木。ピンク色に輝く、樹齢60年のクスノキ。唯一のピンク色。


シャンパンイルミネーション! まるで滝のよう。


木の影から東京タワーも。


しばらくすると、一方通行の列が止まった。そう、メイン会場、スターライト・ガーデンに近づいたのだ。薄暮というのに、もうこの混雑。なぜなら、11月末から始まったミッドタウン・イルミネーションも、今日が最終日。一度はみておきたいという人が集まった。若い男女がほとんど。じいさまは、ど、どこにもおらんわな(爆)。

そして、二、三回目にようやく会場入り。入っても、なかなか写真を撮れる列に進めない。そのうち、最前列にきて、目の前に巨大なブルーのイルミネーションが。


ただのブルーじゃない。さまざまな光りのショーが。宇宙の誕生とか、いろんなテーマに基づいたショーらしい。うしろにミッドタウンのビルも。




東京タワーを背景に


夢のショーはつづく




見学、お済みの方は、立ち止まらないで前方にお進みください、との声が聞こえてくる。いつまでもいられない、と前へ。ちょっと上から見たいな、と思い、見回すと、ビルの2Fへ上る階段があることに気付く。そして、ビルの入り口からの眺めがすばらしい。全体が見渡せる。


輪が浮かんだり、


飛行機の影も。


十分、楽しんで、ミッドタウンのビル内へ。きらめく飾り。クリスマス当日の、お飾りはまた格別。




サンタの飾りのツリー。


これも、見ましたダ。


飛天になったような一日でやんした。






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