HSCは他者のフィーリングにも、とても敏感とされています。
それは赤ちゃん時代から既に始まり、
HSCは世話をする人にも絶妙精巧により同調しやすいといいます。
そして大きくなってからも、周りの人々のフィーリングを言葉だけでなく、
雰囲気、仕草、微妙な表情から感じ取ります。
“ですから、子供に関わるあなた自身の感情を把握し、
自らの感情に正直であることは、
HSCにとって、とても大きな助けになるのです。”
と心理学者エレイン・アーロン氏は言います。
そうなんですよね、子供たちを見ていても、
場の人々の雰囲気に、
意識的にも無意識的にも影響を受けやすいと感じます。
あと、その人が表面だけでその言葉を用いているかなど、
見分けるのが上手ですね。
“HSCに対して、
「他の人が何を考えるかなんて心配しなくていいのよ」
「誰もあなたになんて気づいていないわよ!」
と言ったとしても、
どれほど他者が、何気に人と人とを比較しているかも含め、
他者の心の動きに気づいているHSCにとっては、信じがたいこと。”
とアーロン氏。
以前私も、
「誰も気にしてないわよー」「誰も見てなんかないわよー」
と言ってました。
それでも最近は、
「ほんとね、ちょっと気にかけてたみたいね」
「ああそうね、見てたわね」
と認めてから、
「だから、何?」
と言うようにしてます。
比較されても、気にされても、見られても、
何ら問題ではないと受けいれられる
自己肯定感や自信を育んでやりたいですね。
そのためにできることをしていきましょう!
アーロン氏の提示するヒントもまとめていきます!
参考資料: 『The Highly Sensitive Child』by Elaine N. Aron P. 56-7