マイコー雑記

行き来するもの書き留め場

思い整理、同意できなくても揺るがない絆はティーンまでに築かれる

2016年12月15日 | 子育て全般

1.師走の怒涛の行事続きに走り回りながら、その合間に書く生活です。それで寝不足。ふと、私はどこへ向かおうとしているのか、と立ち止まるんですが、今だけ見ていると焦ります。もっと、あれもしたいのだ、これもしたいのだと。「今を、遥か先のビジョンに向けて、一歩一歩進んでいく過程だととらえる」、そう自分に言い聞かせています。

 

2.あと1年半もすれば、我が家の子ども達も、1人また1人と高校卒業。最近は、一緒に車に乗っていても、旅をしても、「ああ、あともう少しなんだなあ」としみじみ思います。寂しさと感謝と、子どもそして親としての未来への希望と。まあ、その後もまだまだ続くわけですが、とはいえ5人が4人、4人が3人というのは、物理的にも精神的にもかなり軽くなるでしょうね。

 

3.年末に次女がティーンの仲間入りなので、これで我が家、ティーンが3人!状態です。まだ子ども達が小さかった頃、思春期というのは、何だかもやもやと霧のかかった先にある「恐ろしい世界」のように感じることがありました。特に米国社会、もうドラッグとか高校ドロップアウトしてギャングとか、家出しちゃって犯罪に巻き込まれたり、10代妊娠もよくあるみたいだしといったイメージで頭はいっぱい。身近でティーンの子を持つママがいると、こんなに、普通に暮していられる子に育ってるなんて・・・、「子育てのコツは?」などと真面目に聞いてみたり。

でも、今フタをあけてみて思うのは、確かに難しい面もあり、日々カチーンともくるわけですが、多分、その親なりに悩みながらも、子どもに対し誠実であろうとし、子どもを尊重しようとし、愛情かけようとし続けているのなら、子どももそうそう激しく道をはずすこともない、もしくは、はずしても戻ってこられるのかなと感じています。

 

4.ティーンにもなれば、より1人の人として向き合うようになります。互いの意向に全く同意できないとぶつかることもあります。嫌がられようが踏み込む必要があることもでてきます。子供にしてみれば、「顔も見たくない!」と、距離を置きたくなることもあるでしょう。そうして、いっとき「居心地の悪い関係」になったとしても、しばらくすれば、また一緒にケタケタと笑い思いやりのある言葉をかけられる、そんな関係の土台、「絆」のようなもの。そうしたというのは、「ああこの人って自分と一緒にいることが喜びなんだな」そう子どもが感じた瞬間が積み重なった「実り」のようなものなのかもしれないな、そんなことを思っています。

ですからみなさん、たくさんたくさん、子どもと一緒に過ごす時を楽しんでやってください。その瞬間の積み重ねが、ティーンになっても、そして多分その後も、親子関係の土台として、常に「戻ることのできる場」となってくれます。

 

みなさん、よい日を!


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