数日の間、飼い犬ティクバの咳が頻繁になり、
呼吸が苦しそうなことがありました。
以前から心臓が悪く、咳は心臓が原因なんですが、
手術の麻酔には心臓が耐えられないだろうということで、
ここ一年ほど、咳がひどくなると、咳止めを与える日々でした。
その日は獣医に連れていき、
これからの治療プランをもう一度話し合い、
新しく抗生物質をいただき。
なんだか一日中目をらんらんと輝かせ、
はしゃいで皆の後をついて周り、
最近は途中しゃがみ込むことのあった散歩も、
軽やかに飛び回って。
獣医でいただいた犬用のクッキーもぺろりと平らげ食欲旺盛。
「元気になってきたねー」
と子供たちとうなずき合っていたんですが。
雨が激しく振り、雷のなり響くその夜、
隣で寝ていた長男も気づかないうちに、
居間へ一匹移り、息を引き取りました。
朝、家族皆、呆然。
昨日のあの元気ぶりは、
最後の最後に、思いっきり楽しむためだったのかな・・・
子供の一人が、ぽつり。
前日お会いした獣医の方も、
まさか・・・、と絶句。
「あまりにもアラート(機敏)でエネルギーもあってハッピーでしたから」と。
何だかほんと、生き生きとしてたんですよね。
皆でお別れし、
火葬施設へ連れて行きました。
皆、泣いて泣いて泣いて泣いて。
しゃかしゃか床につめが当たる音、
尻尾を振って走りよってくる姿、
なでてーなでてーともたれてくる重さと温もり、
生活の端々に、思い出が溢れています。
いつもこうして、
「自分も兄弟姉妹の一人」のつもりでしたから。
数日前9月24日の長男の誕生日にて。
最後の最後まで食欲もりもりだったねーと
皆で笑って、また泣いて泣いて。
ティクバ、12年間、たくさんのジョイをありがとう!
火葬施設の
入り口に、
「生命の木」。
手続きをしていると、
ネコさんがすり寄ってきます。
カウンセラーなのよ、と受付のおばあさんが微笑んで。
おばあさんと最期の様子など涙涙で話していると、
「心臓発作ね・・・」と一言。
雷がなっていましたし(ティクバは雷や花火が嫌い)、そうかもしれません。
お灰を入れる木箱を選びます。
You will be always remembered.
Rest in Peace.
写真がブログ内にアップされる度,ティクちゃん端っこに写ってるかな〜って,楽しみに探していました。しっかり真ん中に写ったお写真を拝見でき,一昨日まで食欲モリモリのいつものティクちゃんであったこと,最期がひっそりとしたものであったことを知り,幸せな犬生を全うしたんだなと心からから思っています。
ティクちゃんのご冥福をお祈りします。
Yさんにもたくさんなでてもらって、かわいがってもらって、ぶろぐの写真までにも姿を探してもらって、本当に、幸せな犬でした。
最期も、誰の目にもとまることのない3時間ぐらいの間に、ひっそりと逝ったんですよね。家族も獣医も、予想していなかった展開でした。
これだけ泣いたの何年ぶりかなというほど、皆で泣きましたが、楽しかったたくさんの思い出と、時の流れに癒されてます。
今こうして過ごしている当たり前に見えるときも、大切にしようね、そんなことも教えてくれました。Yさん、ありがとう。
寿命ってあるよね、その中で精一杯、ティクバは幸せに生きたね。いつでも心の中に。。私もティクバ大好きでした。今、ちょっと泣いてる。。
「作って食べる会」を毎週楽しみにしていたティクバでした。かんなさんや、皆にたくさん可愛がってもらえたからね。美味しいおこぼれにもありつけたりね。(笑)
昨日はお灰を受け取りに行きました。皆で、思ったより重いんだね、軽いんだねと言い合いながら。
寿命、本当だね。
かんなさんにまで泣いてもらって、ティクバも犬冥利に尽きるよ。お灰に報告するね。ありがとう。