マイコー雑記

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余命を宣告された14歳娘ちゃんの「日本へ行きたい」という夢が叶うんです!と話して下さったお母さん

2016年04月19日 | 日常

今さっき、歯科医院の定期健診&クリーニングから戻ったんですが、担当してくださった歯科衛生士さんが、私が日本人と知ると、娘さんのことを話してくださいました。

 

末期のがんで余命数か月と宣告されて以来、3年生き延び、今14歳と。

衛生士さん:「Make A Wish Foundation(願い事をしてごらんファンデーション)」って知ってる?難病と闘う子供達の望みを叶えてくれるという団体なの。それで、今年の夏、「Make A Wish Foundation」が娘の夢を叶えてくれることになったのよ。娘の望みって何だと思う?日本を訪ねることなの。娘は日本が大好きで大好きで。

日本のアニメや漫画が大好きという娘さん、それはそれは楽しみにしてるのだそう。

 

話し続けていると、何と夫さんが、チリ出身とのこと。18歳でチリを出、イスラエルに住み、ヘブライ語も達者と。ちなみに私の夫も、チリを18歳で出、ユダヤ思想やヘブライ語を学び続けています。

「チリ人の夫を持つ人ってなかなかいなわよね、これまで12人会ったことあったかな」と互いに頷き合い。

 

娘さん、日本について何でも知りたいことがあったら言ってください。日本語話したり、一緒にお寿司作ったりしましょう、そんな相談をして歯科医院を後にしました。

 

Make A Wish Foundation(願い事をしてごらんファンデーション)」のウェブサイトは、こちら

白血病だったクリス君の警察官になりたいという夢。7歳で亡くなる前に周りの大人が協力して夢を叶えあげたそうです。警察官の制服を着て大喜びするクリス君。そのクリス君の夢を叶えたメンバーが、同じような状況にある子供達に向け、1980年にアリゾナ州で立ち上げた非営利団体だそうです。今では世界中に広がり、この団体のおかげで、35分に1人の闘病中の子供の夢が叶っているのだそう。

難病に向き合う子供達が希望を胸に目を輝かせる姿。

「最も普遍的な感情というのがあるんです。言葉の違いも、国境も、思想も、哲学も、関係ないんですよ」と創立メンバーのひとり。

 


歯科衛生士さんの娘ちゃん、14歳というと、長女と同じ年。

衛生士さんの突き抜けた微笑み。

夢が叶ったと、娘ちゃんが日本で大喜びする姿を想いつつ。

 


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