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マイコー雑記

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「ちきりん『学校は不利な人をより不利にする場所』 イケハヤ『まだ不登校で消耗してるの?」について思う

2016年06月06日 | 子育て全般

「ちきりん『学校は不利な人をより不利にする場所』 イケハヤ『まだ不登校で消耗してるの?」より。

 

この記事にあるちきりん氏の本はまだ読んでないのですが、

「学校に行くことで、不利な立場がより不利になっている」という視点、

興味深いですね。

 

確かに、

「この人たち、世界中どこだろうと、生き抜いていくだろうなあ」

と思う知り合いの中には、

経済状況や社会的地位は様々ですが、日本でもこちらでも、

ホームスクールしていたり、アンスクールしていたりという家庭があります。

学校そのものに、何の期待もしていないんですよね。

 

今の学校を大学まで出たからといって、

「生き抜く力」が育つとは思えません。

テスト的なスコアをあげるスキルは高まるでしょうが、

考える力や感じる力は、弱めてこそフィットするとさえ思えます。

 

じゃあ、もともとは社会を駆け昇る力をつけるための

「リカバリーの場」だったはずの学校が、

今は逆効果になり得るだなんて、一体どうしたらいいんでしょう。

 

ひとつには、

べらぼうに高いインターナショナルスクールや留学などだけでなく、

ホームスクールや、フリースクールや、寺子屋的なグループや、

「雲の学校」や、「静かな学校」など、

子供の特性に合った多様な学びの場が増え、

今の「オーソドックスな学校」のみに頼らないでいいという状況が、

より一般化し充実していくことでしょうね。

イケダ氏の言うような、「親と働きながら」学ぶというのもそのひとつですね。

 

また、「不登校」についていえば、

そうして今の「学校」がもつ「絶対的な力」がより分散されるにつれ、

今の「不登校」家庭も、親子でこれほど苦しむことなく、

こっちは合わないから、じゃ、あっちを試してみよっかと、

さらりと歩き続けていけるようになります。

周りの大多数が「当たり前」に通う中、

受け入れ先がほとんどないなんてきつすぎます。

「この学校」へ行くか行かないかだけの選択だなんて。

朝日デジタルの記事に思う、多様な学習スタイルを選べる教育システムでは「不登校」なんて存在しない

ちきりん氏の記事に思うこと、「学校で無駄に過ごす」から「多様な選択肢のある」システムへ

 

 

多分、今よりは多様化するだろうイケダ氏世代の子育ても、楽しみですね。

 

今後、さまざまな学びの場の試みが増え、

より手軽にアクセスできるようになること、

切に願っています!

 


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