「ハイリーセンシティブ」関連の本を読んだ人々の国内外の感想をみると、
自分はおかしいと思い悩み続けてきたとか、
中には、周りから病気だと扱われ苦しんできた人もいて。
また子育てしている人は、
この子は何だか周りと違って大変なんだけど、
精神科にかかる必要があるわけでもないし、
と思い続けてきたという方も多いようです。
それが、
人口の20パーセントをも占める「性質」なのだと初めて分かり、
この性質についてより理解するにつれ、
少しずつ穏やかにハッピーに暮らせるようになった
といった記述をよく見かけます。
「ハイリーセンシティブパーソン」という言葉を考案した心理学者エレイン・アーロン氏は、
ご自身の「敏感さ」がうまく表された言葉がないという気づきから、
研究を始めたといいます。
そして自身が説明を求めていたように、
世界中に、こうした性質の説明や理解を必要とする人々がいるだろうと、
1996年以来ハイリーセンシティブ関連の本を何冊か出版され、
今も研究や活動を続けているようです。
私自身、
「ハイリーセンシティブ」というのは、
「過度激動」や「感情の強烈さ(emotional intensity)」といった言葉と共に、
子供達の特徴、また自ら感じてきた生き辛さを、
まさしく表してくれている!と感じるコンセプトです。
この性質について知り、理解するほど、
それまで、もやもやと正体の分からないものに翻弄され消耗し、
途方に暮れとしていたのが、
何にどう向き合ったらいいのかよりはっきりとし、
随分と楽になった、そんな気持ちです。
こうして、ちょっとでも楽になる人や子供達が増えたらなあ、
そんな気持ちが、日々少しずつ、
ブログに書き続ける原動力になっています。
ハイリーセンシティビティー(敏感さ)には、
特定の遺伝子の組み合わせが関わっているとか、
脳の活性化する箇所や度合いがマジョリティーとは異なるなど、
その生得的な特性についての研究も継続されているようです。
(こちらについても、少しずつまとめていきたいです)
私自身、こつこつと発信しつつ、
これからの「ハイリーセンシティブ」関連の研究や活動の展開を、
楽しみにしています!
さて、こちら日曜日、5人それぞれのアクティビティーに走り回る予定です!
みなさん、良い日を!