マイコー雑記

行き来するもの書き留め場

「ハイリーセンシティブチャイルドは低い自己肯定感に陥りがち」ってどうして?

2016年04月04日 | ハイリーセンシティブチャイルド

 

「愛情をたっぷりかけられることで、

子供は安定した自己肯定感を育む」、

確かにそうだなと思います。

 

成果に関係なく、

存在しているという理由だけで、

自分は愛されている、

そう心から安心できる力。

 

 

ただ、これはずっと思ってきたことなんですが、

子供によって、

同じように愛情をかけたとしても、

自己肯定感がすぐにグラグラしがちな性質の子っているんですよね。

 

「愛情たっぷりかければ自己肯定感が高まる」

というコンセプトだけでは、

説明しきれない事例って結構あるんじゃないかなと。

 



「ハイリーセンシティブチャイルド(HSC)は、

低い自己肯定感に陥ってしまいがち」

『ハイリーセンシティブチャイルド』(邦訳:『ひといちばい敏感な子』)

の著者エレイン・アーロン氏はそう言うんですが、

その説明を読み、なるほどな、と思います。

 

(以下、「ハイリーセンシティブチャイルド」を「HSC]とします)

 

 

様々なことに過敏になりがちな「HSC」。

要するに、

自己肯定感を低めるようなネガティブな物事に対しても、

細部見逃すことなく敏感なんですよね。

しかも言葉だけでなく、

周りの微妙な雰囲気や他者の表情や仕草なども感じ取ってしまったり。

 

「鬱的なリアリズム(depressive realism)という言葉をアロン氏は用いるのですが、

これは、鬱でない人々が、通常「少しポジティブ」に偏りがちなのに対し、

「HSC」の子は、果てしなく「現実主義」な面があるとのこと。

 

「彼らは鋭い観察者で評価者であり、生まれつきの批判者でもある。

彼らはしばしば愛や受容が必要な人々に対しては慈しみを持ちジャッジしない。

それでも、一般的な人類や彼ら自身、そして彼らに近い人々に対して、

無慈悲な批判者になりうる。

失敗を全て吟味し、しばしば何ら批判を必要としないことであっても、

自らを罰する」と。

 

また他者や自らの心の「闇(shadow)にももれなく敏感であると。

そのため、「こんなことを思っちゃう自分はだめだめ・・・」、

とダウンスパイラルに落ち込んでしまったり。

 

アーロン氏曰く

悪い考えと悪いことをするのは違う、と教えましょう」と。

これは、マインドフルネスでも繰り返し言われる、

感情と思考は選択しない限り、自分のものではない

というのと似てますね。

これだけでも、

ちょっと楽になる「HSC(子供)やHSP(大人)」がいるのかもしれません。

 

 

では、こうした性質を持つ子が、

健やかな自己評価を持ち、

この社会で生き生きと暮らしていくためには?

 

今日はここで時間切れなんですが、

明日、「HSC」が自己評価を高めるためのサポートについてまとめます!


走り回る親&上の子達を横目にちびっ子達はクラフト三昧の週末

2016年04月04日 | 絵・作りモノ

今週半ばからの旅準備に走り回る親 上の子達。

ちびっ子次男三女は、

近所の子達と外遊び&クラフト三昧の週末でした。

 

家から出たり入ったりとしながら、

時々2人を覗くと、


木製のアルファベットで名前を綴り、

色を塗り

飾りつけていたり。

 

木の箱を塗って、

「マイ宝箱」を作ったりしてました。

 

次男「アラスカ」三女「スイカ」をイメージとのこと。

 

こんな水で濡らしてくっつくクラフトグッズで、

(つかのま童心に返る長男)

花、スイカ、ハンバーガー、綿がしなど by 三女。

 

夜は2人でしっとりと、

塗り絵。

最近、大人の間でもこうした細かい曼荼羅的な塗り絵が流行っているようで、

先日も大手本屋の入口にずらりと並んでましたよ。

 


手軽に自分たちでできる

クラフトグッズを用意しておくと、

自ら黙々と夢中になってくれ、

助かりますね!