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気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

reminiscing ("true one-hit wonders") #24

2023-08-17 20:32:58 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな?
と、浅く掘り下げようというコーナー、
今回は、1983年に、
最高位66位を記録した、このグループの、
こちらのナンバーです。



UK出身の、5人組女性グループ、
Toto Coeloの"I Eat Cannibals"ですね。
唯一残しているアルバム
"Man o' War"からのカットでした。



地元のUKチャートでは、前年に、
第8位まで上がるヒットになって、
もう1曲、アルバムから、
"Dracula's Tango (Sucker for Your Love)"
というナンバーも、54位まで上がる、
小ヒットを記録しているのですが、
Hot100にランクインしたのは、
この曲だけだったようです。

グループは、85年ころまでは、
活動していたみたいなのですが、
2枚目のアルバムを出すことはなく、
解散してしまったようで、メンバーのうち、
Anita Mahadevanという人は、その後、
俳優に転身したというような、
記事を見つけましたが、
他のメンバーの動向を含め、
詳しいところは、わかりませんでした。

また、このToto Coelo、
TOTOというバンドがいたため、
アメリカでは、名前が使えず、
Total Coeloというグループ名で、
活動をしておりましたね。

さて、このToto Coeloをデビューさせて、
曲作りやプロデュースをしていたのは、
じつは、スゴい人でありまして、
自らも、シンガーとして、73年に、
"Dancin' (on a Saturday Night)"
のヒットを放っていて、他、
数多のアーティストたちの、
曲作りやプロデュースをしていた、
Barry Blueという人でして、あの、
"Always and Forever"や、
"The Groove Line"などのヒットを放った、
Heatwaveも、Barryさんが手掛けた、
グループだったようであります。



※次回は、Time Machineです。

あのアルバム、この一曲。(52)

2023-08-16 11:02:20 | 懐かし洋楽
シングルカットはされなかったけど、
これは名曲では?と思うナンバーを
ジャンルに関係なく、
あげていく、このコーナー、
今回は、本日、お誕生日である、
Madonnaのデビューアルバム
"Madonna"から、この曲を選びました。



アルバムの7曲目、レコードだと、
B面の3曲目に入っていた、
"Physical Attraction"...なのですが、
全8曲中、5曲がカットされていて、
残り3曲も、どこかで、
シングルのB面曲になっていたようで、
厳密には、カットされなかった曲は、
無かったようでありまして、この曲も、
2ndシングルで、日本では、
たしか、初めて、Madonnaのことが、
ちゃんと紹介されたナンバーだったと
記憶している、”Burning Up”の
カップリング曲になっていたみたいです。

と、いうわけで、今回は、
シングルカットされなかった、
ではなくて、A面にならなかった曲、
ということで、お願いしたいと思います。
(^^;)

Madonnaの1stアルバム
A面の4曲すべてと、B面の2曲が、
2018年に亡くなってしまいましたが、
名プロデューサーで、ソングライター、
そして、ギタリストとしても知られた、
Reggie Lucasが、プロデュースを
手掛けていたのですが、
曲も書いていたのは、大ヒットした、
"Borderline"と、この曲だけなんですよね。

いかにも、ややチープな、
この時代の音ではありますが、
メロディーやテンポは、
引き込まれるところあって、
"Buring Up"ではなくて、
こちらをA面にしていたら、
3rdシングルにして、
初のHot100入りとなった、
"Holiday"より先に、
チャートインしていたのでは?
と思ったりするのですが、どうでしょうか?

Madonnaの1stアルバム、
リリースされたのが、
83年の7月ということで、ことしは、
40周年記念DX盤が出るかな?
と期待したのですが、今のところ、
その様子はないですね。

健康回復して、ツアーが始まったら、
何かあることを期待したいところです。


・Madonna - Madonna

※次回は、reminiscing
("true one-hit wonders")
第24回です。

今週の気になる新曲2曲。

2023-08-15 10:31:16 | 最近の洋楽
今回は、Hip-Hop系の新曲2曲です。

まずは、DJ Khaledの新曲
"Supposed to Be Loved"です。



2020年代に入ってからは、
1年1作のハイペースになっている、
DJ Khaledの、まもなくリリースされる
Newアルバム"Til Next Time"からの
先行カットみたいですね。

人気者、Lil Baby、Future、Lil Uzi Vertの
3人のラッパーを従えた曲ですが、
やはり、反応してしまうのは、
Michaelの"P.Y.T."使いのほう。(^^;)

そして、もう1曲は、メンフィス出身の、
20才のラッパー、NLE Choppaの新曲
"It's Getting Hot"です。



まだ20才ながら、すでに、
アルバムは2枚出している人で、
4月には、その2枚目のアルバム
"Cottonwood 2"を
リリースしたばかりなのですが、
そちらには入ってない新曲のようです。

こちらは、サンプリングというか、
Nellyの声まで入っている、
トラック丸使用という感じですが、
"Hot In Herre"使いの、
Nellyトリビュート曲みたいですね。

ちなみに、Choppaくん、
"Hot In Herre"がNo.1になった、
2002年生まれなんすね。
時は流れています...。(^^;)





※次回は、シングルカットされなかった名曲、
第52回です。

No.11 コレクション(1978~2008)(71)

2023-08-13 19:22:34 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、93年の2曲目は、
2月に、2週間、11位だった、
こちらのナンバーです。



L.A.出身のボーカルグループ、
Portraitの"Here We Go Again!"ですね。
92年リリースの1stアルバム
"Portrait"からのカットでした。



92年の11月の第2週に、
98位でNewエントリーして、
6週で、Top40入りを果たし、
14週かけて、11位に上がりましたが、
2週間とどまったものの、
次の週は、12位にダウンして、
Top10入りは逃していたようです。

ちなみに、R&Bチャートでは、堂々、
最高位3位を記録していたみたいです。

軽快なダンスナンバーで、爽やかな、
New Jackテイストの楽曲ですが、
その爽やかさを醸し出しているのは、
こちらの楽曲を↓
ネタ使いしているからですかね。



定番曲、Michael Jacksonの、
"I Can't Help It"ですが、
なかなか、シャレオツな使い方で、
いい感じでありますね。

Portraitは、95年に、
2ndアルバム"All That Matters"を
リリースして、そこからは、
Bee Geesの名曲
"How Deep Is Your Love"を
カバーして、そちらも、
人気曲になっておりますね。

Portraitは、もともと4人組でしたが、
現在は、オリジナルメンバー2人に、
途中加入のメンバー1人を加えた、
3人組として活動しているみたいで、
2021年には、最新アルバム
"Afro Trees"をリリースしているようです。



1993年2月13日付けのビルボードHot100
です。

※次回は、気になる新曲2曲です。

Top10の10曲中、9曲が、
Hip-Hop、R&B系の曲ですね。
もちろん、11位のこの曲も。

※次回は、気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1998~

2023-08-12 10:40:30 | 懐かし洋楽
今回は、1998年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Nate Dogg ft. Warren Gの
"Nobody Does It Better"です。
(Pop #18 R&B #18)



残念ながら、2011年に、
41才の若さで亡くなってしまいましたが、
数多のアーティストの楽曲に、
フィーチャーされて、
「客演王」とも呼ばれていた、
Nate Doggが98年にリリースした、
自らの1stアルバム
"G-Funk Classics, Vol. 1 & 2"
からのカットで、同時に、
日本では未公開だった
映画"Woo"のサントラにも、
収録されていたようです。



G-Funkですから、プロデューサーは、
この曲でft.もされている、
Warren Gでありまして、
自分たちで老け役を演じて、
過去を懐かしんでいる形の、
ミュージックビデオが楽しいですね。

さて、Warren Gと言えば?の、
気になるネタ使い曲は、
こちらの、Atlantic Starrの、
82年リリースのアルバム
"Brilliance"収録の人気曲
"Let's Get Closer"でありました。



1998年8月8日付けのビルボードHot100
です。

1位は、当時は二人とも、
ティーンエイジャーだった、
あのデュエットソングの名曲です。

<1998年8月8日、何があったか?>

名作小説「鉄仮面」を映画化した、
Leonardo DiCaprio主演の
『仮面の男』が日本公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/43438/
『仮面の男』(映画.com)

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、93年の2曲目です。